60年代の女性シンガーソングライター・人気曲ランキング【2025】
60年代を中心に活躍したり、ヒット曲を生み出した、女性シンガーソングライターの人気曲や隠れた名曲をランキング形式でご紹介。
当時の女性の価値観や、恋愛観が反映されているので、意識しながら聴いてみるとおもしろいかもしれません。
60年代の女性シンガーソングライター・人気曲ランキング【2025】(1〜10)
異邦人久保田早紀8位

エキゾチックな雰囲気をただよわせるイントロから、思わず引き込まれてしまう久保田早紀さんのデビューシングル。
孤独感と喪失感がただよう歌詞は、失恋の痛みを経験した人なら誰しも共感してしまうのではないでしょうか。
1979年10月にリリースされた本作は、三洋電機のCMソングとしても起用され、12月にはオリコン1位を獲得するなど、大きな反響を呼びました。
シンガーソングライターとしての才能が存分に発揮された一曲で、失恋の痛みを癒やしたい時や、自分を見つめ直したい時にぴったりな1曲です。
異邦人 -シルクロードのテーマ-久保田早紀9位

オリエンタルなフレーズが、とても印象なイントロ。
サブタイトルは「シルクロードのテーマ」とあるように、中近東っぽさを感じさせるメロディラインが当時、衝撃を与えました。
このエキゾチックなイメージは、プロデューサーの酒井政利さんが南太平洋裸足の旅に出かけ、着想を得たのだそう。
また、いわゆるAメロ、Bメロとでガラリと変わるアレンジも新鮮です。
まるで一面の砂漠の中、ラクダに乗ってさまよっているかのような雰囲気で、今聴いても神秘的な旅をしているかのような感覚を楽しめますよ。
恋人よ五輪真弓10位

昭和を代表するバラードとして多くの人々に愛され続けている五輪真弓さんの代表曲。
1980年8月にリリースされ、オリコンチャートで週間1位を獲得するという快挙を成し遂げました。
韓国、中国、香港、マレーシア、シンガポール、インドネシアといった国でも人気を博した本作は、失われた愛や別れをテーマにした切ないラブソングです。
五輪さんの透明感のある歌声と、情景描写豊かな歌詞が印象的ですよね。
季節の移ろいを感じさせる表現や、恋人との別れを受け入れられない気持ちが巧みに描かれています。
大切な人を失った経験のある方や、失恋の痛手を癒やしたい方におすすめの一曲です。
60年代の女性シンガーソングライター・人気曲ランキング【2025】(11〜20)
ひこうき雲荒井由実11位

昭和を代表するバラードナンバーとして多くの人々に愛されている楽曲。
アルバム『ひこうき雲』の表題曲となっているこの楽曲は、1973年11月にリリースされました。
筋ジストロフィーの同級生をモチーフにしたという背景から、命のはかなさや大切さを感じさせる歌詞が印象的です。
2013年には宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』の主題歌として使用され、40年の時を経て再び注目を集めました。
優しいメロディーと繊細なアレンジが、心に染みる名曲です。
大切な人を思いながら聴きたい一曲と言えるでしょう。
September竹内まりや12位

秋の夜長を彩る名曲として、多くの人々の心に深く刻まれている楽曲です。
竹内まりやさんの透明感のある歌声が、夏から秋への移ろいを繊細に表現しています。
別れの季節を象徴する9月を舞台に、恋の終わりと心の変化を描いた歌詞は、聴く人の胸に染み渡ります。
1979年にリリースされたこの曲は、竹内さんの代表作の一つとして長く愛され続けています。
アルバム『LOVE SONGS』をはじめ、複数の作品に収録されており、その人気の高さがうかがえます。
秋の訪れを感じ始めた頃、物思いに耽りたい気分の時に聴くのがおすすめです。
心に秋風を感じさせてくれる一曲になるでしょう。
春雷ふきのとう13位

春を彩る花々のように、昭和の音楽シーンに咲いたふきのとうによる1979年の名曲『春雷』。
曲の主人公は、突然の春雷とともに散る白い花を見つめながら、別れた人のことを思う様子が心情豊かに描かれています。
この涙腺を刺激する歌詞は、もともとは男女の別れを描いたものでしたが、山木康世さんの母への願いが込められ、現在の形に変更されました。
つらい別れを経験した人、温かい春の訪れを感じたい人へ、ぜひお聴きいただきたいオススメの1曲です。
君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね中原めいこ14位

『君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね』は1984年に中原めいこさんがリリースした、彼女が有名になったきっかけの曲でもあります。
この曲はカネボウの夏用化粧品のテーマソング用に作られたもので、太陽の光をあびて美しく輝く女性をイメージされているそうです。
「キウイ・パパイア・マンゴー」が一体何を表しているのは不明ですが、何となく不思議な言葉の響きと、ラテン調のリズムがマッチしていてとても印象に残りますよね。