恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲
聴いただけでぞくっとしてしまうような、恐怖を感じてしまう作用を持つのも音楽という芸術ジャンルの側面ですよね。
今回の記事では、怖い音楽をテーマに掲げてさまざまな音楽をピックアップ。
定番のホラー映画のテーマ曲からクラシック音楽を中心として、ロックやポピュラー音楽なども含めて幅広く選曲しています!
聴いているだけではとくに怖いと感じられない楽曲も、実は楽曲の背景を知れば途端に怖くなってしまう……そんな発見があるかも?
ぜひチェックしてみてくださいね。
恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲(21〜30)
The Beautiful PeopleMarilyn Manson

声も見た目もホラー漫画なマリリン・マンソン。
資本主義や物欲にまみれた現代人を「美しい人々」と皮肉る歌詞とノリノリの曲調が最高にかっこ良いメタルの名曲です。
MVでのおどろおどろしいコスプレのオンパレードも観ていて楽しい一曲。
This Is HalloweenDanny Elfman

ティム・バートン原作のディズニー映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のメインテーマ。
「エド・ウッド」や「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」などティム・バートン作品の常連の作曲家であるダニー・エルフマンが作曲を手掛け、恐ろしくもどこかコミカルな、ダーク・ファンタジーにぴったりの音楽を創造しています。
Succession of Witches植松伸夫

1999年にスクウェアより発売された「ファイナルファンタジーⅧ」に登場する魔女のテーマ曲。
オルガンの音で構成された奇妙なメロディの上に、オペラ調で女性コーラスが乗る不気味な曲で、作品を通して魔女の恐ろしさを伝えるテーマとしてよく流れました。
The Shining ThemeWendy Carlos

スティーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督のホラー映画「シャイニング」のテーマソングです。
小説を書いているうちに精神に異常をきたした主人公を演じるジャック・ニコルソンの怪演を彩るのは、シンセサイザーでバッハを演奏して絶賛を得たウェンディ・カルロス。
クラシックの素養とシンセサイザーの不気味な効果が、映画にマッチしています。
Chrome Plated Megaphone of DestinyFrank Zappa & The Mothers of Invention

アメリカの奇才ギタリスト、フランク・ザッパが、「変身」、「審判」などの不条理小説で有名なチェコ人作家フランツ・カフカの短編「流刑地にて」をモチーフに制作した曲。
人間の心の中を描いた、シュールレアリスム的音楽であり、聴いていると不安な気持ちになっていきます。
最も怖いのは人間の潜在意識なのかと思わせる怪演です。
MVも不気味。