グランジの永遠。ニルヴァーナ(NIRVANA)の名曲
グランジロックの代名詞、ニルヴァーナの楽曲をご紹介します。
自身の音楽的な成功の裏で苦悩し若くして命を絶ったカート・コバーンのバンドとして、今や世界中のオルタナティブなロックおけるアイコンとなっていますね。
彼が亡くなったのは1994年ですが、今でも多くのアーティストが彼らの楽曲をカバーしています。
そんな彼らの魅力は本当にさまざまありますが、やはりカート・コバーンの歌声が最も大きな魅力ではないでしょうか。
ロックシーンを革新的なまでに塗り替えたニルヴァーナの魅力を、この記事であらためて感じてみてください。
グランジの永遠。ニルヴァーナ(NIRVANA)の名曲(1〜10)
NevermindNirvana

ニルヴァーナは、アメリカのグランジロックを代表するバンドです。
1991年にリリースされた2ndアルバム『Nevermind』は、音楽史に残る傑作として知られています。
「Smells Like Teen Spirit」を筆頭に、数々のヒット曲を収録し、世界中で3000万枚以上を売り上げました。
カート・コバーンさんの魂のこもった歌声と、パンクとポップを融合させた革新的なサウンドは、多くの人々の心を揺さぶりました。
グラミー賞にもノミネートされ、批評家からも高く評価されています。
音楽の深さを感じたい方、90年代の音楽シーンを知りたい方にぜひおすすめです。
Lounge ActNirvana

2ndアルバム「Nevermind」の9曲目。
カクテルバーにいるバンドが演奏しそうな曲だから、という理由でタイトルは付けられました。
出だしのベースソロから静かに語るように、そして曲が進むにつれて歌声は大きくなって、最後はシャウトで終わる。
ボレロのような曲展開がおもしろい曲です。
LOVE BUZZNirvana

ニルヴァーナは好んで他のバンドやアーティストのカバー曲を取り上げる傾向にありましたが、この楽曲もその1つです。
オリジナルは60年代から70年代にかけて活躍したオランダ出身のバンド、ショッキング・ブルーの曲で、ニルヴァーナのバージョンはインディーズ時代のデビューシングル曲としてリリースされています。
サイケデリックな原曲と比べると、ニルヴァーナはテンポも上げてパンキッシュにカバーしていますね。
ベースから始まる軽やかなリフ、ノイジーなギター、特徴的なメロディ、全てにおいてニルヴァーナの色に染め上げていますので、この曲をニルヴァーナのオリジナル曲だと思っている方も多いかもしれませんね。
グランジの永遠。ニルヴァーナ(NIRVANA)の名曲(11〜20)
Rape MeNirvana

Kurt Cobainが、女性を支持し、女性に対する暴力に対して強いメッセージを書いた曲。
同時に「バニティフェア」やMTVといった、”メディアによるレイプ”についても歌われていると考えられています。
1993年にシングル・リリースされた曲です。
The Man Who Sold The WorldNirvana

ライブアルバム「MTV Unplugged in New York」の4曲目。
David Bowieのカバー。
実に見事に原曲の雰囲気や空気感をうまくカバーして歌っています。
続けて聴いてみても本当に違和感を感じないレベルです。
ちなみにKurtはライブでは途中歌詞をアドリブで変えて歌っています。
About A GirlNirvana

Kurt Cobainが、当時一緒に住んでいたガールフレンドのTracy Maranderのために書いた曲。
彼女はそのことを知りませんでした。
当時のニルヴァーナのドラマーだったチャド・チャニングが、Kurtのソングライティング能力に本当に感銘を受けた曲の一つと言われています。
BreedNirvana

1989年、バンドがSup PopレーベルのTADと一緒にヨーロッパをツアーしたときに制作された、ニルヴァーナの初期の曲。
催眠的で聴く人を恍惚状態にする、原始的なロックンロールの曲と言われています。
Kurt Cobainが、自身の作曲の才能をより深く探求し始めたときに書かれた曲です。