RAG MusicWorld Music
素敵な世界の音楽
search

タンゴの名曲。おすすめの人気曲

歯切れの良い独特のリズムと哀愁漂うメロディが魅力のタンゴ。

昔から日本人にも人気のあるジャンルですよね。

南米アルゼンチン発祥の音楽と思われがちですが、もともとは18世紀にイベリア半島で生まれた舞曲の一種です。

タンゴには大きくわけてアルゼンチン・タンゴとコンチネンタル・タンゴがあり、それぞれ違った味わいがあります。

情熱的なバンドネオンの響き、情感あふれる歌声。

魅惑的なタンゴの世界をご堪能ください。

タンゴの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)

我がなつかしのブエノスアイレス(Mi Buenos Aires Querido)プラシド・ドミンゴ、ヴァージニア・トーラ

1934年にカルロス・ガルデルによって作曲された『Mi Buenos Aires Querido』。

世界的な知名度を誇るこちらの曲は数多くのアーティストがカバーしています。

あのThree Tenorのひとり、プラシド・ドミンゴがカバーしたことで、多くのリスナーから支持を受けるようになりました。

ジーラ、ジーラ(Yira! Yira!)藤沢嵐子

Ranko Fujisawa 藤沢嵐子_ YIRA・・・YIRA ジーラ・・・ジーラ
ジーラ、ジーラ(Yira! Yira!)藤沢嵐子

アルゼンチンタンゴの古典的傑作のひとつ。

タイトルの『ジーラジーラYira yira』は辞書に載っていないことばだそうで、「ぐるぐる回る」「ふらふら歩く」といった意味があるようです。

全体に俗語や造語が使われており、内容はかなり厭世的。

生々しさすら感じるその雰囲気は、ポルトガルのファドやフランスのシャンソンを思わせます。

古道具屋(Cambalache)フリオ・イグレシアス

音だけ聴いていれば軽快な曲ですが、歌詞はかなり辛辣で、世の中を批判する言葉が刻まれています。

そこを嫌味たっぷりではなく、さらっと歌い上げるところがお洒落なのかもしれません。

歌唱は、フリオ・イグレシアスです。

奥様お手をどうぞディック・ミネ

優しい旋律の、コンチネンタル・タンゴです。

原曲の歌詞はドイツ語ですが、後に英訳で歌われました。

日本語の歌詞は、とても文語調ですが、ドイツ語のイメージにはこの少々かしこまった文体がマッチしているのかもしれません。

ミロンガのすすり泣くとき(Cuando Llora La Milonga)ルイス・マリオ

1927年にフアン・デ・ディオス・フィリベルトが作曲し、ルイス・マリオが作詞を担当した『Cuando Llora La Milonga』。

歌詞の内容は年老いた女性が自分の犯した罪を後悔するという、なかなかディープな内容となっています。

過激な歌詞なので、聴き応え抜群です。

カミニート(Caminito)アルフレッド・ハウゼ楽団

コンチネンタルタンゴの重鎮として高い人気を得ているアルフレッド・ハウゼ。

彼が作曲する音楽はオーボエやイングリッシュホルンなどを使用することがあり、シンフォニックタンゴとも称されています。

こちらの『Caminito』もシンフォニックな演奏が特徴的です。

碧空(Blauer Himmel)マントバーニー・オーケストラ

ハウゼ楽団とはまた違った、イージーリスニング的な軽さのあるマントバーニの「碧空(青空)」です。

ゲッツイ楽団の演奏も有名です。

冒頭部の旋律と後半とではガラッと様子が変わり、雲が切れて青空が広がる様子が目に見えるようです。