人気の洋楽バンドランキング【2025】
ブームはくり返します。
大昔に流行ったものが、現代でまた「新しいもの」として取り入れられるのは当たり前のことです。
しかし止まっているわけではありません。
その時々、その時代を生きるアーティストだけが持っている思いと、積み上がってきた音楽の歴史が合わさることで、本当の意味での「新しいもの」が生み出されるのです。
今回は、人気洋楽バンドをランキング形式でご紹介します。
人気の洋楽バンドランキング【2025】(41〜50)
Angel Of DeathSLAYER50位

その攻撃的なサウンドからエクストリームメタルの原点とも言われ、スラッシュメタルBIG4の一角に数えられているアメリカ出身のメタルバンド・スレイヤーの楽曲。
3rdアルバム『Reign in Blood』に収録されている楽曲で、「スラッシュメタル史上に残る名曲」とまで称されているナンバーです。
激しいディストーションサウンドのギターや激しく疾走感のあるビートなど、まさにメタルにイメージするが全て詰め込まれていますよね。
バンド自体は2019年に活動終了してしまいましたが、メタルナンバーの代表格として後世に受け継がれるであろう名曲です。
人気の洋楽バンドランキング【2025】(51〜60)
The Final CountdownEurope51位

クラシカルなアレンジやハイトーンボーカルなど、まさに北欧メタルの始祖のような存在と言えるスウェーデン出身のハードロックバンド・ヨーロッパの楽曲。
3rdアルバム『THE FINAL COUNTDOWN』からのリード・シングル曲で、日本でもさまざまな場面で使用されていることからイントロを聴いただけで分かる方も多いのではないでしょうか。
力強い足取りを感じさせるビートは、勝負の前の気持ちを高めてくれますよね。
荘厳なシンセサウンドとパワフルな歌声が背中を押してくれる、体育祭や運動会を盛り上げてくれること、間違いなしのBGMです。
B.Y.O.BSystem Of A Down52位

暴力的なリズムと刺激的な歌詞で世界中を揺さぶったSystem of a Downの代表作。
2005年5月にリリースされたこの楽曲は、イラク戦争への怒りと抗議を込めて作られました。
貧しい人々が戦争に駆り出される不平等を痛烈に批判し、政府の行動不足に抗議する内容は、今なお色褪せることはありません。
グラミー賞も受賞したこの曲は、特に若者に強烈なメッセージを投げかけています。
平和を願う人々の心に響く、パワフルでアグレッシブな一曲です。
Do I Wanna Know?Arctic Monkeys53位

相手の気持ちを知りたいけど、本当のことを知るのが怖い。
そんなジレンマを抱えた経験は、誰にでもあるはず。
イギリス出身のロックバンド、アークティック・モンキーズが歌うこの曲は、まさにそんな深夜の葛藤を描いた一曲です。
重く響くギターリフは、まるで胸に渦巻く悩みのよう。
連絡したいけどできない、もどかしい気持ちで夜を明かしたことがある方なら、痛いほど共感できるでしょう。
「君に這ってでも戻っていく」と繰り返される歌詞には、プライドを捨ててでも相手を求める切実さが表れています。
答えが怖くても、もう抑えきれない。
そんな片思いのギリギリの心境そのものを、この曲は表現しているのかもしれませんね。
Sunshine of your loveCream54位

夜明けを待つように、愛する人との再会を心待ちにする想いを歌い上げた名曲が、イギリスのロックバンド、クリームから生まれました。
1967年11月に発売されたアルバム『Disraeli Gears』に収録された本作は、ジミ・ヘンドリックスのライブに触発されて生まれたベースラインから制作がスタート。
エリック・クラプトンさんの滑らかなギターソロと、インディアンビートを取り入れたジンジャー・ベイカーさんのドラムが絡み合い、独特の温かみのある世界観を作り上げています。
1968年1月にシングルカットされた本作は、アメリカのビルボードチャートで最高5位を記録。
映画やテレビでも数多く使用され、恋する気持ちに寄り添う珠玉のラブソングとして愛され続けています。
Eternal FlameThe Bangles55位

アメリカの全女性バンド、バングルスの美しいラブソングです。
真実の愛とその永続性を表現した歌詞は、多くの人の心に響くことでしょう。
この楽曲は、1989年にリリースされたアルバム『Everything』に収録され、複数の国でチャートのトップを飾るなど、大きな成功を収めました。
永遠に燃え続ける愛を歌ったこの曲は、結婚式や記念日など、大切な人との絆を感じる瞬間にぴったり。
優しいメロディと歌いやすい音域で、カラオケでも楽しめる1曲です。
愛する人を思い浮かべながら、心を込めて歌ってみてくださいね。
My GenerationThe Who56位

イギリスの伝説的ロックバンド、ザ・フーが1965年に発表し、ロックの歴史そのものを塗り替えたアンセムです。
ギタリストのピート・タウンゼントが腕を風車のように振り回し、ギターに叩きつけるパワーコードはまさに革命的!
このシンプルかつ破壊力抜群のサウンドが、後のパンクやハードロックの扉を開いたのだとか。
どもりながら叫ぶボーカルは、大人たちの社会に対する若者の言葉にならない怒りや疎外感を表現しているかのよう。
「年寄りになる前に死んでしまいたい」という痛烈なフレーズは、いつの時代も聴く者の魂を激しく揺さぶるのではないでしょうか。