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【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ

突然ですが皆さんは「ロックンロール」と聞いてどのようなイメージが浮かびますでしょうか。

「ロックと何が違うの」という疑問を持った方もいるかもしれませんが、実際のところリスナーとしては両者の違いを詳しく知る必要はないですよね。

ロックンロールの起源としてはリズム・アンド・ブルースやカントリー、ジャズやスウィングなどのジャンルに影響を受けたアメリカの大衆音楽として1950年代に生まれたもの……とされています。

今回の記事では、1950年代から1960年代前半くらいまでのロックンロールの名曲をご紹介。

ロックの歴史を知りたい方、もちろんノリノリのロックンロールで踊りたいという方も要チェックです!

【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ(1〜20)

Summertime BluesEddie Cochran

Eddie Cochran – Summertime Blues (Town Hall Party – 1959)
Summertime BluesEddie Cochran

熱い夏の陽射しと青春の反抗心が融合した、ロックンロールの名曲です。

1958年にエディ・コクランさんがリリースしたこの楽曲は、若者たちの焦燥感や社会への不満を力強く表現しています。

ビルボード・ホット100で8位、UKシングルチャートで18位を記録し、多くの人々の心を掴みました。

ジョニー・キャッシュさんも「国を揺るがすドライビング・サウンド」と絶賛したほど、その魅力は時代を超えて色褪せることがありません。

夏の暑さに負けそうな時や、社会の歯車に飲み込まれそうになった時こそ、この曲を聴いて元気をチャージしてみてはいかがでしょうか。

Susie-QDale Hawkins

1950年代のロックンロール黎明期に生まれた名曲と言えば、この楽曲を外すことはできません。

スワンプ・ロックの先駆者として知られるデイル・ホーキンスさんの代表作で、シンプルながらも情熱的な歌詞と、ジェームズ・バートンさんによる印象的なギター・リフが特徴的です。

1957年にリリースされると、ポップチャートで27位を記録。

その後、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルやローリング・ストーンズなど、多くのアーティストによってカバーされました。

ロックの歴史に刻まれた楽曲として、2007年には「ロックンロールを形作った500曲」にも選出されています。

ロックの原点を知りたい方や、50年代のアメリカン・サウンドを楽しみたい方におすすめの一曲です。

I Put a Spell on YouScreamin’ Jay Hawkins

Screaming Jay Hawkins – I Put a Spell on You (Audio)
I Put a Spell on YouScreamin' Jay Hawkins

50年代に誕生したロックンロールを代表する強烈な1曲が、このスクリーミン・ジェイ・ホーキンスさんの代表作です。

恋する相手に呪いをかける、という挑発的な歌詞とワイルドな叫び声が聴く者の心を揺さぶります。

1956年のレコーディング時、酔っ払った状態での演奏が生み出した原始的なサウンドが魅力の本作。

ホーキンスさんのステージ・パフォーマンスは、棺桶から登場したり派手な衣装を着たりと、ショッキングなものでした。

後にアリス・クーパーさんやキッスといったアーティストに影響を与えています。

映画『ホーカス・ポーカス』など、数々の作品でも使用されているんですよ。

ロックンロールの歴史に触れたい方や、パワフルな曲を求めている方にぜひおすすめです!

Dirty WaterThe Standells

The Standells – Dirty Water (Stereo)
Dirty WaterThe Standells

荒々しいギターリフと反抗精神に満ちた音楽性で知られるアメリカのガレージロックバンド、ザ・スタンデルズが1965年11月に放つ衝撃的な1曲。

プロデューサーのエド・コブさんが実体験したボストンでの強盗事件から着想を得た楽曲は、当時の社会風刺を巧みに織り込んだ傑作です。

シャープなギターサウンドとエネルギッシュなオルガンの融合が生み出す反骨精神あふれるメロディは、若者の心を鷲掴みにしました。

本作は、Billboard Hot 100で11位を記録する大ヒットとなり、現在でもボストン・レッドソックスやボストン・ブルーインズの勝利の際に流れる定番ソングとして愛されています。

反骨精神を持つすべての音楽ファンにお勧めの、ガレージロックの金字塔と言える1曲です。

Don’t You Just Know ItHuey “Piano” Smith & The Clowns

軽快なリズムと陽気なメロディーが特徴的なこの楽曲は、1950年代のロックンロールの黄金期を象徴する名曲です。

恋愛における自信と誇りを表現した歌詞は、当時のアメリカ社会の楽しい恋愛観を反映しています。

1958年1月にリリースされ、R&Bチャートで33位を記録するヒット曲となりました。

スウィングジャズやリズム&ブルースの要素が色濃く、ダンスしやすいビートが特徴的。

パーティーやダンスフロアで絶大な人気を誇りました。

軽快なリズムと共に聴く人々に元気を与える本作は、今もなお多くの人々に愛され続けています。

Who Do You Love?Bo Diddley

50年代から60年代にかけてのロックンロールの黎明期を象徴する楽曲と言えば、Bo Diddleyさんの代表作を外すわけにはいきませんね。

1956年にリリースされた本作は、彼独特の「Bo Diddleyビート」と呼ばれるリズムパターンが特徴的です。

歌詞には蛇のネクタイや頭蓋骨の煙突といった、ユニークで荒々しいイメージが並び、恋人への愛を強烈に表現しています。

この曲はリリース当初こそヒットには恵まれませんでしたが、後にローリング・ストーンズやバディ・ホリーといった大物アーティストに影響を与え、数多くのカバーバージョンも生まれました。

ロックンロールの歴史を知りたい方や、ワイルドなリズムに乗って踊りたい方にぜひおすすめしたい1曲です。