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【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選

ピアノは指先や腕などの繊細な運動能力を巧みに使いながら、楽譜に書いてある指示とともに作曲家の意図を読み取り、ピアニスト自らの感性も表現しつつ非常に多くの音符を一人で奏でる楽器です。

美しく繊細な表現や熱情的でまるで打楽器のように鍵盤を弾くような曲も多く存在します。

今回は数あるピアノ作品の中から上級者、プロでも難しいと言われる作品をセレクトし紹介します。

一般的に難しいと言われている有名な作品から、演奏映えはしないけれど非常に難しいマイナーな作品までをピックアップしました。

ぜひチェックしてみてください!

【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(21〜30)

ピアノソナタ第23番 ヘ短調 作品57 熱情Ludwig van Beethoven

【CD75】 ベートーヴェン 「熱情」 第3楽章 / タカヒロ・ホシノ 干野宜大 Beethoven : Sonata Appassionata 3rd – Takahiro Hoshino 【HD】
ピアノソナタ第23番 ヘ短調 作品57 熱情Ludwig van Beethoven

ピアノソナタ第23番ヘ短調『熱情』第三楽章。

激しく、どこまでも情熱的な曲は、ドイツの楽聖ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作品です。

聴力を失っていくベートーヴェンの苦しみや悲しみが聴こえてきそうな曲です。

タイトル『熱情』にふさわしい、熱く素晴らしい旋律が魅力の名曲です。

弾くには難易度が高いですが、上級者にはぜひチャレンジしてほしい曲です。

上級者となるとある程度の楽譜はさらさら弾けるようになっていくと思いますが、ピアノソナタやコンチェルトクラスになっていくとプロのピアニストでも毎日練習しても弾けるようにならないくらい難易度が跳ね上がります。

このクラスになるとピアニスト同士でも弾けることがすごいという言葉が出てきます。

死の舞踏 S.555 R.240Saint-Saëns=Liszt

Alexandre Kantorow : Saint-Saëns, Danse macabre op.40
死の舞踏 S.555 R.240Saint-Saëns=Liszt

フランスの作曲家サン=サーンスの代表作である交響詩を、フランツ・リストがピアノ独奏用に編曲した作品。

原曲は、死神の奏でるヴァイオリンに合わせて骸骨が不気味なワルツを踊る様子を描いています。

1876年に編曲され、オーケストラで表現されていた非現実的な世界を彩る音が、ピアノ版でも忠実に再現されています。

骨がこすれる音や、骸骨がガチャガチャ骨をぶつけながら踊る音、雄鶏が夜明けを告げる音……。

物語をイメージしながら、高度な技術を駆使して演奏に挑戦してみてはいかがでしょうか?

60の大練習曲 第24番 「ブラヴーラ(勇壮に)」Jean-Amédée Méreaux

華麗で力強いピアノ演奏の極致を追求した作品です。

アルバム『60の大練習曲』からの一曲で、勇壮な演奏を要求する大作として知られています。

1855年に出版されたこの楽曲は、アレグロ・マエストーソのテンポで紡がれ、両手が同時に交差するパッセージや、急速な音階、広い跳躍など、演奏者に高度な技巧を要求します。

本作は、パリ音楽院でも教材として採用され、その芸術的価値は当時の音楽評論家アントワーヌ・マルモンテルから「クレメンティの『グラドゥス・アド・パルナッスム』に並ぶ重要性を持つ」と高く評価されました。

高い技術力を持つピアニストの方や、ピアノ演奏の新たな挑戦を求める方におすすめの一曲です。

ペトルーシュカからの3楽章Igor Stravinsky

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの三楽章(Stravinsky / Three movements from Petrouchka)
ペトルーシュカからの3楽章Igor Stravinsky

原始主義、新古典主義、セリー主義を中心とした音楽性でいくつもの名作を残してきたロシアの偉大な作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキー。

こちらの『ペトルーシュカからの3楽章』はストラヴィンスキーを代表するピアノ曲の一つです。

偉大なピアニストであるアルトゥール・ルビンシュタインが「今までにないほどの難しい楽曲を作ってくれ」とお願いしたことがきっかけで作られたそうで、高度な演奏技巧を必要とします。

指の俊敏性、持久力、鍵盤の飛び、表現、すべてにおいて難しい作品といえるでしょう。

8つの演奏会用練習曲 作品40 第8曲:終曲Nikolay Kapustin

クラシックとジャズを見事に融合させたピアノ曲で、1984年に作曲された傑作です。

スウィングのリズムとクラシックの構造が織りなすアップテンポな楽曲は圧倒的な技巧性を持ち合わせています。

プレストで奏でられる爆発的なパッセージ、そこに巧みに組み込まれた複雑なジャズのハーモニーが絶妙なバランスで重なります。

まるで弾いているのが1人とは思えないほどの多彩な音色と緻密な表現力、そして決めの細かい指先のコントロールが必要な本作は、ヴィルトゥオーゾのピアニストでも唸る難易度を持っています。

ニコライ・カプースチンの音楽性が余すところなく詰まった、まさにピアノの極みともいえる一曲です。

高度な技術を持つピアノ愛好家や、伝統的な形式を大切にしながらも斬新な表現を求める音楽家にぜひおすすめしたい作品です。

トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が1858年に作曲した名作『トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214』。

軽快で威勢が良い曲調が特徴で、日本では小学校の運動会などでよく使用されていますね。

複合的な技術が登場するタイプの作品ではないものの、パッセージの速さは間違いなく上級クラスです。

マイナーな作品ですが、演奏効果も高いので、発表会やコンクールの課題曲としても十分に使えると思います。

ぜひチェックしてみてください。

練習曲「鉄道」Op.27bCharles Valentin Alkan

フランスのロマン派を代表する作曲家の1人、シャルル=ヴァランタン・アルカン。

こちらの『練習曲「鉄道」Op.27b』はアルカンの作品のなかでも、特に難しいと言われている楽曲です。

そんなこの作品のポイントは、なんといっても緩急。

冒頭からいきなり、蒸気機関車をイメージした急速のパッセージが登場します。

16分音符ということもあり、とにかく右手が忙しい作品で、相当な指の速さが求められます。

シンプルに演奏難易度が高い作品なので、指の動きに自信のある方はぜひチェックしてみてください。