恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲
聴いただけでぞくっとしてしまうような、恐怖を感じてしまう作用を持つのも音楽という芸術ジャンルの側面ですよね。
今回の記事では、怖い音楽をテーマに掲げてさまざまな音楽をピックアップ。
定番のホラー映画のテーマ曲からクラシック音楽を中心として、ロックやポピュラー音楽なども含めて幅広く選曲しています!
聴いているだけではとくに怖いと感じられない楽曲も、実は楽曲の背景を知れば途端に怖くなってしまう……そんな発見があるかも?
ぜひチェックしてみてくださいね。
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恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲(21〜30)
暗い日曜日淡谷のり子

世界的に有名な怖い曲として知られる、ハンガリー生まれのシャンソンです。
日本では「ブルースの女王」と称された淡谷のり子さんなどの歌唱で知られています。
どうしてもその陰うつなメロディに背筋がぞくぞくしてしまいますよね。
この日本語版は1936年頃に一度録音されましたが、あまりに悲観的な雰囲気が問題視され、発売禁止になったという逸話も残っています。
気高くも重厚な歌声が、静かな狂気と哀しみを際立たせ、聴いているだけでゾッとする本作は、おばけが集うハロウィンにピッタリではないでしょうか。
Chrome Plated Megaphone of DestinyFrank Zappa & The Mothers of Invention

アメリカの奇才ギタリスト、フランク・ザッパが、「変身」、「審判」などの不条理小説で有名なチェコ人作家フランツ・カフカの短編「流刑地にて」をモチーフに制作した曲。
人間の心の中を描いた、シュールレアリスム的音楽であり、聴いていると不安な気持ちになっていきます。
最も怖いのは人間の潜在意識なのかと思わせる怪演です。
MVも不気味。
恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲(31〜40)
In the House, In a HeartbeatJohn Murphy

2002年のイギリス映画「28日後…」のテーマソング。
脳を侵すウイルスによって人々が凶暴化し、荒廃した街を舞台に、生き残った人々の人間模様を描くダニー・ボイル監督作品です。
音楽は全編ジョン・マーフィーが担当、ピアノとギターの音色が主のシンプルなメロディですが、荒廃し、人がいなくなったロンドンの街並を良く表しています。
The Shining ThemeWendy Carlos

スティーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督のホラー映画「シャイニング」のテーマソングです。
小説を書いているうちに精神に異常をきたした主人公を演じるジャック・ニコルソンの怪演を彩るのは、シンセサイザーでバッハを演奏して絶賛を得たウェンディ・カルロス。
クラシックの素養とシンセサイザーの不気味な効果が、映画にマッチしています。
ファイト!中島みゆき

社会の理不尽な現実に直面しながらも前に進み続ける人々の姿を描いた中島みゆきさんの挑戦的な意欲作です。
学歴差別、暴力、無関心、性差別などの困難に立ち向かう人々に向けて、力強いメッセージを届けます。
1983年3月にアルバム『予感』に収録され、1994年5月にはシングルとして再リリースされました。
その後、住友生命「ウィニングライフ」や2020年にはユニクロ「ヒートテック」のCMソングとしても起用され、時代を超えて多くの人の心に響き続けています。
しかし本作の1番のサビ前の歌詞はなんとも人間の恐ろしい描写がリアルにつづられています。
Grim Grinning GhostsBuddy Baker

ディズニーランド内のアトラクション「ホーンテッドマンション」で流れているテーマ。
手掛けたのは「くまのプーさん」などディズニー音楽を多く担当したバディ・ベイカー。
999人の幽霊が住む屋敷というアトラクションの設定にばっちり合った音楽で、懐かしい思い出が蘇る人も多いでしょう。
カントリーミュージックをベースにするというアイディアもとてもおもしろい曲です。
Solaris ThemeEdward Artemiev

アンドレイ・タルコフスキー監督のロシア映画「惑星ソラリス」のメインテーマ。
旧ソ連の電子音楽の祖と呼ばれるエドゥアルド・アルテミエフが音楽を担当しています。
この曲は、バッハの「イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ(BMV639)」を電子楽器で演奏したもので、厳しくも不気味な旋律が、人間の心の闇が具現化してしまうという映画の内容によく合っています。


