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【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ

突然ですが皆さんは「ロックンロール」と聞いてどのようなイメージが浮かびますでしょうか。

「ロックと何が違うの」という疑問を持った方もいるかもしれませんが、実際のところリスナーとしては両者の違いを詳しく知る必要はないですよね。

ロックンロールの起源としてはリズム・アンド・ブルースやカントリー、ジャズやスウィングなどのジャンルに影響を受けたアメリカの大衆音楽として1950年代に生まれたもの……とされています。

今回の記事では、1950年代から1960年代前半くらいまでのロックンロールの名曲をご紹介。

ロックの歴史を知りたい方、もちろんノリノリのロックンロールで踊りたいという方も要チェックです!

【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ(21〜40)

Wild ThingThe Troggs

シンプルながら力強い3コードの構成と生々しいギターサウンドで、1960年代のロックシーンに革命を起こしたイギリスのバンド、ザ・トロッグス。

本作は1966年4月にイギリスで公開され、全英2位、全米1位を獲得した彼らの代表作です。

オカリナのソロを印象的に取り入れた実験的なアレンジも評価され、後にジミ・ヘンドリックスさんがモンタレー・ポップ・フェスティバルでカバーするなど、多くのミュージシャンに影響を与えました。

映画『メジャーリーグ』のシーンを彩る楽曲としても知られ、2008年にグラミー殿堂賞に選出された不朽の名曲です。

ガレージロックの真髄を体現したサウンドは、エネルギッシュな気分を味わいたいときや、心を解き放ちたいときにぴったりです。

Wake Up Little SusieThe Everly Brothers

The Everly Brothers – Wake Up Little Susie ( 1957 )
Wake Up Little SusieThe Everly Brothers

1950年代を代表するロックンロールの名曲が、アメリカ出身のエヴァリー・ブラザーズさんによって1957年9月に生み出されました。

映画館でうたた寝をしてしまった高校生カップルの切実な心配を、疾走感のあるリズムと兄弟ならではの美しいハーモニーで表現した青春ストーリー。

リリース後、全米ポップチャートとカントリーチャートの両方で首位を獲得し、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」でも318位にランクインしています。

本作はサイモン&ガーファンクルなど多くのアーティストにカバーされ、若者の恋愛や友情を描いた映画やドラマのBGMとしても活用されています。

夜のドライブやパーティー、カフェでのひとときなど、心弾むシーンを演出したい時におすすめの一曲です。

Ooby DoobyRoy Orbison

Roy Orbison – “Ooby Dooby” from Black and White Night
Ooby DoobyRoy Orbison

1950年代のロックンロールシーンに鮮烈なデビューを飾ったのは、アメリカ出身のロイ・オービソンさんでした。

ロカビリーとロックンロールを融合させた陽気なリズムと、力強いボーカル、印象的なギターソロが絶妙なハーモニーを奏でています。

15分で作られたという楽曲ですが、ダンスと音楽の楽しさを見事に表現し、恋人同士が音楽に合わせて踊る様子を生き生きと描き出しています。

1956年のサン・レコードからのリリースでビルボードチャート59位を記録し、約20万枚の売り上げを達成。

1987年には、ブルース・スプリングスティーンさんやエルヴィス・コステロさんらと共演したライブでも披露され、世代を超えた人気を証明しました。

明るく開放的な雰囲気が魅力の本作は、気分転換やパーティーシーンでのBGMとしてぴったりの一曲です。

Jim DandyLaVern Baker

力強いリズムとエネルギッシュなボーカルが魅力的な1作に、アメリカ出身のラヴァーン・ベイカーさんが全身全霊を込めています。

困難な状況にいる女性たちをつぎつぎと救出する英雄を主人公に据えた物語は、ユニークな発想とおかしみのある展開で際立っています。

1956年のリリース後、R&Bチャートで首位を獲得し、ポップチャートでも17位にランクインする大ヒットとなった本作は、映画『Pink Flamingos』や『Dazed and Confused』でも使用され、幅広い世代に愛され続けています。

ドライブ中やパーティーなど、アップテンポな音楽で気分を盛り上げたい時にぴったりの一曲です。

Louisiana MamaGene Pitney

ルイジアナの魅力を思わせるこの楽曲は、1961年にリリースされ、バンクーバーのチャートで4位を記録しました。

ニューオーリンズの華やかな情景と、バイユーの自然豊かな風景が目に浮かぶような歌詞が印象的です。

ジーン・ピットニーさんの情熱的な歌声が、南部の女性への憧れと愛を見事に表現しています。

本作は、アメリカ南部の魅力を存分に味わいたい方や、60年代の名曲を探している音楽ファンにぴったりです。

心躍るリズムと魅力的なメロディーは、きっとあなたの心に響くはずですよ。

Long Tall SallyLittle Richard

Little Richard – “Long Tall Sally” – from “Don’t Knock The Rock” – HQ 1956
Long Tall SallyLittle Richard

ロックンロールの魂が炸裂する、エネルギー溢れる1曲です。

リトル・リチャードさんの圧倒的な歌唱力と、ブギウギピアノの躍動感あふれる演奏に心を奪われます。

1956年3月にリリースされたこの楽曲は、ビルボードのR&Bチャートで1位、ポップチャートでも6位を記録する大ヒットに。

エルヴィス・プレスリーさんやビートルズなど、多くのアーティストにカバーされました。

軽快なリズムと魅力的な歌詞に、思わず体が揺れだしてしまいそう。

週末のドライブや、元気をもらいたい時にぴったりの1曲ですよ。