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【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選

ピアノは指先や腕などの繊細な運動能力を巧みに使いながら、楽譜に書いてある指示とともに作曲家の意図を読み取り、ピアニスト自らの感性も表現しつつ非常に多くの音符を一人で奏でる楽器です。

美しく繊細な表現や熱情的でまるで打楽器のように鍵盤を弾くような曲も多く存在します。

今回は数あるピアノ作品の中から上級者、プロでも難しいと言われる作品をセレクトし紹介します。

一般的に難しいと言われている有名な作品から、演奏映えはしないけれど非常に難しいマイナーな作品までをピックアップしました。

ぜひチェックしてみてください!

【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(21〜30)

夜のガスパール 第3曲『スカルボ』Maurice Ravel

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 – Ravel Scarbo ラヴェル スカルボ
夜のガスパール 第3曲『スカルボ』Maurice Ravel

偉大なフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルの名作『夜のガスパール』は、3篇の詩をテーマにして作曲された非常に美しい作品。

この曲の難しさは、やはり表現にあると思います。

もちろん技巧的にも難易度は高く、とくに第3曲『スカルボ』は、ラヴェルが「バラキレフの『イスラメイ』を越えるほどの演奏技巧が必要」と言ったほど。

しかしそれだけでなく、ただ弾いただけではちゃんとした音楽にはならないため、しっかりと楽曲の真意を理解したうえで演奏する必要があります。

高い表現力を維持しながら弾くには、非常に難易度の高い楽曲といえるでしょう。

演奏者による特徴が出やすい作品でもあるので、ぜひ聴き比べてみてください。

自動演奏ピアノのための習作 第7番Conlon Nancarrow

こちらの『自動演奏ピアノのための習作 第7番』は、メキシコの現代音楽の作曲家、コンロン・ナンカロウによって作曲された作品です。

非常にマイナーなので、はじめて耳にするという方も多いのではないでしょうか。

当初は徐々にスピードを上げてまくし立てるような演奏に留まっていましたが、時間をかけて、より難しい演奏にアレンジされていきました。

そんなこの作品の最も難しい部分はリズムにあるでしょう。

この作品は人間には演奏が不可能と言われるほど、リズムが細分化されています。

なので自動演奏というわけなんですね。

【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(31〜40)

スペイン狂詩曲 作品254Franz Liszt

2020ピティナ特級二次 三上 結衣/リスト:スペイン狂詩曲 S.254
スペイン狂詩曲 作品254Franz Liszt

悪魔的に難しい楽曲を作ることで知られている偉大な作曲家、フランツ・リスト。

『ラ・カンパネラ』や『マゼッパ』といった難易度の高い作品を知っている方は多いと思います。

そんなフランツ・リストの作品でも、マイナーな高難易度の作品が、こちらの『スペイン狂詩曲』。

指の素早い動きや持久力が求められるのはもちろんのこと、全ての部で激しい跳躍も登場します。

それでいて軽やかに演奏しなければならないため、リストの作品でもトップクラスに難しい楽曲といえるでしょう。

60の大練習曲 第24番 「ブラヴーラ(勇壮に)」Jean-Amédée Méreaux

華麗で力強いピアノ演奏の極致を追求した作品です。

アルバム『60の大練習曲』からの一曲で、勇壮な演奏を要求する大作として知られています。

1855年に出版されたこの楽曲は、アレグロ・マエストーソのテンポで紡がれ、両手が同時に交差するパッセージや、急速な音階、広い跳躍など、演奏者に高度な技巧を要求します。

本作は、パリ音楽院でも教材として採用され、その芸術的価値は当時の音楽評論家アントワーヌ・マルモンテルから「クレメンティの『グラドゥス・アド・パルナッスム』に並ぶ重要性を持つ」と高く評価されました。

高い技術力を持つピアニストの方や、ピアノ演奏の新たな挑戦を求める方におすすめの一曲です。

全ての短調による12の練習曲 Op.39 第3曲「悪魔的スケルツォ」Charles Valentin Alkan

アルカン, シャルル=ヴァランタン: 全て短調による12の練習曲,Op.39 3. ト短調 悪魔的スケルツォ;出来る限り速く Pf.ヴィンチェンツォ・マルテンポ:Maltempo,Vincenzo
全ての短調による12の練習曲 Op.39 第3曲「悪魔的スケルツォ」Charles Valentin Alkan

フランスを代表するロマン派の作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカン。

彼の作品の中でもとくに難曲として知られているのが、こちらの『全ての短調による12の練習曲 Op.39 第3曲「悪魔的スケルツォ」』。

ナポリの六度に由来する半音関係は曲中を通してあらゆるところで散見され、場所によっては急速なアルペジオを要求されるので、相当なレベルの技術力が求められます。

まさに悪魔的な難易度と言える楽曲。

ぜひチェックしてみてください。

ピアノソナタ第5番Alexander Scriabin

2012ピティナ特級グランプリ/菅原望 スクリャービン: ピアノソナタ第5番
ピアノソナタ第5番Alexander Scriabin

近代音楽に多大な影響をもたらしたロシアの偉大な作曲家、アレクサンドル・スクリャービン。

大きな手を持っており、彼の左手のタッチは「左手のコサック」と称されていました。

作曲に関してもその高い演奏技術と身体的なアドバンテージを武器に、非常に難易度の高い楽曲を作り出しています。

その中でもこちらの『ピアノソナタ第5番』は、圧倒的な難易度をほこります。

変則的なリズムと第1主題の跳躍が異常なほどすさまじい超上級者向けの作品です。

練習曲 Op.25-6Frederic Chopin

【三度のエチュード】横山幸雄 ショパン:エチュードOp.25-6 真上からのカメラアングル
練習曲 Op.25-6Frederic Chopin

いくつもの美しい名曲を作り上げてきたフランスの偉大な作曲家、フレデリック・ショパン。

実は難曲を多く生み出してきた作曲家としても知られており、なかでもこちらの『12の練習曲 Op.25-6』は屈指の難易度をほこる作品です。

そんなこの作品の難しいポイントは、なんといっても右手3度和音のトリルと3度和音の半音階にあるでしょう。

ただでさえ難しい3度ですが、この作品では加えてドラマティックなメロディを左手で奏でなければなりません。

相当な難易度をほこりますが、どの作品を弾くうえでも必須の技術である指の独立を鍛えられるため、練習してみることをオススメします!