「つ」から始まる言葉の中で、ボカロの曲名に使われていそうな言葉というとあなたはどんな言葉を思い浮かべますか?
「ツギハギ」「月」「罪」などなど、この言葉を見ただけで、ボカロファンの方なら曲名が思い浮かんだと思います。
この記事ではそうした「つ」から始まるタイトルのボカロ曲を一挙に紹介していきますね!
人気の曲だけでなく、隠れた名曲も選んでいきますので、ぜひこの機会にお楽しみください。
「つ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜10)
月夜、蟹の足取り卯花ロク

卯花ロクさんによる叙情的なボカロ曲です。
この曲は2025年7月に動画公開された29作品目で、コンピCD『コンプレックス.zip』に収録。
静寂に包まれた月夜の情景の中で「中身のない自分」という独白が落とし込まれています。
幻想的かつエモーショナルに鳴るギターサウンド、緩急の効いたサウンドアレンジも特徴。
眠れない夜、1人で物思いにふけりたい時に聴くと、透き通るような音色が心に染み渡るはずです。
憑いているRuliea

Rulieaさんによるこの楽曲は2025年6月にリリースされた作品。
疾走感に満ちたビートと浮遊感のあるシンセサイザーが織りなすサウンドスケープの中で、理想と現実のギャップに苦しみ、救いを求める主人公の切実な感情が繊細に表現されています。
先進的な音像と哲学的なメッセージの相性がばつぐん。
内省的な気分にひたりたい時や、複雑な感情にそっと寄り添ってほしいと感じる人に響くのではないでしょうか。
積み木の人形wowaka

ロックバンド、ヒトリエのフロントマンも務めたボカロP、wowakaさんによる楽曲で、2009年12月に発表されました。
名盤『アンハッピーリフレイン』にも収録されている、この作品。
高音成分の強い音像に引き込まれる、洗練されたナンバーです。
哲学的な歌詞世界も音像とマッチ。
ボカロシーンをけん引したwowakaさんの曲に、ぜひ今一度出会ってみてください。
紡ぐひと惑井

作曲を手がけた惑井さんと作詞を担当した哀婉Pさんが、それぞれのKAITOを調声し形作られた、この曲。
2023年にリリースされた作品で、民族音楽長のサウンドアレンジが印象的、歌詞は人と人とのつながりや巡りゆく時間の中で育まれるきずなという、切なくも温かいテーマで構成されています。
本作の繊細な世界観にひたりながら、大切な友人と一緒にハーモニーを奏でてみてはいかがでしょうか?
月詠tokiwa

孤独と切なさを描いた、ダイナミックなエレクトロニックナンバーです。
tokiwaさんが手がけた『月詠』は2025年2月のリリース。
ボカコレ2025冬のルーキーランキングで堂々の4位を獲得しました。
CeVIO AI星界の張りのある歌声が、月明かりに照らされたはかなくて美しい情景をつむぎ出します。
壮大なサウンドスケープ、サビの爆発力がたまりません。
洗練された音楽を聴きたいなら、ぜひ。
˶╹ᴗ╹˶罪草

全身がゾワゾワしてしまう、ホラーなボカロ曲です。
ダークな作風に定評のある罪草さんが手がけた作品で2025年2月14日、バレンタインにリリースされました。
出だしからしてもう、怖すぎる展開。
スプラッタな世界観が見えてくる歌詞を、ダウナーでスピード感のある曲調があおります。
MVも曲の雰囲気をしっかり捉えていて「注意」の後なんてそれはそれは……。
何が起こるかは、ぜひご自身の目と耳で体感してみてくださいね!
月・影・舞・華銀河方面P

銀河方面Pさんの和風テイストが光る楽曲は、多くのファンを魅了し続けています。
初音ミクの歌声とともに紡がれる幻想的な世界観は、聴く人の心に深く響きますよ。
本作は、現代人が忘れかけている美しい恋心をテーマに、永遠の愛を表現しています。
和楽器とロックの融合が魅力的で、中毒性の高さも特徴的。
懐かしさを感じつつ、心を癒やしたい時におすすめの一曲です。
ロマンチックな雰囲気に浸りたい方にぜひ聴いてほしい、感動的なナンバーとなっています。