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【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ

突然ですが皆さんは「ロックンロール」と聞いてどのようなイメージが浮かびますでしょうか。

「ロックと何が違うの」という疑問を持った方もいるかもしれませんが、実際のところリスナーとしては両者の違いを詳しく知る必要はないですよね。

ロックンロールの起源としてはリズム・アンド・ブルースやカントリー、ジャズやスウィングなどのジャンルに影響を受けたアメリカの大衆音楽として1950年代に生まれたもの……とされています。

今回の記事では、1950年代から1960年代前半くらいまでのロックンロールの名曲をご紹介。

ロックの歴史を知りたい方、もちろんノリノリのロックンロールで踊りたいという方も要チェックです!

【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ(11〜20)

Susie-QDale Hawkins

1950年代のロックンロール黎明期に生まれた名曲と言えば、この楽曲を外すことはできません。

スワンプ・ロックの先駆者として知られるデイル・ホーキンスさんの代表作で、シンプルながらも情熱的な歌詞と、ジェームズ・バートンさんによる印象的なギター・リフが特徴的です。

1957年にリリースされると、ポップチャートで27位を記録。

その後、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルやローリング・ストーンズなど、多くのアーティストによってカバーされました。

ロックの歴史に刻まれた楽曲として、2007年には「ロックンロールを形作った500曲」にも選出されています。

ロックの原点を知りたい方や、50年代のアメリカン・サウンドを楽しみたい方におすすめの一曲です。

Lawdy Miss ClawdyLloyd Price

ニューオーリンズのリズム&ブルースを象徴する音楽スタイルで、失恋の痛みを歌い上げるロイド・プライスさんの切ない歌声が印象的なこの曲は、1950年代のロックンロールの幕開けを告げた名曲の一つですね。

曲中では、主人公が恋する女性に振り回される様子が描かれており、若者の恋愛模様が生々しく表現されています。

1952年3月にリリースされたこの楽曲は、R&Bチャートで7週連続1位を記録する大ヒットとなりました。

プライスさんが19歳の時に制作したという事実も、曲の魅力をより一層引き立てていますね。

本作は、ロックンロールの黎明期を感じたい方や、失恋の痛みを癒したい方にぜひおすすめです。

Who Do You Love?Bo Diddley

50年代から60年代にかけてのロックンロールの黎明期を象徴する楽曲と言えば、Bo Diddleyさんの代表作を外すわけにはいきませんね。

1956年にリリースされた本作は、彼独特の「Bo Diddleyビート」と呼ばれるリズムパターンが特徴的です。

歌詞には蛇のネクタイや頭蓋骨の煙突といった、ユニークで荒々しいイメージが並び、恋人への愛を強烈に表現しています。

この曲はリリース当初こそヒットには恵まれませんでしたが、後にローリング・ストーンズやバディ・ホリーといった大物アーティストに影響を与え、数多くのカバーバージョンも生まれました。

ロックンロールの歴史を知りたい方や、ワイルドなリズムに乗って踊りたい方にぜひおすすめしたい1曲です。

Ain’t That a ShameFats Domino

Fats Domino – Ain’t That a Shame (1956) – HD
Ain't That a ShameFats Domino

ロックンロールの黎明期を代表する名曲が、1955年にリリースされました。

この曲は、失恋の痛みを歌いながらも、前に進もうとする決意を表現した心に響く作品です。

キャッチーなメロディと感染性のあるリズムで、幅広い年齢層に愛されてきました。

Fats Dominoさんのデビューアルバム『Rock and Rollin’ with Fats Domino』に収録され、Billboard R&Bチャートで1位、ポップチャートで10位を記録する大ヒットとなりました。

映画『American Graffiti』や『October Sky』などにも使用され、多くの人々の心を掴んでいます。

失恋の経験がある方はもちろん、人生の岐路に立つ人にもぴったりの一曲。

心に染み入る歌声とピアノの音色に包まれて、あなたも一緒に歌ってみませんか?

Be-Bop-a-LulaGene Vincent & The Blue Caps

1950年代のロカビリーブームの火付け役となった名曲といえば、これでしょう!

ジーン・ヴィンセントさんの代表曲であり、彼のキャリアをロックンロールスターとして確立させた楽曲です。

1956年6月にリリースされたこの曲は、当初B面だったものの、DJたちが注目したことで一躍人気に。

エルヴィス・プレスリーさんを彷彿とさせる独特のヴォーカルと、キャッチーなメロディが若者の心を掴みました。

単純でシンプルな歌詞ながら、恋する気持ちをストレートに表現し、軽快なリズムに乗せて歌い上げる姿は、まさにロックンロールの醍醐味。

ビートルズも初期にカバーしており、ポール・マッカートニーさんにとっては思い入れのある1枚だったそうです。

青春時代の思い出とともに聴いてみるのはいかがでしょうか。

I Put a Spell on YouScreamin’ Jay Hawkins

Screaming Jay Hawkins – I Put a Spell on You (Official Audio)
I Put a Spell on YouScreamin' Jay Hawkins

50年代に誕生したロックンロールを代表する強烈な1曲が、このスクリーミン・ジェイ・ホーキンスさんの代表作です。

恋する相手に呪いをかける、という挑発的な歌詞とワイルドな叫び声が聴く者の心を揺さぶります。

1956年のレコーディング時、酔っ払った状態での演奏が生み出した原始的なサウンドが魅力の本作。

ホーキンスさんのステージ・パフォーマンスは、棺桶から登場したり派手な衣装を着たりと、ショッキングなものでした。

後にアリス・クーパーさんやキッスといったアーティストに影響を与えています。

映画『ホーカス・ポーカス』など、数々の作品でも使用されているんですよ。

ロックンロールの歴史に触れたい方や、パワフルな曲を求めている方にぜひおすすめです!

【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ(21〜30)

You Really Got MeThe Kinks

The Kinks – You Really Got Me (Official Audio)
You Really Got MeThe Kinks

1960年代のブリティッシュ・インヴェイジョンを代表するロックバンドとして、イギリスの音楽シーンに革命を起こしたザ・キンクス。

兄のレイ・デイヴィスと弟のデイヴ・デイヴィスを中心に、1963年にロンドンで結成されました。

デビューから間もない1964年には、ディストーションを効かせた荒々しいギターサウンドと力強いメロディで世界を魅了し、全英1位を記録。

ブリティッシュ・ビートやフォークなど多彩な音楽性を持ち合わせ、独自の表現方法を確立しました。

1990年のロックの殿堂入りや2005年のUKミュージック・ホール・オブ・フェーム入りなど、数々の栄誉に輝いています。

英国社会を鋭く風刺する歌詞とパワフルな演奏で、ロック史に輝かしい足跡を残した彼らの音楽は、エネルギッシュなサウンドを求めるリスナーにぴったりです。