ピアノは指先や腕などの繊細な運動能力を巧みに使いながら、楽譜に書いてある指示とともに作曲家の意図を読み取り、ピアニスト自らの感性も表現しつつ非常に多くの音符を一人で奏でる楽器です。
美しく繊細な表現や熱情的でまるで打楽器のように鍵盤を弾くような曲も多く存在します。
今回は数あるピアノ作品の中から上級者、プロでも難しいと言われる作品をセレクトし紹介します。
一般的に難しいと言われている有名な作品から、演奏映えはしないけれど非常に難しいマイナーな作品までをピックアップしました。
ぜひチェックしてみてください!
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【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(1〜10)
東洋風幻想曲「イスラメイ」Mily Balakirev

ロシアを代表する偉大な作曲家たち、通称「ロシアの5人組」のまとめ役として知られている作曲家、ミリイ・バラキレフ。
まとめ役としての功績は大いに称えられているものの、バラキレフが作曲した作品の多くは現在では消えてしまっています。
そんなバラキレフの数少ない作品の一つが、こちらの『東洋幻想曲「イスラメイ」』。
いくつものピアノ曲のなかで、史上最も演奏が難しい作品といわれているほど、全ての要素で圧倒的な難易度をほこる作品です。
パガニーニ大練習曲 S.141 第3曲 「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

難しいピアノ曲と聴いて、多くの方はこちらの『ラ・カンパネラ』をイメージするのではないでしょうか?
この作品は、超絶技巧を要する数々のピアノ作品を残したことで有名な偉大な作曲家、フランツ・リストによって作られました。
その難易度は非常に高く、しっかりとしたレベルで演奏するとなると、上級者でも難しいでしょう。
特に指数の多さと鍵盤の飛び方に関してはすさまじく、おまけに高い表現力も求められます。
この作品をうまく演奏できれば、胸をはって自分はうまいピアニストだと言っても問題ないでしょう。
English Country TunesMichael Finnissy

8つの楽章からなるこの大作は、イギリスの民謡をモチーフにしながらも、複雑で斬新なアレンジで生まれ変わった現代ピアノ音楽の傑作です。
1977年に作曲された本作は、リストを彷彿とさせる圧倒的な音域の広がりと、瞑想的なメロディから爆発的なパッセージまでを織り交ぜた約53分に及ぶ壮大な音の世界を展開します。
鐘のように響き渡る音色と激しい打鍵が交錯する中で、ポリフォニックな旋律が重なり合い、まるで音楽という宇宙を探検するような体験ができます。
マイケル・フィニッシーの作品の中でも、技巧的な難しさと芸術的な深みを兼ね備えた本作は、挑戦を求めるピアニストや、新しい音楽表現の可能性を探求したい方にぴったりの曲といえるでしょう。
メフィスト・ワルツ 第1番 s.514 『村の居酒屋での踊り』Franz Liszt

ピアノ演奏史に残る超絶技巧の名曲として知られる悪魔的な舞曲です。
1861年に公開された本作は、村の居酒屋での妖艶な舞踏会を題材に、冒頭から激しいリズムと五度の和音で聴き手を魅了します。
中間部では夜鶯のさえずりを模した繊細な音の表現があり、情熱的なワルツと対照的な美しさを放ちます。
管弦楽曲からピアノ独奏用に編曲された本作は、ヴラディーミル・アシュケナージなど、世界的なピアニストたちによって演奏されています。
ロマン派音楽の革新的な和声進行と、狂おしいまでの技巧が渦巻く本作は、華麗なステージを目指すピアニストや、クラシック音楽の極みに挑戦したい方におすすめの一曲です。
8つの演奏会用練習曲 作品40 第5曲:冗談Nikolay Kapustin

12小節のブルース形式をベースに、ブギウギのリズムとバレルハウス風のフレーズが絶妙に織り込まれた小粋な一曲です。
ニコライ・カプースチンの代表作であるアルバム『8つの演奏会用練習曲』から、わずか2分19秒ながら、クラシックとジャズの融合を見事に体現しています。
クラシック音楽の厳格な構造美とジャズの躍動感が見事に調和し、スリリングな展開が次々と繰り広げられます。
本作は高度なテクニックと即興的な表現力を要するチャレンジングな楽曲ですが、ユーモアと活気に満ちた音楽性が魅力です。
クラシック、ジャズの両方の世界に足を踏み入れたい意欲的な演奏家や、ジャンルの垣根を超えた革新的な音楽を求める聴き手におすすめの1曲です。




