「つ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
「つ」から始まるボカロ曲の世界は、優しさと切なさが響き合う、まるで万華鏡のような空間です。
tokiwaさんの壮大なサウンドスケープ、罪草さんのダークな世界観、そして雪乃イトさんの柔らかな旋律まで、一文字から広がる音楽の景色は実に多彩。
時には心を癒し、時には魂を揺さぶる珠玉の楽曲たちをご紹介します。
あなたの心に響く、新たな一曲との出会いが、きっとここにあります。
「つ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(41〜60)
月虹のワルツれれれP

ダンス関連の単語が使われた曲は踊りだしたくなるものが多いです。
この『月虹のワルツ』はゴージャスで豊かな音色が聴くものを飽きさせず、夢中にさせてくれます。
歌っているのは鏡音リンAppendで、大人っぽいボーカルワークがきどころ。
時間を忘れて聴き入ってしまいます。
罪愛去女

ローファイなサウンド、ウィスパーボイスに聴き入ってしまいます。
ボカロP、去女さんによる楽曲で、2023年にリリース。
ボカコレ2023春ルーキーランキングへの参加曲でした。
浮遊感と緊張感が絡み合うストリングスの音色が印象的。
またぽとりぽとり、歌が口からこぼれ落ちているような感じもします。
曲全体にただよう憂鬱な雰囲気が、不思議と心地いいんですよね。
一歩間違えば道を踏み外してしまいそうな歌詞もまた、良しです。
月面探査機!かぐや姫子牛

サビのメロディーが耳から離れなくなる、めちゃくちゃハイテンションな和風ボカロ曲です。
『秋の未確認生物』の作者としても知られているボカロP、子牛さんの楽曲で、2021年に公開されました。
タイトルにある通り昔話『竹取物語』を題材に、もうほんと自由ほんぽうなストーリーが展開されます。
子牛さん自身が企画したネットイベント「ネタ曲投稿祭」参加曲なので、この仕上がりになるのもうなずけますね。
ぜひ聴いて、勢いに圧倒されてください。
つもゆきパーク逍遥稲むり

2022年に活動をスタートした、新進気鋭のボカロP、稲むりさん。
彼の6作目の発表曲が『つもゆきパーク逍遥』です。
こちらは稲むりさんが雪景色の中を歩いている時に思い付いたという1曲。
オルゴールのような静かなメロディーにのせて、歌愛ユキと重音テトが冬の日のできごとを歌っています。
全編を通してハモっているのですが、それぞれが異なる人物の心境を歌っているのがおもしろいですね。
そして、ラストで2人が出会う構成に仕上がっていますよ。
つめたい罪草

罪草さんによる『つめたい』は2024年5月にリリースされた作品です。
ダークでメランコリックなサウンドに、絶望や無力感を感じさせる歌詞が印象的。
そこには救いのない世界の冷酷さが反映されています。
ハードコア要素を取り入れた音楽性と、背中をざわつかせるメッセージ性が見事にマッチしているんです。
この曲を聴くと、現代社会における孤独や疎外感を思い起こさずにはいられません。
心の奥底にしまっておきたい気持ちをえぐられるような、そんな曲です。