【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選
ピアノは指先や腕などの繊細な運動能力を巧みに使いながら、楽譜に書いてある指示とともに作曲家の意図を読み取り、ピアニスト自らの感性も表現しつつ非常に多くの音符を一人で奏でる楽器です。
美しく繊細な表現や熱情的でまるで打楽器のように鍵盤を弾くような曲も多く存在します。
今回は数あるピアノ作品の中から上級者、プロでも難しいと言われる作品をセレクトし紹介します。
一般的に難しいと言われている有名な作品から、演奏映えはしないけれど非常に難しいマイナーな作品までをピックアップしました。
ぜひチェックしてみてください!
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【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(21〜30)
幻想曲 ハ長調 作品15 D 760「さすらい人幻想曲」Franz Schubert

フランツ・シューベルトの『幻想曲 ハ長調 作品15 D760』は、4楽章構成の高度なピアノ曲です。
シューベルト本人も上手く弾けず「こんな曲は悪魔にでも弾かせてしまえ」と言ったという逸話もあるそうで、とくに第4楽章の左手のアルペジオが演奏者を悩ませます。
しかし技巧だけでなく、深い音楽性も求められる作品。
シューベルトの情熱と技術が見事に融合した本作は、ピアノ演奏の真髄を体感したい方にもぴったりです。
フランツ・リストによる編曲版も存在するので、聴き比べてみるのもオススメです。
トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世が1858年に作曲した名作『トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214』。
軽快で威勢が良い曲調が特徴で、日本では小学校の運動会などでよく使用されていますね。
複合的な技術が登場するタイプの作品ではないものの、パッセージの速さは間違いなく上級クラスです。
マイナーな作品ですが、演奏効果も高いので、発表会やコンクールの課題曲としても十分に使えると思います。
ぜひチェックしてみてください。
ピアノソナタ第23番 ヘ短調 作品57 熱情Ludwig van Beethoven

ピアノソナタ第23番ヘ短調『熱情』第三楽章。
激しく、どこまでも情熱的な曲は、ドイツの楽聖ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作品です。
聴力を失っていくベートーヴェンの苦しみや悲しみが聴こえてきそうな曲です。
タイトル『熱情』にふさわしい、熱く素晴らしい旋律が魅力の名曲です。
弾くには難易度が高いですが、上級者にはぜひチャレンジしてほしい曲です。
上級者となるとある程度の楽譜はさらさら弾けるようになっていくと思いますが、ピアノソナタやコンチェルトクラスになっていくとプロのピアニストでも毎日練習しても弾けるようにならないくらい難易度が跳ね上がります。
このクラスになるとピアニスト同士でも弾けることがすごいという言葉が出てきます。
練習曲「鉄道」Op.27bCharles Valentin Alkan
フランスのロマン派を代表する作曲家の1人、シャルル=ヴァランタン・アルカン。
こちらの『練習曲「鉄道」Op.27b』はアルカンの作品のなかでも、特に難しいと言われている楽曲です。
そんなこの作品のポイントは、なんといっても緩急。
冒頭からいきなり、蒸気機関車をイメージした急速のパッセージが登場します。
16分音符ということもあり、とにかく右手が忙しい作品で、相当な指の速さが求められます。
シンプルに演奏難易度が高い作品なので、指の動きに自信のある方はぜひチェックしてみてください。
死の舞踏 S.555 R.240Saint-Saëns=Liszt

フランスの作曲家サン=サーンスの代表作である交響詩を、フランツ・リストがピアノ独奏用に編曲した作品。
原曲は、死神の奏でるヴァイオリンに合わせて骸骨が不気味なワルツを踊る様子を描いています。
1876年に編曲され、オーケストラで表現されていた非現実的な世界を彩る音が、ピアノ版でも忠実に再現されています。
骨がこすれる音や、骸骨がガチャガチャ骨をぶつけながら踊る音、雄鶏が夜明けを告げる音……。
物語をイメージしながら、高度な技術を駆使して演奏に挑戦してみてはいかがでしょうか?
エチュード「音の絵」作品39Sergei Rachmaninov

ロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフが故国を離れる直前に手掛けた作品の一つが、9曲から成るピアノ曲集。
1916年から1917年にかけて作曲され、通常のエチュードとは異なり、情景や物語を描く「音の絵」として構想されています。
作品33と作品39の2巻あるのですが、こちらで紹介している作品39のほうがテクニックや音楽的に演奏するのが難しいと言われています。
各曲には特有の情緒と技術的挑戦が含まれていますが、そのなかでもさらに難易度が高いと言われている作品は、1、3、5、6、9曲目。
練習曲として難しいだけでなく、「音の絵」とあるように曲の背景に絵画を連想させられるのも魅力的です。
ピアノ独奏による協奏曲Charles Valentin Alkan

フランスを代表するロマン派音楽の作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカン。
こちらの『ピアノ独奏による協奏曲』はそんな彼の代表的な作品の一つです。
日本では『ピアノ独奏のための協奏曲』と訳されることもありますね。
そんなこの作品の難しさは、なんといっても持久力。
第1楽章だけでも72ページ、演奏時間は29分にも達するほどの長さで、とにかく演奏者の体力面の負担が高い作品です。
聴いている方も疲れるほどの曲ですが、一度聴いてみる価値は大いにあるでしょう。
8つの演奏会用練習曲 作品40 第3曲:トッカティーナNikolay Kapustin

クラシックとジャズが見事に融合した練習曲の集大成から選ばれた傑作です。
1984年に作曲され、ラテン音楽のリズムとガーシュウィンの影響を感じさせるシンコペーション、そしてスクラビンのような情熱的な旋律が見事に調和しています。
本作は、音域を大胆に飛び越える反復音と複雑なリズムパターンが特徴的で、ジャズ、ブルース、ラグタイムなどさまざまなスタイルが織り込まれています。
演奏には高い技術力が求められ、クラシックの形式美を重んじながらも、ジャズのような自由な表現力を持ち合わせたピアニストにぴったりの作品といえます。
練習曲 Op.25-6Frederic Chopin

いくつもの美しい名曲を作り上げてきたフランスの偉大な作曲家、フレデリック・ショパン。
実は難曲を多く生み出してきた作曲家としても知られており、なかでもこちらの『12の練習曲 Op.25-6』は屈指の難易度をほこる作品です。
そんなこの作品の難しいポイントは、なんといっても右手3度和音のトリルと3度和音の半音階にあるでしょう。
ただでさえ難しい3度ですが、この作品では加えてドラマティックなメロディを左手で奏でなければなりません。
相当な難易度をほこりますが、どの作品を弾くうえでも必須の技術である指の独立を鍛えられるため、練習してみることをオススメします!
夜のガスパール 第3曲『スカルボ』Maurice Ravel

偉大なフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルの名作『夜のガスパール』は、3篇の詩をテーマにして作曲された非常に美しい作品。
この曲の難しさは、やはり表現にあると思います。
もちろん技巧的にも難易度は高く、とくに第3曲『スカルボ』は、ラヴェルが「バラキレフの『イスラメイ』を越えるほどの演奏技巧が必要」と言ったほど。
しかしそれだけでなく、ただ弾いただけではちゃんとした音楽にはならないため、しっかりと楽曲の真意を理解したうえで演奏する必要があります。
高い表現力を維持しながら弾くには、非常に難易度の高い楽曲といえるでしょう。
演奏者による特徴が出やすい作品でもあるので、ぜひ聴き比べてみてください。




