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【高齢者向け】暖かな4月にぴったりな春の歌

歌をレクリエーションに取り入れている高齢者施設は多いですね。

高齢者の方にとっても、歌は人気のレクリエーションのひとつで、カラオケ設備を取り入れている施設もありますよね。

そこで今回は4月にぴったりな春の歌をご紹介します。

高齢者の方が一度は耳にしたことがありそうな歌を集めました。

昔聴いていた楽曲や童謡を歌うことで当時を思い出したり、音程やリズムをとることは、脳の活性化につながります。

また歌うときは口を動かし、唇や舌、口回りの筋力を使うため、食べ物を食べる力も強化されますよ。

春の暖かな陽気の中で歌って、春を感じてみましょう。

【高齢者向け】暖かな4月にぴったりな春の歌(61〜70)

どこかで春が作詞:百田宗治/作曲:草川信

どこかで春が 百田宗治作詞・草川信作曲 Spring is coming
どこかで春が作詞:百田宗治/作曲:草川信

季節は突然に切り替わるのではなく、徐々に兆しが見えてくるものです。

その小さな変化を目にすることで、次の季節への高揚感が高まってきますよね。

そんな少しずつ季節が変わっていく様子、春がくることを実感する現象を表現した楽曲です。

タイトルにもあるように、明確に春を目にしているわけではなく、体の感覚で春を感じているところに、新しい季節への高揚感が伝わってきますね。

おだやかな雰囲気のサウンドと、春を実感する歌詞の重なりによって、春へと季節が変わっていくことへの幸せや高揚感が表現されたような楽曲です。

緑のそよ風作詞:清水かつら/作曲:草川信

あたたかい季節がやってきて、風景が緑に染まっていく様子、そこに感じる幸せが表現されたような楽曲です。

美しい緑の風景を吹き抜けるそよ風、そこに見える人や動物たちの生活といった部分が描かれ、目の前の光景がしっかりとイメージされます。

合唱曲といった雰囲気の、伸びやかでやさしいサウンドが、壮大な風景を表現しているようにも感じられますね。

風景を真っすぐに表現したような、伸びやかな歌唱の中に、弾むようなフレーズが取り入れられているところも印象的で、春への高揚感が抑えきれない様子が伝わってきます。

ちょうちょう作詞:野村秋足/作曲:スペイン民謡

美しく花が咲く風景の中にちょうちょうが飛んでいるのも、春を強く感じられる景色ですよね。

そんなちょうちょうの姿を表現した、春の定番ともいえる童謡です。

ゆったりとした雰囲気で進行する楽曲ということも、ちょうちょうのやわらかさ、ゆったりと舞っている光景をイメージさせますね。

さまざまな花の間を飛ぶちょうちょうの姿を表現することで、どのような花があるのかを合わせて伝えてくれているようにも感じられ、春の美しさがより鮮明にイメージされますね。

春の唄作詞:喜志邦三/作曲:内田元

春にまつわる美しい風景、そこにいる人々の心を表現したような、明るい雰囲気の楽曲です。

笛の音色が強調された軽やかなサウンド、弾むような歌声が重なるような構成で、春という季節への高揚感が伝わってきます。

市場にならぶ花や野菜が歌詞で登場することから、あたたかい季節の実りへの幸せの感情もイメージされます。

軽やかなサウンドと歌声、歌詞の内容などから、春を待ち望んでいたこと、楽しい気持ちが抑えきれない様子が感じられる楽曲ですね。

作詞:武島羽衣/作曲:滝廉太郎

日本を代表する作曲家、瀧廉太郎さん。

彼が1900年にリリースしたのが『花』です。

タイトルでピンとこない方も、春の隅田川の情景を歌う曲といえば伝わるのではないでしょうか。

1番では朝の、2番では昼の、3番では夜と、時間の経過を取り入れているのも特徴的ですね。

実はこの歌詞、源氏物語から着想を得て作られたものなんですよ。

ぜひこの機会に、美しい歌詞もじっくり味わってみてください。

それから、音程は比較的高めなので、合唱などで歌う場合は、パート分けするとよいでしょう。

朧月夜作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

菜の花や田んぼを月が静かに照らしている、そんな日本ならではの美しい様子を歌うのが『朧月夜』です。

こちらは1914年に小学校の音楽の教科書に掲載されて以来、合唱の定番ソングとして愛されてきました。

歌詞の内容に合わせて、しっとりと歌いあげてみましょう。

ちなみに、タイトルの『朧月夜』とは、春の月がかすんで見える夜を指す言葉なんですよ。

加えて、ポップス風にアレンジしたバージョンがいくつかリリースされているのにも触れておきます。

野に咲く花のようにダ・カーポ

野に咲く花のように      ダ・カーポ
野に咲く花のようにダ・カーポ

道ばたに咲いている名前もわからない花、その風景をとおしたさまざまな感情が表現された楽曲です。

画家である山下清さんを主人公にしたドラマ『裸の大将放浪記』の主題歌としても有名ですね。

やさしい雰囲気のサウンドや歌唱から、春のそよ風のようなさわやかな空気も伝わってきます。

なにげなく目にしたときに、あたたかい気持ちにさせてくれる、花のような存在になりたいといった願いが描かれており、やさしさとともに強い意志も感じられますね。