【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ
突然ですが皆さんは「ロックンロール」と聞いてどのようなイメージが浮かびますでしょうか。
「ロックと何が違うの」という疑問を持った方もいるかもしれませんが、実際のところリスナーとしては両者の違いを詳しく知る必要はないですよね。
ロックンロールの起源としてはリズム・アンド・ブルースやカントリー、ジャズやスウィングなどのジャンルに影響を受けたアメリカの大衆音楽として1950年代に生まれたもの……とされています。
今回の記事では、1950年代から1960年代前半くらいまでのロックンロールの名曲をご紹介。
ロックの歴史を知りたい方、もちろんノリノリのロックンロールで踊りたいという方も要チェックです!
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もくじ
- 【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ
- Jailhouse RockElvis Presley
- Johnny B. GoodeChuck Berry
- Good Golly Miss MollyLittle Richard
- Why Do Fools Fall In LoveFrankie Lymon & The Teenagers
- Peggy SueBuddy Holly & The Crickets
- Leader Of The PackThe Shangri- Las
- Rock Around The ClockBill Haley & His Comets
- Blue Suede ShoesCarl Perkins
- Great Balls of FireJERRY LEE LEWIS
- Bye Bye LoveThe Everly Brothers
- A Teenager’s RomanceRicky Nelson
- Train Kept A Rollin’Johnny Burnette and the Rock and Roll Trio
- Summertime BluesEddie Cochran
- Susie-QDale Hawkins
- I Put a Spell on YouScreamin’ Jay Hawkins
- Dirty WaterThe Standells
- Don’t You Just Know ItHuey “Piano” Smith & The Clowns
- Who Do You Love?Bo Diddley
- Be-Bop-a-LulaGene Vincent & The Blue Caps
- Lawdy Miss ClawdyLloyd Price
- Ain’t That a ShameFats Domino
- You Really Got MeThe Kinks
- Let’s Live For TodayThe Grass Roots
- Nights In White SatinThe Moody Blues
- Wild ThingThe Troggs
- Wake Up Little SusieThe Everly Brothers
- Ooby DoobyRoy Orbison
- Jim DandyLaVern Baker
- Louisiana MamaGene Pitney
- Long Tall SallyLittle Richard
- Roll Over BeethovenChuck Berry
- EverydayBuddy Holly
- LA BAMBARitchie Valens
- AT THE HOPDANNY & THE JUNIORS
- That’s My DesireDion & The Belmonts
- Hey, Bo DiddleyBo Diddley
- Take Good Care Of My BabyBobby Vee
- You Got ItRoy Orbison
- Walk, Don’t RunThe Ventures
- ActionFreddy Cannon
- Blue Jean BopGene Vincent
- Don’t Be CruelOtis Blackwell
- Find My Baby For MeSonny Burgess & Roy Orbison
- Diamond HeadThe Ventures
- This AfternoonNickelback
【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ(1〜20)
Be-Bop-a-LulaGene Vincent & The Blue Caps

1950年代のロカビリーブームの火付け役となった名曲といえば、これでしょう!
ジーン・ヴィンセントさんの代表曲であり、彼のキャリアをロックンロールスターとして確立させた楽曲です。
1956年6月にリリースされたこの曲は、当初B面だったものの、DJたちが注目したことで一躍人気に。
エルヴィス・プレスリーさんを彷彿とさせる独特のヴォーカルと、キャッチーなメロディが若者の心を掴みました。
単純でシンプルな歌詞ながら、恋する気持ちをストレートに表現し、軽快なリズムに乗せて歌い上げる姿は、まさにロックンロールの醍醐味。
ビートルズも初期にカバーしており、ポール・マッカートニーさんにとっては思い入れのある1枚だったそうです。
青春時代の思い出とともに聴いてみるのはいかがでしょうか。
Lawdy Miss ClawdyLloyd Price

ニューオーリンズのリズム&ブルースを象徴する音楽スタイルで、失恋の痛みを歌い上げるロイド・プライスさんの切ない歌声が印象的なこの曲は、1950年代のロックンロールの幕開けを告げた名曲の一つですね。
曲中では、主人公が恋する女性に振り回される様子が描かれており、若者の恋愛模様が生々しく表現されています。
1952年3月にリリースされたこの楽曲は、R&Bチャートで7週連続1位を記録する大ヒットとなりました。
プライスさんが19歳の時に制作したという事実も、曲の魅力をより一層引き立てていますね。
本作は、ロックンロールの黎明期を感じたい方や、失恋の痛みを癒したい方にぜひおすすめです。
【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ(21〜40)
Ain’t That a ShameFats Domino

ロックンロールの黎明期を代表する名曲が、1955年にリリースされました。
この曲は、失恋の痛みを歌いながらも、前に進もうとする決意を表現した心に響く作品です。
キャッチーなメロディと感染性のあるリズムで、幅広い年齢層に愛されてきました。
Fats Dominoさんのデビューアルバム『Rock and Rollin’ with Fats Domino』に収録され、Billboard R&Bチャートで1位、ポップチャートで10位を記録する大ヒットとなりました。
映画『American Graffiti』や『October Sky』などにも使用され、多くの人々の心を掴んでいます。
失恋の経験がある方はもちろん、人生の岐路に立つ人にもぴったりの一曲。
心に染み入る歌声とピアノの音色に包まれて、あなたも一緒に歌ってみませんか?
You Really Got MeThe Kinks

1960年代のブリティッシュ・インヴェイジョンを代表するロックバンドとして、イギリスの音楽シーンに革命を起こしたザ・キンクス。
兄のレイ・デイヴィスと弟のデイヴ・デイヴィスを中心に、1963年にロンドンで結成されました。
デビューから間もない1964年には、ディストーションを効かせた荒々しいギターサウンドと力強いメロディで世界を魅了し、全英1位を記録。
ブリティッシュ・ビートやフォークなど多彩な音楽性を持ち合わせ、独自の表現方法を確立しました。
1990年のロックの殿堂入りや2005年のUKミュージック・ホール・オブ・フェーム入りなど、数々の栄誉に輝いています。
英国社会を鋭く風刺する歌詞とパワフルな演奏で、ロック史に輝かしい足跡を残した彼らの音楽は、エネルギッシュなサウンドを求めるリスナーにぴったりです。
Let’s Live For TodayThe Grass Roots

アメリカのロックバンド、ザ・グラス・ルーツのサイケデリックな魅力が凝縮された名曲です。
1967年5月に発売されたこの楽曲は、フォークロックとブルー・アイド・ソウルを巧みに融合させた先進的なサウンドメイクで、米ビルボード・ホット100で8位を記録する大ヒットとなりました。
ロブ・グリルさんの情熱的なリードボーカルと爽快なコーラスワークが心を揺さぶり、当時のベトナム戦争下の若者たちの心情を代弁する作品として、多くの共感を集めました。
青春時代の切なさや希望を歌ったメッセージは、時代を超えて普遍的な魅力を放ち続けています。
アルバム『Let’s Live For Today』の表題曲として収録され、200万枚以上のセールスを記録したこの不朽の名作は、プレイリストに欠かせない一曲といえます。
Nights In White SatinThe Moody Blues

幻想的なメロトロンの音色とクラシック・オーケストラが織りなす壮大なサウンドスケープは、1960年代のロック界に新たな地平を切り開きました。
イギリスのムーディー・ブルースが19歳のジャスティン・ヘイワードさんの恋心から紡ぎ出した本作は、1967年11月にリリースされた作品です。
アルバム『Days of Future Passed』に収録され、当初は英国で19位を記録。
その後1972年の再リリースでアメリカのCash Box Top 100で1位を獲得し、世界的な名曲として認められました。
2023年にはシャネルの香水CMでも起用され、時代を超えた魅力を放ち続けています。
静かな夜に一人で聴きたい珠玉のバラードとして、甘美な恋心に揺れる心を癒してくれることでしょう。