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【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選

ピアノは指先や腕などの繊細な運動能力を巧みに使いながら、楽譜に書いてある指示とともに作曲家の意図を読み取り、ピアニスト自らの感性も表現しつつ非常に多くの音符を一人で奏でる楽器です。

美しく繊細な表現や熱情的でまるで打楽器のように鍵盤を弾くような曲も多く存在します。

今回は数あるピアノ作品の中から上級者、プロでも難しいと言われる作品をセレクトし紹介します。

一般的に難しいと言われている有名な作品から、演奏映えはしないけれど非常に難しいマイナーな作品までをピックアップしました。

ぜひチェックしてみてください!

【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(21〜30)

夜のガスパール 第3曲『スカルボ』Maurice Ravel

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 – Ravel Scarbo ラヴェル スカルボ
夜のガスパール 第3曲『スカルボ』Maurice Ravel

偉大なフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルの名作『夜のガスパール』は、3篇の詩をテーマにして作曲された非常に美しい作品。

この曲の難しさは、やはり表現にあると思います。

もちろん技巧的にも難易度は高く、とくに第3曲『スカルボ』は、ラヴェルが「バラキレフの『イスラメイ』を越えるほどの演奏技巧が必要」と言ったほど。

しかしそれだけでなく、ただ弾いただけではちゃんとした音楽にはならないため、しっかりと楽曲の真意を理解したうえで演奏する必要があります。

高い表現力を維持しながら弾くには、非常に難易度の高い楽曲といえるでしょう。

演奏者による特徴が出やすい作品でもあるので、ぜひ聴き比べてみてください。

ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品16Sergei Prokofiev

ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 / プロコフィエフ
ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品16Sergei Prokofiev

20世紀を代表するロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフ。

型破りな音楽性を発揮した作品から形式にそった王道の作品まで作る作曲センスと、高いピアノの実力をほこる作曲家です。

そんなセルゲイ・プロコフィエフの作品でも圧倒的な難易度で知られている曲が、こちらの『ピアノ協奏曲 第2番 ト短調』。

異常に激しい跳躍と持久力が求められる作品で、プロでも相当な練習量を積まないと簡単には弾けないと言われています。

【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(31〜40)

練習曲 Op.25-6Frederic Chopin

【三度のエチュード】横山幸雄 ショパン:エチュードOp.25-6 真上からのカメラアングル
練習曲 Op.25-6Frederic Chopin

いくつもの美しい名曲を作り上げてきたフランスの偉大な作曲家、フレデリック・ショパン。

実は難曲を多く生み出してきた作曲家としても知られており、なかでもこちらの『12の練習曲 Op.25-6』は屈指の難易度をほこる作品です。

そんなこの作品の難しいポイントは、なんといっても右手3度和音のトリルと3度和音の半音階にあるでしょう。

ただでさえ難しい3度ですが、この作品では加えてドラマティックなメロディを左手で奏でなければなりません。

相当な難易度をほこりますが、どの作品を弾くうえでも必須の技術である指の独立を鍛えられるため、練習してみることをオススメします!

ピアノソナタ第29番 変ロ長調 作品106「ハンマークラヴィーア」Ludwig van Beethoven

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 作品106 《ハンマークラヴィーア》ケンプ 64 Beethoven Piano Sonata No.29 “Hammerklavier”
ピアノソナタ第29番 変ロ長調 作品106「ハンマークラヴィーア」Ludwig van Beethoven

音楽史に燦然と輝く巨匠、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼が聴力を失いつつある頃に生み出した傑作、「ハンマークラヴィーア」は、壮大さと技術的な難易度から「ピアノソナタのエベレスト」とも称される作品です。

第1楽章の力強い開始から、悲哀に満ちた第3楽章、そして複雑なフーガで締めくくる第4楽章まで、まさに音楽の頂点を極めた作品。

技術的な難しさだけでなく深い感情表現も求められる、ピアニストにとって究極の挑戦となる1曲です。

壮大な規模と革新的な音楽表現は、聴く者も圧倒します。

自動演奏ピアノのための習作 第7番Conlon Nancarrow

こちらの『自動演奏ピアノのための習作 第7番』は、メキシコの現代音楽の作曲家、コンロン・ナンカロウによって作曲された作品です。

非常にマイナーなので、はじめて耳にするという方も多いのではないでしょうか。

当初は徐々にスピードを上げてまくし立てるような演奏に留まっていましたが、時間をかけて、より難しい演奏にアレンジされていきました。

そんなこの作品の最も難しい部分はリズムにあるでしょう。

この作品は人間には演奏が不可能と言われるほど、リズムが細分化されています。

なので自動演奏というわけなんですね。

ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30Sergei Rachmaninov

Yunchan Lim 임윤찬 – RACHMANINOV Piano Concerto No. 3 in D Minor, op. 30
ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30Sergei Rachmaninov

ラフマニノフが1909年に作曲したピアノ協奏曲第3番は、演奏者に課せられる技術的難易度と音楽的要求の高さで知られています。

演奏時間は約40分。

協奏曲でありながらほとんどピアノは演奏しており、音数の多さからかなりの持久力も必要な作品です。

しかし難しいだけでなく、数あるピアノ協奏曲のなかでも高い人気をほこる名曲。

第1楽章に登場するカデンツァでは二つのパターンがあり難易度の違いはありませんが、とくに「大カデンツァ」と呼ばれているほうは、他の協奏曲に出てくるカデンツァのなかで最も壮大で情熱的だと感じます。

演奏者によるカデンツァの違いを聴き比べるのもこの曲の醍醐味かもしれません。

一つのテーマがさまざまな形に展開される第1楽章、切ない序奏から明るさを増す第2楽章、ロシア民謡風の活気がある第3楽章、それぞれラフマニノフらしい美しさと重厚な響き、壮大な構成を感じられる傑作です。

スペイン狂詩曲 作品254Franz Liszt

2020ピティナ特級二次 三上 結衣/リスト:スペイン狂詩曲 S.254
スペイン狂詩曲 作品254Franz Liszt

悪魔的に難しい楽曲を作ることで知られている偉大な作曲家、フランツ・リスト。

『ラ・カンパネラ』や『マゼッパ』といった難易度の高い作品を知っている方は多いと思います。

そんなフランツ・リストの作品でも、マイナーな高難易度の作品が、こちらの『スペイン狂詩曲』。

指の素早い動きや持久力が求められるのはもちろんのこと、全ての部で激しい跳躍も登場します。

それでいて軽やかに演奏しなければならないため、リストの作品でもトップクラスに難しい楽曲といえるでしょう。