RAG Musicレクリエーション
素敵なシニアライフ
search

【高齢者向け】9月の歌特集。秋を感じる懐かしの名曲・童謡をご紹介

秋の夜長を彩る楽しみといえば、みんなで歌を口ずさむひとときではないでしょうか?

9月は、高齢者の方と季節の歌を楽しむのにぴったりの季節です。

心に響く歌詞が印象的な楽曲や、手拍子をしながら楽しめるリズミカルな曲まで、温かな雰囲気づくりにつながる曲をご紹介します。

周りのお仲間となつかしい思い出話で盛り上がるかもしれませんね。

童謡から昭和の名曲まで、高齢者の方になじみ深い歌ばかりですので、自然と笑顔があふれるすてきなひとときを過ごせますよ。

【高齢者向け】9月の歌特集。秋を感じる懐かしの名曲・童謡をご紹介(1〜10)

荒城の月

荒城の月/見やすい歌詞字幕付き フルver(1番~4番) 作曲:瀧 廉太郎 編曲:山田 耕筰 作詞:土井 晩翠
荒城の月

小中学校の音楽の授業でなじみのある名曲が『荒城の月』です。

作詞を土井晩翠さん、作曲を滝廉太郎さんが担当しました。

100年以上前に日本人が作詞・作曲を手がけた西洋音楽の元祖ともいえる楽曲でもあります。

七五調の歌詞はなかなか聴いただけでは難しいので、学生の頃は意味を掘り下げられませんでしたが、世の栄枯盛衰を歌っている歌詞はあらためて聴くと深い味わいがありますよね!

高齢者の方にはぜひ昔を思い出しながら聴いていただきたいです。

君といつまでも加山雄三

加山雄三さんの代表曲として知られる本作。

ふたりの永遠の愛を歌った歌詞が心に響きます。

1965年12月に発売され、300万枚以上の大ヒットを記録しました。

映画『エレキの若大将』の主題歌としても使用され、さらに人気が高まりました。

NHK紅白歌合戦にも4回出場しています。

高齢者の方も、若かりし頃の思い出の1曲として、きっと懐かしく感じられるのではないでしょうか。

本作は、恋人同士の幸せな時間を思い出させてくれる、心温まる曲です。

夕暮れ時に聴くのがオススメです。

月の沙漠

オリエンタルな雰囲気ただよう『月の砂漠』は童謡としても有名ですよね。

日本画家で詩人の加藤まさをさんの作品に作曲家の佐々木すぐるさんが曲を付けました。

ラクダに乗った王子様とお姫様が朧月夜に砂漠を旅するロマンチックでもありミステリアスでもあり、ノスタルジックでもあり、さまざまな感情が湧き上がる名曲ですよね!

童謡としても広く知られており、お孫さんとも楽しめる楽曲なので、秋のイベントの際に家族で聴いてみてもよいかもしれません。

【高齢者向け】9月の歌特集。秋を感じる懐かしの名曲・童謡をご紹介(11〜20)

十五夜お月さんNEW!作者:野口雨情/作詞:本居長世

♪十五夜お月さん – 15 Ya Otsuki San|♪十五夜お月さん ごきげんさん【日本の歌・唱歌】
十五夜お月さんNEW!作者:野口雨情/作詞:本居長世

十五夜のお月様を見上げながら、家族への思いがあふれてくる野口雨情さんの代表作です。

1920年9月に児童雑誌で発表され、本居長世さんが作曲を担当しました。

育ててくれたおばあさんがお暇をもらって帰り、妹は田舎へ嫁いでいった主人公が、お月様に語りかけながらお母さんに会いたいと願う様子が描かれています。

静かな月夜に浮かぶ家族への郷愁が、心にしみわたる1曲です。

離れて暮らすご家族を思うとき、秋の夜長にお月様を眺めながら、ゆっくりと口ずさんでみてはいかがでしょうか。

故郷の空NEW!作詞:大和田建樹

秋の夕空を見上げながら、遠く離れた故郷に思いをはせる様子が歌われている唱歌です。

スコットランド民謡を原曲に、明治期の詩人である大和田建樹さんが日本語の歌詞をつけました。

1888年5月に『明治唱歌 第一集』に掲載され、故郷の両親や兄弟は元気に暮らしているだろうかと案じる気持ちがつづられています。

故郷を離れて暮らしてこられた高齢者の方には、その歌詞に懐かしい思い出を重ねられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

秋の夜長に、ご自身の故郷の風景を思い浮かべながら、口ずさんでみてくださいね。

野菊NEW!作詞:石森延男/作曲:石森延男

野菊(♬遠い山から吹いてくる)byひまわり🌻歌詞付き
野菊NEW!作詞:石森延男/作曲:石森延男

石森延男さんが作詞、下総皖一さんが作曲を手がけた1942年の唱歌です。

秋の野原に咲く薄紫色の野菊の花を、愛らしく描いた作品に仕上がっています。

1番では静かに咲く野菊の可憐な姿、2番では花に虫が止まる穏やかな情景、3番では寒い冬が来ても咲き続けてほしいという温かな思いが込められていますね。

ゆったりとしたテンポと歌いやすいメロディなので、高齢者の方が集まる場面で一緒に歌ってみるのもいいでしょう。

秋の散歩で野菊を見かけたら、本作を思い出しながら季節の移ろいを感じてみてくださいね。

NEW!文部省唱歌

まんまるな満月の美しさを讃える情景描写が心に残ります。

文部省編纂の唱歌集『尋常小学唱歌 第一学年用』に1911年5月に掲載され、以降多くの世代に歌い継がれてきました。

東京音楽学校の編纂委員による合議制で制作され、シンプルで歌いやすい旋律が特徴です。

教科書唱歌として学校音楽教育の場で長く親しまれ、現在でも児童合唱団による録音が残されています。

秋の夜、窓辺から月を眺めながら口ずさみたくなる1曲。

施設のみなさんと一緒に、懐かしいメロディを楽しんでみてはいかがでしょうか。