【高齢者向け】70代の方にオススメ春の歌。懐かしい春ソングまとめ
「70代の方にオススメの春の歌」というと、あなたはどんな曲を思い浮かべますか?
今では春ソングといえば桜を歌った曲が多いですが、70年代や80年代には、春を舞台にさまざまな感情を描いた春ソングが注目を集めていました。
こちらの記事では、そうした70代の方になじみのあるオススメの春の歌を一挙に紹介していきます。
温かな春の歌を聴いていると、心地よい時間が過ごせそうですね。
曲ごとにさまざまな感情やドラマが描かれているので、ぜひ歌詞をご覧になりながらじっくりと聴いてみてください。
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【高齢者向け】70代の方にオススメ春の歌。懐かしい春ソングまとめ(41〜50)
この広い野原いっぱい森山良子

広大な自然の中に広がる愛と自由を歌い上げた名曲は、1967年1月に森山良子さんがリリースしたフォークソングです。
澄んだ心地よい歌声と優しいメロディが、空に浮かぶ雲や吹き抜ける風のような爽やかな解放感を届けてくれます。
楽曲は銀座の画廊で見つけた詩を基に、わずか30分で完成させたというエピソードを持ちます。
本作は1974年にNHKの『みんなのうた』で放送されたことをきっかけに、日本中で歌い継がれる童謡となりました。
高齢者の方と一緒に歌うと、懐かしい思い出話に花が咲き、自然と笑顔があふれるすてきな時間を過ごせそうですね。
【高齢者向け】70代の方にオススメ春の歌。懐かしい春ソングまとめ(51〜60)
春の夜

静寂に包まれた春の宵に、箏の清らかな音色が響き渡る情景を見事に表現した楽曲です。
大正3年に発表された本作は、宮城道雄さんが20歳という若さで作曲した邦楽の名作として知られています。
白梅の香り漂う夜に、一人の男性が箏の音に導かれ、美しい女性とのはかない出会いを経験する様子を繊細に描写しています。
宮城道雄さんが失明を乗り越えて紡ぎだした旋律は、春の夜の静けさと人々の心の機微を優美に表現し、邦楽の新境地を切り開きました。
本作は、日本の四季の移ろいや心情の機微に触れたい方にオススメの一曲です。
穏やかな春の夜に、箏と尺八の調べに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
ひなげしの花アグネス・チャン

丘の上に咲くひなげしの花を使って恋占いをする少女の純粋な心情を描いた、アグネス・チャンさんの日本デビュー曲です。
遠い街へ去っていってしまった恋人への思いと不安、寂しさが透明感のある歌声で優しく紡がれています。
1972年11月にリリースされた本作は、オリコン週間ランキング5位を記録する大ヒットとなりました。
1973年の『第24回NHK紅白歌合戦』でも披露し、アグネス・チャンさんの人気に火をつけるキッカケとなりました。
甘酸っぱい恋の思い出を振り返りたい時や、春の訪れを感じさせる心温まる一曲として、今なお多くの人々に愛され続けています。
微笑がえしキャンディーズ

大切な人との別れを前にした女性の切ない思いを、爽やかな春風のような旋律に乗せて歌い上げたキャンディーズの至高の1曲です。
1978年2月のリリース後、オリコンチャートで1位を獲得し、累計100万枚を超える売り上げを記録しました。
引越しのシーンを通してカップルの別れを描いており、これまでの思い出を振り返る主人公の姿には笑顔の裏に隠された複雑な感情が映し出されています。
春の時期に大切な人との別れを経験した方に聴いていただきたい1曲です。
リンゴの唄並木路子

戦後の日本に希望の光を灯した名曲を、並木路子さんの澄んだ歌声でつづった傑作です。
青い空を見上げながら、無垢な心で愛をうたう優しさに満ちた楽曲は、当時の人々の心に深く響きました。
モノラルの音質で刻まれた音の記憶は、昭和初期の空気感を鮮やかに伝えています。
本作は1945年10月公開の映画『そよかぜ』の主題歌として世に送り出され、翌年1月にレコード化されました。
作詞のサトウハチローさんと作曲の万城目正さんが紡ぎ出した温かなメロディーは、戦後の復興期を生きる人々の心の支えとなりました。
春の訪れを感じながら、懐かしい思い出とともに聴いていただきたい一曲です。
春の歌唱歌

昭和12年3月、NHK大阪中央放送局で国民歌謡として放送が始まった心温まる楽曲です。
内田元さんが作曲し、喜志邦三さんが作詞を手掛けたメロディは、当時の人々の暮らしに寄り添う親しみやすさを持っています。
全4番の歌詞には、花売りの愛らしいまなざしや、新鮮な野菜が並ぶ市場のにぎわい、巣立ちの鳥のさえずり、そよ風に揺れる春の情景が描かれています。
同年7月にはポリドールからレコードが発売され、翌年にはテイチクでも発売されました。
本作は、倍賞千恵子さんや、由紀さおりさん安田祥子さん姉妹など、多くのアーティストにカバーされ、春の訪れを喜ぶ気持ちを共有できる楽曲として愛され続けています。
春の始まりを感じる季節に、家族や友人と一緒に口ずさみたい一曲です。
朧月夜唱歌

春の夕暮れ時の情景を美しく描き出した楽曲は、菜の花畠に広がる夕日と霞、空に浮かぶ淡い月光が織りなす風景を、繊細な筆致で表現しています。
のどかな里山の情景とともに、森の色や田んぼの小道を歩く人々の姿、蛙の鳴き声や鐘の音など、日本の春の風物詩を優しく包み込んだ作品に仕上がっています。
1914年に文部省唱歌として発表された本作は、高野辰之さんの詞と岡野貞一さんの曲が見事に調和し、学校教育の場でも長く親しまれてきました。
2009年には森山愛子さんがカバー、2023年6月には西田あいさんが番組で歌唱するなど、世代を超えて愛され続けています。
穏やかな春の夕べに聴きたい一曲として、心に染み入る温かさを感じさせてくれることでしょう。





