春ソングといえば、桜をやほかの花を歌った曲はもちろん、卒業や上京をテーマに別れを描いた曲など、さまざまな楽曲がありますよね。
そうした春を舞台に描かれた楽曲は昭和の時代からたくさん歌われてきました。
この記事では、そうした数ある名曲の中から、60代の方にオススメの春ソングを一挙に紹介していきます。
60代の方が青春時代に聴いていたであろう楽曲から、大人になってからの曲まで、オススメの曲を幅広く集めましたのでぜひ歌詞をご覧になりながらじっくりと耳を傾けてみてください。
60代に聴いてほしい春ソング。桜や別れを歌った名曲まとめ(1〜5)
チェリーブラッサム松田聖子

春の訪れを感じさせる爽やかなメロディーと、新しい恋の始まりを描いた心温まる歌詞が魅力的な名曲です。
松田聖子さんの凛とした歌声が、新たな一歩を踏み出す主人公の心情を美しく表現しています。
青空の下で広がる未来への期待感や、恋する喜びに満ちた気持ちが、透明感のある歌声とともに心に響きます。
1981年1月に発売された本作は、若松宗雄プロデューサーの新しい音楽への挑戦から生まれた1曲。
オリコン週間チャートで1位を獲得し、アルバム『Silhouette〜シルエット〜』にも収録されました。
春の季節、とりわけ桜の開花時期に聴きたい楽曲として、長年にわたり多くのリスナーから愛されています。
新生活のスタートを応援してくれる、元気と希望に満ちた1曲として、心機一転したい時にオススメの曲です。
桜、ひらりサザンオールスターズ

サザンオールスターズの新曲は、春の訪れを象徴する桜をテーマにした楽曲です。
軽やかな春風を思わせるサウンドに乗せて、はかなくも美しい桜の花に希望を重ねて描いています。
本作は、アルバム『THANK YOU SO MUCH』からの先行シングルとして2025年1月1日に配信限定でリリースされました。
能登半島地震から1年という節目の日に発表されたことで、被災地への思いが込められていると考えられています。
春の季節感や日本の情緒を感じさせる仕上がりで、新しい季節の訪れを感じたい方にオススメですよ。
卒業尾崎豊

青春の不器用な感情を余すことなく表現した作品を、尾崎豊さんは力強い歌声で届けてくれます。
学校生活における閉塞感や大人たちへの不信感といった若者の心情を率直に切り取った本作は、誰もが経験する学校生活の中で感じる自由への渇望を描いた普遍的なメッセージを持っています。
1985年1月にリリースされ、オリコンチャート最高位20位を記録した本作は、アルバム『回帰線』の先行シングルとして発表されました。
その後、2016年にはカジュアル衣料チェーンのウェブ限定ショートムービーのコマーシャルソングとしても起用され、時代を超えて多くの人々の心に寄り添い続けています。
理想と現実の狭間で揺れる心情や、社会の規範への疑問を感じている時に聴いていただきたい1曲です。
MY GRADUATIONチェッカーズ

卒業という人生の節目を情感豊かに描いた珠玉のバラードです。
穏やかなメロディーに乗せて、制服のボタンを交換する風景や、駅までの道のりを一緒に歩む情景が優しく描かれています。
16歳から18歳までの思い出を振り返りながら、甘い恋の記憶と別れの切なさを見事に表現した名曲です。
チェッカーズのアルバム『GO』に収録され、1987年に発表されました。
メンバー自身が手掛けた初のセルフプロデュース作品で、藤井フミヤさんが作詞、武内享さんが作曲を担当しています。
卒業シーズンに聴きたい定番ソングとして、日本の音楽シーンに深く根付いている本作は、青春時代の思い出を大切にしたい方に心からオススメしたい一曲です。
桜坂福山雅治

別れの切なさと希望を表現した珠玉のラブソング。
甘く切ない思いと、相手の幸せを心から願う気持ちが、静かに心に寄り添うメロディとともに染み渡ります。
福山雅治さんの繊細な歌声が、恋人との別れを受け入れつつも消えない思いを優しく包み込みます。
2000年4月に発表された本作は、TBS系『ウンナンのホントコ!』の人気企画『未来日記V』のテーマソングとして話題を呼び、オリコン年間シングルランキング2位を記録。
累計229万枚を超える大ヒットとなりました。
春の桜が散りゆく情景と重なる別れの場面を描いた歌詞は、新たな出会いや別れの季節に聴きたい一曲です。