恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲
聴いただけでぞくっとしてしまうような、恐怖を感じてしまう作用を持つのも音楽という芸術ジャンルの側面ですよね。
今回の記事では、怖い音楽をテーマに掲げてさまざまな音楽をピックアップ。
定番のホラー映画のテーマ曲からクラシック音楽を中心として、ロックやポピュラー音楽なども含めて幅広く選曲しています!
聴いているだけではとくに怖いと感じられない楽曲も、実は楽曲の背景を知れば途端に怖くなってしまう……そんな発見があるかも?
ぜひチェックしてみてくださいね。
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恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲(31〜40)
Solaris ThemeEdward Artemiev

アンドレイ・タルコフスキー監督のロシア映画「惑星ソラリス」のメインテーマ。
旧ソ連の電子音楽の祖と呼ばれるエドゥアルド・アルテミエフが音楽を担当しています。
この曲は、バッハの「イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ(BMV639)」を電子楽器で演奏したもので、厳しくも不気味な旋律が、人間の心の闇が具現化してしまうという映画の内容によく合っています。
In the House, In a HeartbeatJohn Murphy

2002年のイギリス映画「28日後…」のテーマソング。
脳を侵すウイルスによって人々が凶暴化し、荒廃した街を舞台に、生き残った人々の人間模様を描くダニー・ボイル監督作品です。
音楽は全編ジョン・マーフィーが担当、ピアノとギターの音色が主のシンプルなメロディですが、荒廃し、人がいなくなったロンドンの街並を良く表しています。
The Shining ThemeWendy Carlos

スティーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督のホラー映画「シャイニング」のテーマソングです。
小説を書いているうちに精神に異常をきたした主人公を演じるジャック・ニコルソンの怪演を彩るのは、シンセサイザーでバッハを演奏して絶賛を得たウェンディ・カルロス。
クラシックの素養とシンセサイザーの不気味な効果が、映画にマッチしています。
ファイト!中島みゆき

社会の理不尽な現実に直面しながらも前に進み続ける人々の姿を描いた中島みゆきさんの挑戦的な意欲作です。
学歴差別、暴力、無関心、性差別などの困難に立ち向かう人々に向けて、力強いメッセージを届けます。
1983年3月にアルバム『予感』に収録され、1994年5月にはシングルとして再リリースされました。
その後、住友生命「ウィニングライフ」や2020年にはユニクロ「ヒートテック」のCMソングとしても起用され、時代を超えて多くの人の心に響き続けています。
しかし本作の1番のサビ前の歌詞はなんとも人間の恐ろしい描写がリアルにつづられています。
Grim Grinning GhostsBuddy Baker

ディズニーランド内のアトラクション「ホーンテッドマンション」で流れているテーマ。
手掛けたのは「くまのプーさん」などディズニー音楽を多く担当したバディ・ベイカー。
999人の幽霊が住む屋敷というアトラクションの設定にばっちり合った音楽で、懐かしい思い出が蘇る人も多いでしょう。
カントリーミュージックをベースにするというアイディアもとてもおもしろい曲です。
Dead and BuriedJoe Renzetti

1980年のゾンビ・ホラー映画「ゾンゲリア」のメインテーマ。
映画はゲイリー・A・シャーマンを監督に、「エイリアン」や「バタリアン」のダン・オバノンが脚本を手掛けた知る人ぞ知る作品。
この作品のゾンビは、いわゆる襲うゾンビではないゾンビ。
音楽も怖いというよりは、古き良きサスペンス映画を思わせる哀愁漂う曲ですが、映画を観てからだと背筋がゾクっとします。
ThrillerMichael Jackson

アメリカが誇る世界のスーパースター、マイケル・ジャクソンの1982年の超有名曲。
14分に及ぶショートフィルムが有名で、ゾンビに扮したマイケルが幽霊や怪物たちと踊る映像は高い評価を得ました。
エフェクトがかかったベースラインについ身体が踊りだしてしまいます。
GhostbustersRay Parker Jr.

1984年に公開されたアメリカ映画「ゴーストバスターズ」のテーマソング。
歌うのはレイ・パーカー・ジュニアで、映画公開時から大ヒットしました。
怖いというよりは、コミカルでキャッチーな80年代ロックナンバーですが、楽しげで明るいハリウッド製ゴーストのイメージをよく捉えた良曲といえます。
DarknessClock Tower Official Soundtrack

ヒューマンより1995年に発売されたホラーゲーム「クロックタワー」のテーマソング。
洋館に招かれた主人公が大きなハサミを持ったシザーマンから逃げ惑うという内容のゲームで、ダリオ・アルジェント監督のイタリア映画「フェノミナ」をモチーフにしています。
ゲーム音楽と侮るなかれ、「エクソシスト」を彷彿とさせるイントロに、不気味なシンセサイザーな音が重なり、終盤のテクノ的展開が癖になる名曲です。
Requiem K.626 – 7.Wolfgang Amadeus Mozart

18世紀のオーストリアの天才音楽家、モーツァルトが作曲したレクイエム(鎮魂歌)です。
モーツァルトの遺作であり、未完成のまま亡くなってしまった曲で、ピーター・シェーファーの戯曲が原作の映画「アマデウス」では、盟友サリエリが、モーツァルト自身の死を鎮魂する曲として書かせたというエピソードと共に使用されました。
死が迫ってくる恐ろしさと死後の世界の安らかな美しさを想起させる、才気に満ちた名曲です。
おわりに
それほど怖いというイメージがなくとも、その楽曲の背景に注目しながら聴いてみると、今までは何とも思っていなかった曲が急に怖くなってしまった……などという弊害も今回の記事では起きてしまったかもしれませんね。
実はあなたが日ごろ好んで聴いている音楽も、実は怖い背景があるのかも?
知れば知るほどおもしろい、それも音楽のステキな魅力ですよね!


