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【懐メロ】昭和世代にヒット!女性歌手の歌う名曲・人気曲

「あの頃はよかった」なんて言うとちょっと年齢を感じてしまいますが、いや実際、昔のことを思い出すと幸せな気分になれること、ありますよね。

自分が若いときに観ていたテレビ番組、歩いた街の風景、そして聴いていた音楽……。

今回この記事では聴いて懐かしい、女性歌手が歌っている昭和のヒットソングをまとめてみました。

過去に思いをはせるもよし、新たなはげみにするもよし……そしてカラオケ選曲の参考にするもよしな内容です!

【懐メロ】昭和世代にヒット!女性歌手の歌う名曲・人気曲(21〜30)

セカンド・ラブ中森明菜

中森明菜さんのサードシングルで1982年11月10日リリース。

筆者はこれを歌う中森さんのデビュー当時をリアルタイムで経験していますが、彼女の歌声を聴いて「低くて太い声だな」と思っていました。

が、今、本稿を書くために久しぶりにこの音源を聴いて、とても少女っぽい声に驚きました。

ただ、歌声にはあどけなさがあるものの歌唱はしっかりとしていて、このしっとりとしたバラードをきっちりと表現しきっているあたり、やはり昭和の歌手はさすがだな、と思わせてくれますね!

フレンズREBECCA

REBECCA「フレンズ」(1985.12.25渋谷公会堂)
フレンズREBECCA

昭和歌謡の特番などでも必ずと言っていいほど紹介されることの多い名曲『フレンズ』。

80年代後半のバンドシーンをけん引してきたレベッカの代表曲です。

ドラマ『ハーフポテトな俺たち』のエンディングテーマとしてなじみがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

切なさを帯びたイントロが印象的で、NOKKOさんの個性的で艶やかなボーカルにぐいぐい引き込まれます。

繊細な恋心とともに懐かしさを感じさせる歌詞。

リアルタイムでも素晴らしいのはもちろんですし、時がたって聴いてもよりエモーショナルに響くのではないでしょうか。

天国のキッス松田聖子

松田聖子「天国のキッス」(LIVE 1992 Nouvelle Vagueより)
天国のキッス松田聖子

恋が始まる瞬間の、胸がキュンとなるきらめきが詰まった曲です。

作曲を手掛けた細野晴臣さんによる、次々と転調していくメロディは革新的で、聴く人を夢見心地な世界へといざないます。

松本隆さんが描いたのは、好きな人との未来を想像して心ときめかせる、リアルな乙女心なのだそう。

1983年4月に発売された本作は、映画『プルメリアの伝説』主題歌などに起用され、通算11作連続での首位を記録。

アルバム『ユートピア』にも収録されています。

好きな人との関係が進展しそうな予感に胸を躍らせている、そんな幸せな瞬間に寄り添ってくれる1曲かもしれませんね。

青い珊瑚礁松田聖子

松田聖子 – 青い珊瑚礁 〜Blue Lagoon〜
青い珊瑚礁松田聖子

松田聖子さんのセカンドシングルで1980年7月1日リリース。

同年4月に『裸足の季節』でデビューした聖子さんですが、この曲の大ヒットで一躍、80年代のトップアイドルになったのではないでしょうか。

「ぶりっ子」「聖子ちゃんカット」など当時の世の中に一大ムーブメントを巻き起こすきっかけにもなった楽曲ですね。

当時の小学校のクラスのお楽しみ会的なイベントで女子の歌う定番ソングだったように覚えています。

聴いているだけで南の島の青い海の風景が浮かんでくるようなアップテンポの爽快な昭和の名曲です!

世界中の誰よりきっと中山美穂

1992年にリリースされ、フジテレビ系ドラマ『誰かが彼女を愛してる』の主題歌としても話題を呼んだ中山美穂さんとWANDSのデュエット曲です。

甘く切ない歌声が印象的で、夏の終わりを感じさせる情景描写から始まる恋物語が胸を打ちます。

運命的な再会と、誰よりも熱い思いを持って夢を見続けるという強いメッセージが、ドラマのストーリーと見事に調和しています。

商業的にも成功を収め、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得。

発売からわずか20日間で100万枚を超える大ヒットとなりました。

今もなお、テレビでの使用やアーティストからのカバーを受けて、多くの世代からの認知度が高い1曲です。

恋人への強い思いや、理想を追い求める純粋な気持ちに共感したい方におすすめの1曲です。

Return To Myself浜田麻里

化粧品のCMソングに起用され、話題になった楽曲です。

どこまでも飛んでいく、伸びやかな歌声が持ち味のシンガーソングライター、浜田麻里さんによる作品で、1989年4月に9枚目のシングルとしてリリースされました。

自分らしい恋をすること、自分らしく生きていくことを高らかに歌い上げるこの曲に、はげまされた方は多いはず。

「最近疲れているな」「ちょっと孤独な気分だな」なんてときに聴けば全てを吹き飛ばしてくれるかもですよ。

川の流れのように美空ひばり

美空ひばりさんのレコーディングはよほどのことがないかぎり一発OKで終了とされていました。

もちろん美空さんの実力あってのことだと思います。

そこへ「もう一回歌えば、美空さんならもっといい曲に仕上げられます」と、一石を投じたのがこの曲を作詞した秋元康さん。

さぞかし現場は凍り付いたことでしょう。

しかし美空さんは笑って「あんたっておもしろいね」と言ってもう一度マイクの前に立ったといいます。

そして出来上がったのがこの『川の流れのように』。

そう思って聴くとなにか美空さんの笑顔までがよみがえってきます。

人生は1本の長い川……この曲に支えられた人は少なくないのでは。