「き」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
「き」から始まるボーカロイド楽曲は、多彩な物語と豊かな感性で彩られています。
¿?shimonさんの『虚無さん』では現代の孤独を、中瀬ミルさんの『季節が巡らなければ良いのに』では繊細な心情を描き出し、tokiwaさんの『きみとなる』では自分との対話を紡ぎます。
愛と孤独、希望と諦め、そんな人生の機微に寄り添う歌声とメロディーが、あなたの心に深く響くはずです。
「き」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(61〜80)
ギビュリタVell

大人っぽくてオリエンタルな、Vellさんの楽曲。
2023年8月に公開された本作はGUMIの歌声で、自己中心的な価値観を持つ人物の内面を巧みに表現。
リズミカルな曲調とは裏腹に、歌詞は深い意味を持ち、聴く人の心に響きます。
愛や友情までも金で買えると考える主人公の姿を通じ、真の幸福とは何かを問いかけているよう。
物思いにふける夜や、自分を見つめ直したいときにぴったり。
ぜひ、じっくりと耳を傾けてみてくださいね。
君の手、僕の手40mP

だんだんと寒くなってくる時期、この曲で心も体も温めてみませんか?
『トリノコシティ』や『恋愛裁判』など数々の名ボカロ曲を生み出してきた40mPさんによる作品で、2010年に公開されました。
大切なあなたと一生一緒にいたいと歌う純愛バラードで、聴いているとその気持ちの真っすぐさに癒やされてしまいます。
この曲に書かれているように、カップル、夫婦で手をつないで聴いてみませんか?
あらためて、相手の存在の大きさに気付けるはずです。
キライ・キライ・ジガヒダイ!和田たけあき

くらげPやelectripperの名義でも活動するミュージシャン、和田たけあきさんの楽曲。
ヒステリックなギターサウンド、タイトなビート、キャッチーで軽快なメロディーなど、楽曲全体に耳に残るフックがちりばめられたナンバーです。
その反面、楽曲のポップさとは裏腹な強い承認欲求から湧き出る周囲への嫌悪感や劣等感を書き殴ったような歌詞には、一見すると自己中心的な感覚に感じてしまいそうで実は誰もが大なり小なり持っている感情であると気付かされるはず。
インパクトの強い言葉だからこそ共感してしまう、ぜひ歌詞に集中して聴いてほしい作品です。
きみのとなりfin

どこまでも広がっていくような美しい音像に心が落ち着きます。
ボカロP、finさんが手がけた『きみのとなり』は2024年7月にリリースされたバラードナンバー。
ピアノと鈴の音色を主体に進んでいき、後半ではストリングスのアレンジが加わります。
その深みのあるサウンドと、ぽつりぽつりと言葉をこぼすような歌声が見事に調和しているんです。
「疲れてしまったから一緒に休もう、その間君の話を聞かせてほしい」歌詞のはかない世界観もまた、よく合っているんですよね。
finさんの作品はどれもが、心の琴線に触れてきます。
記憶に、雪乃トケル

届かない思いを切実に歌い上げる、胸がぎゅっと締め付けられる重音テト曲です。
雪乃トケルさんが作詞作曲を手がけた『記憶に、』は2024年6月に発表されたナンバー。
シンプルなビートを軸にした、とめどなくあふれ出ているような音像が印象的。
後半になるにつれ音数が増えていくので、歌詞に込められている感情がどんどん大きくなっているよう思えます。
あなたにも、今はもう聴けなくなってしまった大好きな歌や会えなくなった大切な人は、いますか?
狐の嫁入りOSTER project
ナレーションからはじまることに驚くのですが、まるで舞台のはじまりのようなメロディーに一気に世界に引き込まれます。
そして思い切り和風ソングではないのですが、時折入る和楽器や和の旋律がとても心地よいアップテンポな和風ロックソングです。