中島みゆきの人気曲ランキング【2025】
独特の歌声と、深い歌詞で老若男女を問わず人気のシンガーソングライター、中島みゆきさん。
今回は彼女の楽曲のなかでも特に人気のものをランキング形式でご紹介します。
有名な曲ばかりですので聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。
中島みゆきの人気曲ランキング【2025】(41〜45)
雪中島みゆき41位

しんしんと降る雪の情景に、祈りにも似た深い思いを重ねる名曲です。
中島みゆきさんが1981年3月に発表したアルバム『臨月』に収められたこの楽曲は、亡き父へささげられた鎮魂歌ともいえる作品。
「妊娠36週以降の心の揺れと覚悟」というアルバム全体の重厚なテーマを象徴する1曲でもあり、喪失感やつぐないの念が、彼女の深く静かな歌声からひしひしと伝わってきます。
どうしようもない哀しみを抱え、独り静かに心を整理したい夜に聴くと、いてついた感情が涙とともにゆっくりと溶けていくような、不思議な感覚を味わえるでしょう。
あのさよならにさよならを中島みゆき42位

中島みゆきさん自らが手掛けた、静ひつな輝きを放つバラード。
2006年7月に華原朋美さんへ提供された作品です。
大切な人との別れをただ嘆くのではなく、その悲しみに満ちた過去に別れを告げ、未来へと歩き出す主人公の姿が描かれています。
ピアノと弦楽器が寄り添う穏やかな旋律が、その決意を優しく後押ししているようですね。
同年、中島みゆきさん自身もアルバム『ララバイSINGER』でセルフカバーしています。
人生の岐路に立ち、悲しみを乗り越えたいと願う夜に聴けば、心に確かな光をともしてくれるのではないでしょうか?
この空を飛べたら中島みゆき43位

誰しも一度は考えたことがあるような題材を歌詞にするのは難しかったと思います。
そして、この曲は「ファイト!」と同じく私に勇気をくれるような気がします。
歌詞が難しいと感じていた子どもの頃より、今の方がこの曲が好きです。
たかが愛中島みゆき44位

恋愛なんかで迷ったり悩んだりするのはまだ未熟な証拠という人もいるかもしれませんが、そんな愛情のあれこれを割り切れず、迷い続ける姿はとても人間らしいとも言えるのではないでしょうか。
中島みゆきの曲らしく静かな曲調からそれでも私らしくあるという思いを表すようにメロディーが変化していく風合いの曲です。
まつりばやし中島みゆき45位

「まつりばやし」というタイトルとは相反するマイナー曲で賑やかさはかけらもありません。
「あいつ」が主人公の前からいなくなってしまい…というか亡くなってしまった様子が「あいつ」と一緒でなければ祭り囃子を見る気にならなくなった主人公…幸せがするりと逃げたような悲しさがあります。