ジャマイカが生んだロックステディの世界~まずは聴いてほしい名曲まとめ
ロックステディをご存知でしょうか?
ジャマイカで1960年代後半に花開いたこの洋楽ジャンルは、スカの軽快さとレゲエの奥深さを繋ぐ架け橋のような存在なんです。
スローなテンポに心地よいベースラインが絡み合い、特に恋愛をテーマにしたラブソングが数多く生まれたのが特徴的!
男性ボーカルの甘い歌声から女性シンガーののびやかな表現まで、聴く人の心をじんわりと温めてくれる名曲たちが揃っています。
そんなロックステディの魅力を存分に味わえる代表的な楽曲を、聴きどころと共にご紹介していきますね。
ジャマイカが生んだロックステディの世界~まずは聴いてほしい名曲まとめ(41〜60)
キャリー・ゴー・ブリング・カムJustin Hinds & The Dominoes
キャリー・ゴー・ブリング・カムでデビューし、いきなりヒットチャートNo.1になったジャスティン・ハインズ。
その特徴的な声でその後も順調に70曲以上もシングルをリリースし、多くのヒット曲を出しました。
この曲のオリジナルはスカだが、こちらはロックステディバージョン。
ナイス・タイムBob Marley

1968年にリリース。
ロックステディの中では、元気で明るい曲。
レゲエのイメージが強いボブマーリーだが、スカからロックステディを経てレゲエに移行。
この曲ナイスタイムはフィリス・ディロンもコピーしています。
ウォーク・ウィズ・ラブPrince Buster

元々はレコードレーベル、スタジオワンの用心棒だったプリンスバスター。
歌手に転向し、スカ〜ロックステディ時代に活躍した重要人物の一人。
2016年78歳で亡くなるが、何度も日本に来日している。
ウォーク・ウィズ・ラブのサブタイトルは「スイート16」と言うだけに、切ない胸キュンソング。
ロングデイ・ショートナイトDawn Penn

ドーン・ペンと言えば、1994年に「ノー・ノー・ノー」が世界的に大ヒットした事で有名ですが、私のおすすめはこの曲。
ロングデイ・ショートナイトは、彼女のロックステディ時代のラブソング。
当時の若くて初々しい声が魅力的。
今も活躍している数少ないシンガーの一人。
ハード・トゥ・コンフェスThe Gaylads
彼らも3人組のコーラスグループ。
スカ時代にデビューしたが、スカの早いビートよりロックステディのスローテンポで花を咲かせたバンド。
ハード・トゥ・コンフェスが大ヒットし、のちのシングル曲たちもヒットするようになりました。
おわりに
ロックステディは、1960年代後半にジャマイカで生まれた音楽ジャンルで、スカよりもテンポがゆっくりとした、愛や心の想いを歌ったラブソングが中心となっています。
今回ご紹介した楽曲は、どれも親しみやすいメロディと心に響く歌声が魅力の代表的な作品ばかりです。
ロックステディ洋楽の奥深い世界への第一歩として、ぜひお楽しみください。