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60代女性の心に響くラブソング。青春の記憶が蘇る珠玉の恋唄たち

60代女性の心に深く刻まれた恋の記憶。

松田聖子さんの切ない歌声、中森明菜さんの透明感あふれるメロディ、工藤静香さんの艶やかな歌唱が、あの頃の甘酸っぱい思い出を優しく包み込みます。

青春時代に胸を焦がした恋心、運命的な出会い、はかない別れの情景。

時を超えて心に寄り添う珠玉のラブソングたちが、懐かしい記憶とともによみがえってきます。

もくじ

60代女性の心に響くラブソング。青春の記憶が蘇る珠玉の恋唄たち(41〜60)

翳りゆく部屋荒井由実

The Paled Room / Kageriyuku Heya (2022 Mix)
翳りゆく部屋荒井由実

夕暮れから宵闇へと移り変わる部屋の情景を通して、別れに直面する恋人たちの姿を切なく描き出した荒井由実さんの名作。

パイプオルガンを採用した荘厳なアレンジと、ハイ・ファイ・セットや山下達郎さんなど豪華メンバーによるゴスペル調のコーラスが、別れの痛みをいっそう際立たせています。

1976年3月に発表された本作は、オリコンチャートで週間10位、年間43位を記録。

愛する人との別れを経験された方に心からオススメしたい1曲です。

青い山脈藤山一郎

川中美幸「青い山脈」(「川中美幸 服部良一を唄う」より)
青い山脈藤山一郎

戦後の日本が芽吹いた1949年、若者たちの明るい未来への希望を歌い上げた珠玉の名曲が西條八十さんの作詞、服部良一さんの作曲により誕生しました。

藤山一郎さんと奈良光枝さんの歌声が織りなすデュエットは、厳しい冬を越えて咲く雪割桜のように、力強く美しい春の訪れを表現しています。

映画のために書き下ろされた本作は、当時の若者たちの夢や憧れを自然の情景に重ね合わせ、戦後の復興期における人々の思いを見事に描き出しています。

バラ色の雲が浮かぶ青い山並みを背景に、新しい時代を生きる人々の姿を優しく包み込むような心温まるメロディーと歌詞は、春の訪れとともに聴きたくなる永遠の名曲といえるでしょう。

スカイレストランハイファイセット

Hi-Fi Set – Sky Restaurant|My Favorite ALFA: Vinyl Side Ep. 1 @ UNITY RECORD BAR(Seoul, Korea)
スカイレストランハイファイセット

都会の夜景が美しく広がる高層レストランを舞台に、切ない恋の再会と別れを描いた珠玉のラブソング。

1975年11月にハイ・ファイ・セットがリリースした本作は、松任谷由実さんの繊細な歌詞と村井邦彦さんの美しいメロディが見事に調和しています。

高層ビルの窓に映る夕闇と街灯り、そして過去の恋人との再会。

別れを予感しながらも、今だけは2人きりの時間を大切にしたいという女性の切実な思いが胸を打ちます。

大人の恋愛ドラマのような艶やかさと洗練された都会的なサウンドは、穏やかな夜のひとときにピッタリ。

心に秘めた思いに浸りながら、ゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。

北ウイング中森明菜

⑦【公式】中森明菜/北ウイング (~夢~’91 Akina Nakamori Special Live at幕張メッセ, 1991.7.28 & 29) Kita Wing
北ウイング中森明菜

恋する女性の決意と葛藤を描いた中森明菜さんの楽曲は、1984年1月にリリースされ、オリコン週間シングルチャートで2位を記録。

『ザ・ベストテン』では1月19日に1位に急上昇し、その後5週連続1位を獲得する大ヒット作品となりました。

成田空港から異国へと向かう女性の繊細な心情を、透明感のある歌声で表現しています。

恋人を追いかけるためすべてを捨てて飛び立つという決断には不安もありますが、それでも未来への希望を抱いて前進していく姿が印象的。

のちに「明菜ビブラート」と呼ばれる独特な歌唱法も魅力です。

友人同士でカラオケをするときに、思い出話に花を咲かせながら歌うのにピッタリの1曲といえるでしょう。

どうぞこのまま丸山圭子

いつまでも変わらぬ愛を歌い上げた丸山圭子さんのボサノヴァ調の名曲。

比喩を用いながら繊細に描かれた感情表現が胸を打ちます。

1976年7月にリリースされたアルバム『黄昏めもりい』に収録されたこの楽曲は、オリコン週間チャートで5位を記録し、80万枚を超える大ヒットを記録しました。

ゆったりとしたテンポで、メロディも耳になじみやすいため、ロマンティックな雰囲気を味わいながら楽しく歌えますよ。

思秋期岩崎宏美

季節の移ろいと青春のはかなさを見事に表現した岩崎宏美さんの名曲。

18歳の視点から紡がれる青春の物語は、若さゆえの繊細な感情と成長への不安を優しく包み込んでいます。

透明感のある美声と洗練された歌唱力で、秋の切なさと恋心を見事に表現しています。

1977年9月にリリースされ、オリコンチャート6位、年間ランキング38位を記録。

第19回日本レコード大賞では歌唱賞を受賞するなど、多くの人々の心を魅了しました。

時を超えて愛され続ける本作は、今でも中森明菜さんや森山直太朗さんなど、数多くのアーティストによってカバーされています。

大切な思い出に浸りながら、穏やかな気持ちで聴いていただきたい1曲です。