恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲
聴いただけでぞくっとしてしまうような、恐怖を感じてしまう作用を持つのも音楽という芸術ジャンルの側面ですよね。
今回の記事では、怖い音楽をテーマに掲げてさまざまな音楽をピックアップ。
定番のホラー映画のテーマ曲からクラシック音楽を中心として、ロックやポピュラー音楽なども含めて幅広く選曲しています!
聴いているだけではとくに怖いと感じられない楽曲も、実は楽曲の背景を知れば途端に怖くなってしまう……そんな発見があるかも?
ぜひチェックしてみてくださいね。
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恐ろしい音楽のススメ~実は怖いあの曲(21〜30)
暗い日曜日淡谷のり子

世界的に有名な怖い曲として知られる、ハンガリー生まれのシャンソンです。
日本では「ブルースの女王」と称された淡谷のり子さんなどの歌唱で知られています。
どうしてもその陰うつなメロディに背筋がぞくぞくしてしまいますよね。
この日本語版は1936年頃に一度録音されましたが、あまりに悲観的な雰囲気が問題視され、発売禁止になったという逸話も残っています。
気高くも重厚な歌声が、静かな狂気と哀しみを際立たせ、聴いているだけでゾッとする本作は、おばけが集うハロウィンにピッタリではないでしょうか。
オラショ−奉神御詠歌−SIREN R オリジナルサウンドトラック

ソニー・コンピュータエンタテインメントより2003年に発売されたホラーゲーム「SIREN」のテーマソング。
日本の地方の寒村が舞台で、村人達が「屍人」と呼ばれるゾンビ状態に陥る中で、謎の解明と脱出を目指すゲーム内容です。
神に捧げる歌であるこの曲は、雅楽的な展開を見せる純和風の曲なのですが、村人の不気味な声で歌われるので、滅茶苦茶怖いです。
トラウマにならないようお気をつけください。
Theme From SangueliaFabio Frizzi

イタリア人監督ルチオ・フルチの作品「サンゲリア」のテーマ曲。
映画は数々のグロテスクなゾンビのシーンでカルト的人気を誇ります。
音楽はコンピュータの打ち込みで作られており、テクノ・ミュージックの影響が色濃く、なかなかかっこ良い曲になっています。
弟切草弟切草 蘇生編 アレンジ&オリジナルサウンドトラック

1992年にチュンソフトが発売したサウンドノベルという新ジャンルのゲームソフトのメインテーマ。
小説のように文字で物語とミステリーが展開していき、時折現れる選択肢をプレイヤーが選んで、ストーリーが分岐していくゲームでした。
曲は中世ヨーロッパの洋館や「オペラ座の怪人」を思わせる歌曲で、当時のゲーム音源ながら、ドラマチックな良曲となっています。
Hello ZeppCharlie Clouser

アメリカの2004年のサイコ・スリラー映画「Saw」のテーマソング。
殺人鬼ジグソウによって密室に閉じ込められた二人が、脱出を図るという内容で、残虐なシーンと意表をつくストーリーが話題となりました。
曲は、インダストリアル・ロックを基に、ストリングスによって緊張を煽るサスペンスの味付けで、映画を観てから聴くと、ジグソウから逃げているようなドキドキ感が味わえます。
The Beautiful PeopleMarilyn Manson

声も見た目もホラー漫画なマリリン・マンソン。
資本主義や物欲にまみれた現代人を「美しい人々」と皮肉る歌詞とノリノリの曲調が最高にかっこ良いメタルの名曲です。
MVでのおどろおどろしいコスプレのオンパレードも観ていて楽しい一曲。
This Is HalloweenDanny Elfman

ティム・バートン原作のディズニー映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のメインテーマ。
「エド・ウッド」や「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」などティム・バートン作品の常連の作曲家であるダニー・エルフマンが作曲を手掛け、恐ろしくもどこかコミカルな、ダーク・ファンタジーにぴったりの音楽を創造しています。





