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【高齢者向け】暖かな4月にぴったりな春の歌

歌をレクリエーションに取り入れている高齢者施設は多いですね。

高齢者の方にとっても、歌は人気のレクリエーションのひとつで、カラオケ設備を取り入れている施設もありますよね。

そこで今回は4月にぴったりな春の歌をご紹介します。

高齢者の方が一度は耳にしたことがありそうな歌を集めました。

昔聴いていた楽曲や童謡を歌うことで当時を思い出したり、音程やリズムをとることは、脳の活性化につながります。

また歌うときは口を動かし、唇や舌、口回りの筋力を使うため、食べ物を食べる力も強化されますよ。

春の暖かな陽気の中で歌って、春を感じてみましょう。

もくじ

【高齢者向け】暖かな4月にぴったりな春の歌(41〜60)

春の歌唱歌

混声合唱曲「春の歌」―内田元(編曲・平吉毅州)
春の歌唱歌

昭和12年3月、NHK大阪中央放送局で国民歌謡として放送が始まった心温まる楽曲です。

内田元さんが作曲し、喜志邦三さんが作詞を手掛けたメロディは、当時の人々の暮らしに寄り添う親しみやすさを持っています。

全4番の歌詞には、花売りの愛らしいまなざしや、新鮮な野菜が並ぶ市場のにぎわい、巣立ちの鳥のさえずり、そよ風に揺れる春の情景が描かれています。

同年7月にはポリドールからレコードが発売され、翌年にはテイチクでも発売されました。

本作は、倍賞千恵子さんや、由紀さおりさん安田祥子さん姉妹など、多くのアーティストにカバーされ、春の訪れを喜ぶ気持ちを共有できる楽曲として愛され続けています。

春の始まりを感じる季節に、家族や友人と一緒に口ずさみたい一曲です。

港が見える丘平野愛子

美しい港町の情景を優しく歌い上げた戦後を代表する名曲。

哀愁漂うメロディと情感豊かな歌詞で、平野愛子さんは見事に恋心や別れの切なさを表現しています。

港を望む丘で散りゆく桜を眺めながら、去りゆく恋人を思う心情が繊細に描かれており、誰もが共感できる普遍的な魅力を持っています。

1947年4月のリリース以降、ビクターの戦後最初のヒット曲となり、累計45万枚の売上を記録。

ちあきなおみさんや青江三奈さん、美空ひばりさんなど、数多くのアーティストがカバーしています。

春の訪れを感じる季節に聴きたい一曲で、懐かしい思い出とともに心温まるひとときを過ごすことができます。

高齢者の方同士で、昔を懐かしみながら穏やかな時間を共有できるすてきな楽曲です。

北国の春体操

ご年配の方はほとんどの方が知っているであろう名曲、『北国の春』に合わせておこなう体操をご紹介します。

イントロに合わせて足踏みをし、手の上げ下げやグーパー運動、手や肩、膝をたたきます。

首や体幹もひねる動きがあるので力の入れすぎに注意しましょう。

初めておこなう前にはあらかじめ動きを確認しておくと良いですね。

高齢者施設のレクリエーションでおこなう場合は、都度、次は足踏みです、などアナウンスすると楽しくおこなえますよ。

草原の輝きアグネス・チャン

草原の輝き / アグネス・チャン (歌詞入り)
草原の輝きアグネス・チャン

自然豊かな風景の中で、こだまする名前と涙を誘う風の音。

小川のせせらぎに耳を傾けながら、レンゲの花の香る草原で過ごすひとときを歌った、アグネス・チャンさんの心にしみる一曲です。

野イチゴを摘みながら、遠く離れた大切な人を想う純粋な思いが、透明感のある歌声と美しく重なります。

1973年発売された本作は、100万枚を超える販売を記録する大ヒットを果たし、翌1974年の春の選抜高校野球大会で入場行進曲として採用されました。

自然の美しさと旅立ちの季節を感じられる春の歌として、高齢者の方と一緒に口ずさむのにぴったりな思い出の一曲です。

りんごの唄並木路子

りんごの唄 並木路子 昭和うた
りんごの唄並木路子

思いを寄せる対象をリンゴに例えた、優しく温かな楽曲です。

1946年1月にリリースされ、戦後初めて大きな反響を呼んだ名曲。

映画『そよかぜ』の主題歌として、並木路子さんと霧島昇さんのデュエットで歌われました。

青い空の下、愛らしいリンゴに思いをはせる様子が、爽やかなメロディーとともに描かれています。

当時の混乱期において、希望の光となった1曲です。

高齢者の方にとって、古き良き時代の思い出がよみがえる懐かしい楽曲だと思います。

施設でご一緒に歌う時間を持つことで、楽しい昔話に花が咲くのではないでしょうか。

春風のいたずら山口百恵

春の訪れと共に心に響く名曲が生まれました。

淡い恋心と切ない気持ちを優しく表現した歌詞は、春風に吹かれながら街を歩く少女の繊細な感情を描いています。

山口百恵さんの清らかな歌声が、若い女性の揺れ動く心をみごとに表現しています。

1974年3月に発表された本作は、映画『伊豆の踊子』の主題歌として使用され、大きな話題を呼びました。

山口百恵さんの女優としての魅力も存分に発揮された映画とともに、多くの方々の心に深く刻まれています。

春の陽気の中で穏やかなひとときを過ごしたい時や、懐かしい思い出を振り返りたい時におすすめの一曲です。

高齢者の方と一緒に昔を懐かしみながら、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。