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【初心者向け】まずはここから!スラッシュメタルの名曲まとめ

1980年代、アメリカを中心に台頭してきた音楽ジャンル「スラッシュメタル」。

パンク・ハードコアのスピード感をアグレッシブなヘヴィメタルと融合させることで、音楽シーンに新たな衝撃を与えました。

時を経て、さまざまなスタイルのスラッシュメタルが登場し、緻密なテクニックを活かしたタイプから、メロディアスな要素を取り入れたタイプまで、実は多彩な音楽性を持つジャンルなのです。

今回は、スラッシュメタルというジャンルの代表的な楽曲をご紹介していきます。

これからスラッシュメタルの世界に踏み出そうという方にも、ぜひ聴いていただきたい名曲が揃っていますよ。

【初心者向け】まずはここから!スラッシュメタルの名曲まとめ(1〜10)

Blind FaithKreator

ソドム、デストラクションと並び称されるドイツ産スラッシュメタル・バンドの代表格です。

「ジャーマンスラッシュ三羽ガラス」という呼称は、日本のファンの間でも有名です。

この楽曲は、クリーターが1987年にリリースしたサード・アルバム『Terrible Certainty』のオープニング・ナンバーとして収録されているスラッシュメタル史上に残る名曲。

洗練やお行儀の良いまとまり具合などは一切無視、ひたすら速さを追求した、激烈なスピードで突っ走る怒りの暴走スラッシュメタルにノックアウトされること間違いなし!

Bonded By BloodExodus

いわゆる「ベイエリア・スラッシュメタル」と称されるバンドたちの先駆的な存在、エクソダス。

初期はメタリカのカーク・ハメットさんが在籍していたり、スレイヤーのジェフ・ハンネマンさんが亡くなった後に、後任としてギタリストのゲイリー・ホルトさんが参加するなど、スラッシュメタルの歴史において重要な立ち位置にいるバンドです。

この楽曲は、そんな彼らが1985年にリリースした傑作デビュー・アルバム『Bonded By Blood』に収録されている、バンドにとっても代表的な名曲です。

すさまじいスピードで疾走していく楽曲展開、ベイエリア・クランチといわれる独特のリフが、これでもかと味わえる最高のナンバーですよ!

Agent OrangeSodom

ドイツを代表するスラッシュメタル・バンド、ソドムが1989年にリリースした名盤サード・アルバム『Agent Orange』のオープニングを飾る代表的な名曲です。

アルバム自体も、ドイツでチャート入りを果たし、彼らにとっても出世作となった作品です。

スレイヤー辺りからの影響も感じさせますが、トリオ編成らしい、シンプルで無駄のない贅肉を削ぎ落としたようなバンド・アンサンブルが最高にクールでカッコいい。

ソリッドなギター、緩急自在のリズム隊、吐き捨てるようなボーカル、どれもスラッシュメタルらしい魅力が満載です。

【初心者向け】まずはここから!スラッシュメタルの名曲まとめ(11〜20)

I Don’t Need SocietyD.R.I.

人気スラッシュバンド、D.R.I.のキャリア初期を象徴する楽曲『I Don’t Need Society』。

後に「クロスオーバー・スラッシュ」の先駆者となる彼らが、ハードコア・パンクの衝動を爆発させた一曲です。

魅力は何といっても、わずか1分少々という短さで叩きつけられる圧倒的なスピード感!

「社会なんていらない」と叫ぶボーカルは、若者のやり場のない怒りを代弁しているかのようですよね。

スラッシュ・メタルの持つ攻撃性の源流に触れられる、まさに原点ともいえる楽曲でしょう。

難しいことは考えず、この潔いまでのエネルギーに身を任せてみてください!

HypnotizedHeathen

アメリカのバンド、ヒースンが放ったテクニカル・スラッシュの金字塔『Hypnotized』。

カルト指導者のスピーチで幕を開ける衝撃的なイントロから、一気にその世界へ引き込まれる中毒性の高い楽曲です!

8分半を超える大作ですが、次々と表情を変える展開に少しも長さを感じさせません。

複雑に絡み合うギターリフや、予測不能なリズムチェンジがこの曲の魅力。

「テクニカルな演奏と美しいメロディが頭から離れない!」という方も多いのではないでしょうか?

緻密に練り上げられた構成美はまさに圧巻。

まずはそのドラマティックな世界観にじっくりと身を委ねてみてくださいね!

Critical MassNuclear Assault

アメリカのスラッシュメタルバンド、ニュークリア・アソルトによる『Critical Mass』は環境破壊を題材にしたメッセージ性の強い楽曲で、ミュージックビデオが当時大きな話題となり、今なおファンたちによって称賛のメッセージが書き込まれています。

そんな厚い支持を得ている名曲の魅力は、ジョン・コネリーさんの叫ぶようなボーカルと地鳴りのようなベース!

疾走感にあふれたクロスオーバー・スラッシュナンバーです。

原曲は超高速ですが、まずはその勢いに身を任せてみましょう!

パンクの衝動とメタルの攻撃性が凝縮された音の塊は、きっとあなたの鼓膜を激しく揺さぶるはずです!

Rotten To The CoreOVERKILL

パンクの衝動をまとったサウンドなのに歌詞は社会の腐敗をえぐる強烈さ、このギャップのとりこになる人続出の中毒性の高いオーヴァーキルのデビューアルバム収録曲である『Rotten To The Core』。

猛スピードで刻まれるリフや、突き抜けるような高音シャウトが何度も繰り返されるのがこの曲の特徴。

シンプルな構成だからこそ、バンドの持つ初期衝動が世代を問わず多くの方の心に直接響くのかもしれませんね。

まずは、猪突猛進なリズム隊に身を任せ、徐々に切り込んでくるギターの応酬を体感していきましょう!