ジャマイカが生んだロックステディの世界~まずは聴いてほしい名曲まとめ
ロックステディをご存知でしょうか?
ジャマイカで1960年代後半に花開いたこの洋楽ジャンルは、スカの軽快さとレゲエの奥深さを繋ぐ架け橋のような存在なんです。
スローなテンポに心地よいベースラインが絡み合い、特に恋愛をテーマにしたラブソングが数多く生まれたのが特徴的!
男性ボーカルの甘い歌声から女性シンガーののびやかな表現まで、聴く人の心をじんわりと温めてくれる名曲たちが揃っています。
そんなロックステディの魅力を存分に味わえる代表的な楽曲を、聴きどころと共にご紹介していきますね。
ジャマイカが生んだロックステディの世界~まずは聴いてほしい名曲まとめ(21〜40)
ユー・アー・ゴナ・ニード・ミーErrol Dunkley

男性なのに、女性のようなかわいいハイボイス。
それもそのはず。
なんと13歳でレコーディングした曲。
まだ幼さが残るかわいい声とラブソングがマッチした胸キュンな1曲。
このかわいい声は変わってしまうが、その後もラブソングを歌い続けています。
フィール・ライク・ジャンピングMarcia Griffiths

タイトル通り、ジャンプして踊りたくなるような元気な曲。
ジャッキー・ミットゥ作。
マーシャ・グリフィスは、ロックステディ時代後半から活躍し、レゲエシンガーとしての方が有名。
数少ない女性で成功したレゲエシンガーの一人。
ラブ・ラブ・エブリデイPioneers

彼らもロックステディ時代に活躍したコーラスグループ。
しかし、60年代初期はあまり成功せず、メンバーを変えて60年代後半から曲が売れ出します。
この曲はタイトル通りのかわいいラブソング。
ラブソングは切ないメロディの曲が多いですが、これは明るいノリのいい曲。
スウィング・イージーSoul Vendors

歌なしインストの大名曲。
ホーンがかっこいい心揺さぶられる曲。
スカの大御所スカタライツのサックス奏者ローランド・アルフォンソやジャッキー・ミットゥ等で結成されたソウルベンダーズは、有名なシンガーのバックバンドとしても演奏していました。
サムバディズ・ベイビーPat Kelly

ソウルフルな歌声が魅力的なパット・ケリー。
スリムスミスが脱退した後のテクニクスのメインボーカルとして有名。
テクニクス在籍中も「クイーン・マジェスティ」等数々のヒット曲を出しますが、サムバディズ・ベイビーはソロになって最初に録音した曲。