転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(81〜90)
You’re My Only Shinin’ Star角松敏生

1988年に角松敏生さんが中山美穂さんに提供した楽曲ですが、今回ここでご紹介するのは、角松さんご自身によるセルフカバーバージョン。
2007年リリースのバラードベストアルバム『Players Presents TOSHIKI KADOMATSU Ballad Collection』に収録されています。
多彩なコーラスワークが楽しめるバラード楽曲に仕上げられていますね。
この楽曲の転調のパターンとしては、間奏後にキーが上がるアレンジが成されています。
その場面チェンジの手法が自然で絶妙なので、ぜひその点に注目して聴いてみてください。
地上の星中島みゆき

シンガーソングライター、中島みゆきさんの通算37作目のシングルで、2000年7月リリース。
NHK総合テレビ系のドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のオープニングテーマとして起用されて大ヒットしました。
当時の大人気番組のオープニングテーマ曲なので、きっとお耳にされたことのある方も多いことでしょう。
この楽曲の転調の使われ方としては、ラストのサビ前でキーが半音上がるパターン。
よく使われる手法ではありますが、曲をドラマティックに演出するのにとても効果的です。
Let It Go〜ありのままで〜松たか子

みなさんご存じ、ディズニーアニメ『アナと雪の女王』の日本語版主題歌ですね。
この曲、あまりにスムーズに流れているので、あまり転調していることに気づかない人も多いかと思いますが、Aメロ頭がFmキー、BメロがE♭メジャーキー、サビがA♭ メジャーキー …と細かな転調と繰り返していて、非常に巧みなコードアレンジがなされています。
比較的近いキーで移動していることも違和感がない理由かもしれないですね。
転調の妙味を感じることのできるおもしろい楽曲ですね。
パプリカFoorin

小中学生のメンバーで構成されたユニット、foorinの楽曲で2018年8月リリース。
作曲、編曲、プロデュースは米津玄師さん。
ご本人が歌った音源もリリースされていますね。
この曲でもメロディの場面チェンジに転調が巧みに使われていて、楽曲を印象深くしていますね。
曲中で使われているコード、転調を交えたコード進行、そしてメロディ作りなど、米津さんの高い作曲、アレンジセンスを感じさせる仕上がりになっています。
I BELIVE華原朋美

華原朋美さんの2枚目のシングルとして1995年に発売されました。
自身が出演した’96ミナミ「JOY OF SPORTS」CFイメージソングに起用され、華原が大ブレイクするきっかけとなった曲です。
大ヒットを記録し、自身初のミリオンセラーを達成しました。
J-POPアーティストの曲にしては珍しく音階が2段階に変化するのが特長の曲です。
Stand By YouOfficial髭男dism

大人気Official髭男dismが2018年にリリースした楽曲『STAND BY YOU』。
巧みなリズムワークで、リスナーを彼らのグルーヴに引き込んでしまいます。
また、ボーカル、藤原さんのクリアな歌声が歯切れよく、スタイリッシュな印象を与えますね。
ブリッジでのハイトーンはとくに必聴です。
そこから大サビへ入りますが、ここで転調が起こります。
半音上がり、楽曲がよりオープンで大規模になりますね。
ガツンと盛り上がりたい時に聴きたくなる1曲です!
転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(91〜100)
鳥の詩Lia

淡々と同じ進行がくり返されているようでその実、かなり高度な転調が登場しているこの曲。
最初はPCゲームとして発売され、その人気ぶりからメディアミックス展開された『AIR』シリーズ。
そのアニメ版主題歌などに起用されたのがこの、Liaさんの歌う『鳥の詩』です。
ストリングスの美しい音色が響くダンスミュージックで、Liaさんの幻想的なボーカルワークが映えた仕上がり。
『AIR』が「泣きゲー」と称されるその理由の一つを生み出している楽曲です。
何度も転調するのに曲全体の一体感が全くそこなわれていないのが、すごいんですよね……。