人気のヒップホップ。洋楽アーティストランキング【2025】
その起源は1970年代と、わずか40年ほどの歴史であるにもかかわらず、現在の音楽チャートを賑わすのはもっぱらヒップホップです。
今回はこれまでの歴史を通して人気のラッパーをランキング順にご紹介します。
年代によって色がことなるのがおもしろいですよ。
人気のヒップホップ。洋楽アーティストランキング【2025】(81〜90)
Billie JeanMichael Jackson81位

「キングオブポップ」ことマイケル・ジャクソンさんの偉業を短い文章で語ることなどは不可能ですが、幼い頃に兄弟で組んだグループ「ジャクソン5」のリードシンガーとして天才的な才能を発揮、ソロに転じて以降の音楽史に残る破格の成功など、マイケルさんがポピュラー音楽界に残した影響は2020年代の今も全く変わることはないですよね。
必ず一度は耳にしているであろうメガヒット曲を多く持つマイケルさんの偉大すぎるディスコグラフィの中から一曲を選ぶのは困難ではありますが、今回はマイケルさんにとって最大のヒット曲となった楽曲『Billie Jean』を取り上げましょう。
1982年にリリースされた歴史的特大ヒットアルバム『Thriller』のシングルとして1983年の1月にリリース、マイケルさんの代名詞とも言える「ムーンウォーク」を初披露した楽曲でもあり、YouTube上の動画再生数が10億回をこえているMVは、当時黒人音楽を放送しないスタンスを取っていたMTVにおいても公開され、1980年代におけるミュージックビデオブームの先駆的な作品でもあるのですね。
シンプルなベースとドラムスを軸としたディスコ調のリズムと洗練されたアレンジ、マイケルさん自身が手掛けた一発で耳に残るメロディの素晴らしさは、80年代のディスコやファンクなどの影響を受けたヒット曲が多くリリースされている20年代の今、改めてこの曲を聴いて新鮮に感じる若い音楽ファンもいるのではないでしょうか。
Bad and Boujee (ft Lil Uzi Vert)Migos82位

トラップミュージックの代表格とも言えるMigosがリリースしたこの楽曲は、華やかなライフスタイルと成功を手に入れた喜びを描いています。
曲全体を通して、彼らの豪華な生活や物質主義的な価値観が表現されており、若くして富を得た彼らの心情が垣間見えます。
2016年10月にリリースされたこの曲は、セカンドアルバム『Culture』のリードシングルとして発表され、Billboard Hot 100で1位を獲得。
その人気は一時的なものではなく、ストリーミングやSNSを通じて広く受け入れられました。
パーティーシーンや友人との集まりで盛り上がりたい時におすすめの一曲です。
Dilemma ft. Kelly RowlandNelly83位

ネリーと言えばこの曲!
2000年代を揺るがせた元ディステニーチャイルドのケリーとのコラボ曲。
甘いメローに合わせ、ケリーの美声とネリーの歌うRapが絶妙にマッチ。
恋人や家族と甘い一時を過ごす時にぜひ聞いてほしい一曲です。
AnacondaNicki Minaj84位

トリニダード・トバゴ出身で、世界的な女性ラッパーとして活躍するニッキー・ミナージュさん。
名盤『The Pinkprint』に収録されている本作は、2014年8月にリリースされた楽曲です。
自身の魅力を武器に、男性を翻弄しながら主導権を握る女性の強さと自己肯定感がテーマで、その挑発的な歌詞とサウンドが多くのファンをとりこにしています!
ミュージックビデオは公開わずか11日で1億再生を突破し、映画『Sing』でキャラクターが歌うシーンも印象的です。
パワフルなヒップホップで気分を上げたい時、あなたも体を揺らしたくなるはず!
Hasta el AmanecerNicky Jam85位

レゲトン・シーンで実力派のアーティストとして知られている、ニッキー・ジャムさん。
アメリカ出身のアーティストで、ドミニカ人とプエルトリコ人の両親を持ちます。
レゲトンのアイコンとして知られているダディー・ヤンキーさんとも親交が深く、一時期は一緒にデュオを組んでいたこともありました。
そんなニッキー・ジャムさんの曲の中でも特にオススメしたのが、こちらの『Hasta el Amanecer』。
ヒップホップの要素をふくんだ、スタイリッシュなレゲトンに仕上げられています。