小学校で習うリコーダー。
誰もが演奏したことのある楽器の一つですよね。
はじめのうちは運指がスムーズにいかなかったり、音がひっくり返ってしまったりして、なかなかうまく演奏できませんが、徐々にたくさんの音が吹けるようになっていくと、曲の幅も広がって楽しいものです。
この記事では、リコーダーで吹きたいオススメの曲を紹介していきます。
比較的シンプルで吹きやすい定番曲から流行りの楽曲まで、ジャンルを問わずさまざまな楽曲を選曲しましたので、ぜひリコーダーを手にしながらご覧ください!
リコーダーで吹きたい!おすすめの定番曲・人気の歌を厳選(1〜10)
ピタゴラスイッチ オープニングテーマ栗原正己

軽快なメロディが印象的なこの曲。
NHKの人気番組『ピタゴラスイッチ』のオープニングテーマとして、2002年10月の放送開始以来、多くの子供たちに親しまれています。
栗原正己さんが手掛けた本作は、子供向け教育番組にピッタリの、遊び心と学びを融合させた楽曲。
リズミカルで親しみやすいメロディには、一度聴いたら忘れられない中毒性がありますよね。
基本的なメロディラインが吹けるようになったら、特徴的な装飾音もプラスして、原曲に近づけていきましょう。
ルパン三世のテーマ大野雄二

アニメファンなら誰もが口ずさめる名曲。
スピーディーでスリリングな展開に合わせて刻まれるリズムと、一度聴いたら忘れられない印象的な旋律は、ボーカル版でもインパクトを放っています。
大野雄二さんによって1977年10月に発表された本作は、さまざまなアレンジで親しまれているアニソン界の名作。
スリリングな展開とダイナミックなサウンドを、リコーダーでもぜひお楽しみください。
合奏やオーケストラ伴奏で吹くと、より壮大な雰囲気を味わえそうですね!
ラヴァース・コンチェルトSandy Linzer and Denny Randell

クラシック音楽の気品あふれるメロディをポップスに見事に昇華させた名曲。
本作は、ザ・トイズによって初めて歌われ、ビルボード・ホット100で2位を記録する大ヒットとなりました。
三菱自動車のCMソングや、フジテレビ系ドラマ『不機嫌なジーン』の挿入歌として使用され、薬師丸ひろ子さんや桑田佳祐さんなど、数々のアーティストによってカバーされています。
シンプルで親しみやすいメロディは、リコーダーでの演奏にもピッタリ。
自然と口ずさみたくなる魅力的な旋律を、ぜひ楽器で奏でてみてください。
ツバメYOASOBI with ミドリーズ

小さな思いやりの大切さを子供たちと一緒に歌い上げたYOASOBIの心温まる作品。
NHKの子供向けSDGs番組『ひろがれ!
いろとりどり』のテーマソングとして2021年10月に公開された本作は、6歳から19歳までの子供たちが参加するミドリーズとのコラボレーションで実現しました。
YOASOBIさんらしいポップな要素を持ちながらも、クラシカルで広がりのあるサウンドと、ミドリーズの清廉な歌声が見事に調和しています。
未来への希望を感じたいときや、心を優しく温めたいときにオススメの1曲です。
残酷な天使のテーゼ高橋洋子

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマとして1995年10月に発表された高橋洋子さんの楽曲は、壮大なシンフォニックロックサウンドと力強い歌声が魅力です。
自己実現と運命への挑戦をテーマに、未来への希望と成長を描いた歌詞は、エヴァンゲリオンの世界観を見事に表現しています。
大人から子供まで、多くのアニメファンを魅了する本作。
リコーダーで演奏する際は、サビの力強さを意識しながらも、繊細な音色を心がけましょう。
ありがとういきものがかり

大切な人への思いや感謝を、温かみのある歌声とメロディで包み込んだいきものがかりの名曲です。
目の前にいる人への「ありがとう」という思いを、真っすぐにつづった歌詞には、心が温かくなるような魅力が詰まっています。
2010年5月リリースの本作は、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌として起用され、第52回日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞。
その後、高校野球の入場行進曲としても採用されるなど、多くの場面で愛されています。
大切な誰かへの感謝の気持ちを伝えたいときや、リコーダーで心温まる音色を奏でたいときにオススメの1曲です。
海の見える街久石譲

スタジオジブリの名作映画の冒頭を彩る爽やかな1曲。
主人公の新しい生活への期待と不安が入り混じった心情を、明るく軽快なメロディで優しく包み込みます。
久石譲さんが手掛けた本作は、クラシックとポップスが見事に調和した独特の雰囲気で、ヨーロッパの古き良き街並みと海の風景を音楽で表現しています。
リコーダーで演奏する際は、まずメインメロディーを丁寧に練習し、徐々に表現の幅を広げていくことで、きっとステキな演奏になるはずです。