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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲

曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。

転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。

その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。

今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。

この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。

曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!

もくじ

転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(61〜80)

ドリームビートWienners

Wienners「ドリームビート」Music Video
ドリームビートWienners

「転調」というは音楽的な用語ですが、この曲の転調から伝わってくるのは「自分たちらしさ」や「前向きな思いから生まれる勢い」という、とても感覚的なもの。

ロックバンドWiennersによる楽曲で、2013年にシングルリリースされました。

サウンドがパッと弾けるような出だし、気持ち良すぎますよね!

そして、スピーディーに転調しつつ進んでいくその音の全てが、曲に込められたメッセージをダイレクトに届けてくれます。

疲れているとき、落ち込んでいるときに聴けば「明日もがんばろう」と思えるはずですよ。

AWAYOKUBA-斬るUVERworld

UVERworldの20作目のシングルで2012年3月28日リリース。

ハードなバンドサウンドの上にサックスやストリングスなどの楽器がふんだんにそして効果的に使われて、とてもドラマティックなアレンジに仕上げられてた1曲です。

そのドラマティックな演出にとても効果的にサビでの転調が使われています。

サビでとてもスムーズな転調が行われているので、一聴するだけではなかなか気づかない方も少なくないかもしれませんが、ご興味のある方は楽曲で使われているコード進行を研究してみてください。

Hello, Again ~昔からある場所~My Little Lover

My Little Lover「Hello, Again 〜昔からある場所〜」
Hello, Again ~昔からある場所~My Little Lover

印象的なサビが魅力的なこちらの曲は、「マイラバ」でおなじみのMy Little Loverが1995年にリリースした『Hello, Again〜昔からある場所〜』です。

JUJUさんがカバーを発表したことでその人気に再度火がつきました。

明るいイントロ、Aメロ、Bメロに対して、シリアスな雰囲気になるサビ。

ここで転調が起きています。

この転調によって、楽曲に大きな動きが加わり、ドラマティックな作品に仕上がっています。

コブクロ

桜 – コブクロ(フル)
桜コブクロ

コブクロの12枚目のシングルとして2005年に発売されました。

フジテレビ系ドラマ『Ns’あおい』主題歌に起用され、ロングヒットを記録しました。

第47回日本レコード大賞では金賞を受賞し、コブクロのシングルでは2番目の売上を記録しました。

桜ソングとして人気の高い曲です。

サビに入る場面での転調が自然で気持ちいいですよね。

Bedroom WarfareONE OK ROCK

ONE OK ROCK: Bedroom Warfare [OFFICIAL VIDEO]
Bedroom WarfareONE OK ROCK

ONE OK ROCKの2017年1月リリースのアルバム『Ambitions』収録曲。

この曲の転調は、いわゆる「並行調」と言われるもので、簡単に説明するなら、ピアノで弾くときの黒鍵の位置は変わらずにマイナーキーからメジャーキーに転調するパターンですね。

この曲の場合、サビの途中からC#mのキーがEメジャーに移行します。

サビを聴いていると突然パッとメロディが明るくなるところがあるので、それでご理解いただけるでしょう。

曲のアレンジやサウンドはワンオクらしいキレキレのもので、転調うんぬんを抜きにしてもとってもかっこいい曲ですね!