【琉球音楽】琉球の民謡・古典音楽
琉球の民謡といえば、やはり三線のシンプルな伴奏に、太鼓のリズム、そして琉球民謡ならではの歌い回しが印象的ですよね!
少し聴けば沖縄の伝統的な音楽だとわかる存在感は、独自に発展してきた文化と深い関わりがあります。
そんな沖縄のルーツが詰まっているとも言える琉球民謡を紹介していきますね!
オキナワンポップスとも言われる、古くから伝わる民謡の要素を取り入れた楽曲から、琉球古典音楽と呼ばれる琉球王朝で演奏されていた伝統的な曲まで、幅広く紹介していきますね!
何百年も伝わる琉球の心を歌う名曲たちです。
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【琉球音楽】琉球の民謡・古典音楽(1〜20)
下千鳥山里ユキ

「ちじゅやー」と呼ばれて親しまれている舞踊曲『浜千鳥』をもとにした曲。
『浜千鳥』よりもゆったりとしたテンポです。
歌詞には、自由に飛ぶ鳥とは対象的に「自分は義理にしばられわがままも言えないし、ただただ思うことしかできない」と世の中の無常を嘆いた思いがつづられています。
一聴するとゆったりとしたメロディで心落ち着くような気がしますが、実はこのような切ない思いがつづられているんですよね。
『浜千鳥』をもとにした曲はこの曲のほかにもたくさんあるようです。
谷茶前節

250年ほど前に万座毛に立ち寄った琉球王を歓迎するためにつくられた曲と伝えられています。
「タンチャ マシマシ」という歌詞は聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
舞踊の名人・玉城盛重が明治20年代にこの曲の振り付けを考えたそうです。
男が魚を捕り、女がざるに魚を入れ頭に載せて売り歩く様子を表現しています。
ミルクムナリ

この曲は沖縄エイサーの代表曲。
八重山・竹富島に生まれたオキナワン・プログレッシブサウンドの代表者、日出克が1993年にリリースした曲。
「ミルク」は弥勒からきており、「ムナリ」は「踊り」というインドネシア語からきているそうです。
沖縄の曲でありながら、無国籍なアジア音楽を感じさせます。
とても力強くて、エネルギーのある曲です。
なんくる節りんけんバンド

りんけんバンドは1977年に結成され1987年にデビューした沖縄ポップのバンドで、三線や島太鼓など沖縄の楽器と現代の楽器を融合させた音楽を発表し続けています。
「なんくる」は沖縄の言葉で「なんとかなるさ」の意味を持ちます。
彼らはオリジナルの楽曲のほか、沖縄に昔から伝わる曲もりんけんバンド風にアレンジして演奏しています。
アッチャメー小・多幸山喜納昌永

この曲は一般的な沖縄民謡の伴奏とメロディーがほぼ似ているタイプの曲と違い、三線のいわゆる速弾きのメロディの上に、違ったメロディーが歌われるもので、非常に高い技術が要求されます。
聴いたイメージでは、津軽三味線や、フラメンコなど、いろいろな他の地方の曲がまじりあっているような印象。
不思議な感覚を覚えます。