【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ
サンバといえばブラジルにおける代表的な音楽ジャンルですが、ダンスやカーニバルの総称のようなイメージを持たれている方も実は多いのではないでしょうか。
本稿では、知っているようであまり知られていない音楽ジャンルとしてのサンバの名曲を一挙ご紹介!
クラシックな名曲はもちろん、2010年代以降のサンバやパゴージをモダンに昇華した近年活躍しているアーティストによる楽曲まで、バリエーション豊かなラインアップでお届けします。
ここで取り上げられた楽曲を聴くことで、あなたのサンバに対するイメージが変わるかもしれません。
ぜひお楽しみください!
【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ(51〜60)
Trem das OnzeAdoniran Barbosa

独特のしゃがれたダミ声が特徴的なサンパウロ・サンバの重鎮にして立役者、アドニラン・バルボーザさん。
本名をJoão Rubinatoというイタリア系ブラジル人であり、シンガーソングライターとしてでなくコメディアンなど多彩な才能を発揮した存在なのですね。
『11時の夜汽車』という邦題でも知られる『O trem das onze』は、バルボーザさんのディスコグラフィの中でも大ヒットを記録して世界的に知られる名曲中の名曲です!
もともとはサンパウロのベテラン・サンバ・グループであるデモニオス・ダ・ガロアが歌唱を担当してヒットさせたのですが、今回はバルボーザさん自身が歌ったバージョンを載せておきます。
言うまでもなく数多くのカバー・バージョンが存在していますから、合わせてチェックしてみましょう!
Foi Um Rio Que Passou em Minha VidaPaulinho da Viola

サンバ界の貴公子とも言われているほど、洗練されたサンバの名曲を数々生み出している、シンガーソングライターのPaulinho da Violaです。
サンバでの活躍で知られていますが、ショーロやポップミュージックでもその実力は認められています。
Tombo in 7/4Airto Moreira

有名曲の「Samba de Janeiro」の元ネタとなっている曲がこの曲です。
Airto Moreiraはサンバフュージョンの代表的なアーティストの1人で、ジャズ界の大御所、Miles Davisとの共演などをし、北米でも成功した人です。
Vai PassarChico Buarque

ブラジルのポップミュージック、MPBというジャンルのシンガーソングライターとして有名な歌手、Chico Buarqueの曲です。
厳密に言えばサンバ歌手ではありませんが、この曲では、サンバのリズムをちゃんとやっているとても軽快な曲です。
おわりに
こうして時代をこえたサンバの名曲を聴いていると、南米の情熱的なカーニバルの様子が目に浮かぶようなナンバーはもちろん、夏の夕暮れにしっとり聴きたいタイプの曲もあることがよく分かります。
知れば知るほど奥深いサンバの世界に、今回の記事をきっかけとして興味を持っていただけたのであれば幸いです!