【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選
ピアノは指先や腕などの繊細な運動能力を巧みに使いながら、楽譜に書いてある指示とともに作曲家の意図を読み取り、ピアニスト自らの感性も表現しつつ非常に多くの音符を一人で奏でる楽器です。
美しく繊細な表現や熱情的でまるで打楽器のように鍵盤を弾くような曲も多く存在します。
今回は数あるピアノ作品の中から上級者、プロでも難しいと言われる作品をセレクトし紹介します。
一般的に難しいと言われている有名な作品から、演奏映えはしないけれど非常に難しいマイナーな作品までをピックアップしました。
ぜひチェックしてみてください!
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【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(1〜10)
ピアノソナタ ロ短調 S.178Franz Liszt

1849年から1853年にかけて作曲され、ピアノ音楽の金字塔として知られる名作です。
従来のソナタ形式を革新し、単一楽章でありながら伝統的な4楽章構成を内包する斬新な構造が特徴です。
冒頭の静かな下降音型から力強いオクターブ、荘厳な旋律まで、音楽的なコントラストに富んでいます。
緻密な構造と深い表現力を持つ本作は、クラウディオ・アラウやマルタ・アルゲリッチなど、多くの名手たちによって演奏されてきました。
壮大な音楽建築のような構造と高度な技巧を要する演奏は、ピアノの表現力を極限まで追求したい方におすすめです。
1857年、ベルリンでハンス・フォン・ビューローによって初演された際は評価が分かれましたが、現代では重要な作品として認識されています。
ピアノソナタ第17番「テンペスト」第3楽章Op.31-2Ludwig van Beethoven

正確にはベートベン作曲のピアノソナタ第17番「テンペスト」第3楽章Op.31-2です。
このソナタクラスの曲は全てが難易度はとても高くなっており、冒頭はベートーベンの同作「エリーゼのために」を思わせるような美しいフレーズが続きます。
次第に変奏するように熱情的なパッセージが続き、力強いメロディを奏でていきます。
慣れたピアニストであれば容易く弾けるように見えますが、16分音符が追いかけるように続きテンポキープや右手と左手のアルペジオの繋ぎなど意識しないと一気に楽曲の魅力を損なう演奏になりかねない曲です。
この曲が作られた頃にベートベンは難聴に悩まされ遺書を書いています。
同じモチーフが全曲通して続くのはベートーベンらしいですね。
イソップの饗宴 作品39-12Charles Valentin Alkan

主題と25の変奏で構成される壮大な変奏曲は、まるでさまざまな動物たちが楽器を通して語りかけてくるような神秘的な作品です。
1857年当時に公開されたこの作品は、ピアノを芸術の極みまで高めた究極の表現と言えるでしょう。
オクターブの連打や急速なスケール、複雑なリズムなど、ピアノが持つあらゆる可能性に挑戦しています。
本作の魅力は、ユーモラスな表情から荘厳な曲調まで、25の変奏が織りなす豊かな音楽世界にあります。
ピアノコンクールでも取り上げられる名曲で、演奏技術の向上を目指す熱心なピアニストや、ロマン派音楽の奥深さに触れたい音楽愛好家におすすめです。
【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(11〜20)
ポロネーズ第3番 「英雄ポロネーズ」イ長調 作品40-1Frederic Chopin

ピアノの詩人フレデリック・ショパンのポロネーズといえば真っ先に挙がってくるのがこの英雄ポロネーズである。
長い前奏の後にまるで英雄の到着を告げるかのような壮大で煌びやかな待ち構えているこの曲は、クラシック音楽は好きでない方でも一度は耳にしたことがあるでしょう。
聴いての通りその演奏には高度な技術と表現力が求められ、まさに英雄さながらである。
ショパンの中でも有名曲ですが難易度は高い曲としても知られています。
さまざまなピアニストが挑戦しますが、ピアノ一台でオーケストラ並みの迫力がある演奏を続けるパフォーマンスはなかなか難しいものがあります。
メロディが有名なほどミスをしたときの失敗も大きく目立ってしまいます。
最後までかっこよく弾き通したい曲ですね。
超絶技巧練習曲 S.139 第5曲「鬼火」Franz Liszt

世界でも圧倒的に難しいピアノ曲として知られている作品『鬼火』。
偉大な作曲家、フランツ・リストが作曲した悪魔のような作品です。
この作品の難しさはなんといっても、圧倒的な音数の多さにあります。
とにかく速弾きが多く、鍵盤の飛びも激しいため、上級者でなければ弾くことすらかないません。
表現力よりも、テクニックや持久力などの基礎的な部分が求められるタイプの作品といえるでしょう。
テクニックの限界に挑みたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!
喜びの島Claude Debussy

フランスの印象派音楽の作曲家クロード・ドビュッシーを代表するピアノ曲である喜びの島は、煌びやかなトリルと装飾音が印象的、かつ幻想的な曲である。
その演奏には高い技術力が求められることはもちろんの事、官能的かつ情緒的な表現力が試される難曲中の難曲でもある。
冒頭は一見するときれいなピアノ曲ですが、後半になるにつれて技巧なところが増えていきます。
また、ただ強く弾くだけではなく、印象派ということで奏でる一音すべてに風景のようなイメージを持った弾き方が要求され、現実的というよりも夢の中で何かが落ちる、常に夢の中のようなニュアンスが出るように弾くことが難しく、ピアニストの感性が問われるドビュッシーの名曲です。
超絶技巧練習曲 S.139 第4番「マゼッパ」Franz Liszt

クラシック音楽史に燦然と輝く巨匠、フランツ・リストの代表作の一つがこの曲です。
若き日の15歳のときに生み出され、後に改訂を重ねて完成した本作。
ヴィクトル・ユーゴーの叙事詩に触発された壮大な物語を、超絶技巧を駆使して描き出しています。
鐘の音や馬の足音を模した音型、3段譜による複雑な構成など、技術的にも音楽的にも非常に難易度の高い作品となっています。
7分30秒ほどの演奏時間の中に、マゼッパの壮絶な冒険が凝縮されており、ピアノの技巧を極めたい方はもちろん、音楽で物語を表現する妙を味わいたい方にもオススメの1曲です。



