転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(51〜60)
Start over!櫻坂46

イントロのジャンピングによるライブ性の高さ、櫻坂の強みであるパフォーマンスが色濃く打ち出されたナンバー。
2023年に6枚目のシングルとしてリリースされました。
欅坂時代も含めたグループとのタッグで数々の名曲を届けたナスカによる作曲。
反響の大きさとともにグループの転機とも言えるきっかけになった曲で、クラシカルとロックポップの融合が美しく響くメッセージソングです。
短調を中心に遠い距離を行き来するような転調が目まぐるしい印象を受けます。
ラスサビの上がる箇所は明るい印象となり、メンバーの表情とともにグッと胸を打たれますね……。
再スタートを後押ししてくれるチャレンジングな楽曲です。
SWEET PAINglobe

1990年代後半に大活躍した音楽ユニット、globe。
多くのヒットナンバーを生み出してきた彼女たちですが、なかには隠れた名曲も存在します。
それが、こちらの『SWEET PAIN』。
当時としては珍しい、EDMに似た構成を取った楽曲で、AメロからBメロ、Bメロからサビにかけて転調します。
サビ部分のコードはイントロのコードと同じなので、目まぐるしい展開というよりは、きっちりとした着地点に持っていく転調と言えるでしょう。
非常に自然な聴き心地なので、本作を知らない方は必聴です!
誘惑GLAY

GLAYの13枚目のシングルとして1998年に発売されました。
「TDK ミニディスク XAシリーズ」キャンペーンソングに起用された曲で、ミリオンセラーを達成し、1998年度のオリコン年間シングルランキング1位を獲得しました。
ライブでも頻繁に演奏されるGLAYの代表曲の一つです。
FLASHPerfume

Perfumeの2016年3月リリースのデジタル配信シングル。
この曲の転調は、サビ頭でD♭メジャーからB♭マイナーに並行調移動するパターンですね。
筆者の知る限り、サビでマイナーキーへチェンジする曲はあまり多くないと思うのですが、この曲ではBメロに明るいメロディを使うことで、サビでのマイナーキーへの移行をより際立てる作曲、アレンジが行われています。
切ないサビを強調する手法ですね。
転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(61〜70)
桜コブクロ

コブクロの12枚目のシングルとして2005年に発売されました。
フジテレビ系ドラマ『Ns’あおい』主題歌に起用され、ロングヒットを記録しました。
第47回日本レコード大賞では金賞を受賞し、コブクロのシングルでは2番目の売上を記録しました。
桜ソングとして人気の高い曲です。
サビに入る場面での転調が自然で気持ちいいですよね。
NEXT LEVELYU-KI

TrfのメインボーカルYU-KIさんのソロ2作目のシングルで2006年3月リリース。
テレビ朝日系特撮テレビドラマ『仮面ライダーカブト』オープニングテーマ。
この曲の転調は、サビでFマイナーからDマイナーへ♭3つが付く転調をしていることですね(理論的には長6度上への転調)。
リスナーに転調したことをハッキリと伝えられるわりには違和感も少なく、またコードアレンジする上でもあまり難しさのない転調と言えるでしょう。
ガーネット奥華子

奥華子さんの4枚目のシングルとして2006年に発売されました。
アニメ映画「時をかける少女」の主題歌に起用された曲で、映画のロングラン上映とともにロングセールスを記録しました。
ガーネットの宝石言葉は「友情・友愛」であり、映画のテーマとも同一性があるものになっています。