【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】
スリーピースのバンドって、ステージに立った見た目がすでにカッコいいですよね。
基本的なギター、ベース、ドラムという編成であれば、真ん中のドラマーがはっきり見えるというのもポイントが高いです。
パンキッシュでストレートなサウンドを鳴らすバンドもいれば、高い演奏技術でトリオとは思えない分厚く複雑なアンサンブルで魅せるバンドもいますし、人気のスリーピース・バンドほど、それぞれのミュージシャンとしての才能や個性を生かした形でトリオ編成の魅力を引き出しているものです。
そこで今回の記事では、洋楽史に残るカッコいいスリーピースのロック・バンドをご紹介。
伝説的なバンドから近年の若手まで、幅広いラインアップでお届けします!
【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(51〜60)
TomorrowSilverchair

オーストラリアが誇るロックトリオ、シルヴァーチェアは、グランジからアートロックまで幅広い音楽性で世界を魅了してきました。
1995年、わずか15歳でデビューアルバム『Frogstomp』をリリースし、一躍スターダムに躍り出ました。
1997年の『Freak Show』では全米トップ20入りを果たし、国際的な評価を確立。
2002年の『Diorama』はARIAアワードで7部門を受賞し、音楽性の進化を示しました。
ダニエル・ジョンズさんの個人的な闘いを反映した深い歌詞と、3人の卓越した演奏力が融合した彼らの音楽は、ロックファンの心を掴んで離しません。
パワフルかつ繊細な音楽を求める方におすすめです。
Summertime BluesBlue Cheer

68年サンフランシスコで結成。
パワフルでヘヴィなスタイルはハードロックのルーツのひとつとされています。
エディ・コクランのカヴァー「summer time blues」が代表作で、後年のバンドに大きな影響を与えました。
バンド名はLSDの暗喩(あんゆ)と言われています。
MapsYeah Yeah Yeahs

ニューヨーク出身の3人の若者が2000年に結成したスリーピースバンド、ヤー・ヤー・ヤーズ。
ザ・ストロークスやザ・ホワイト・ストライプスなどの前座を務めたあと、2003年に1枚目のアルバム『フィーヴァー・トゥ・テル』を発表。
世界中で高い評価を受け、ヒットを記録しました。
パンクロックやガレージロックの影響を受けたサウンドと、カレンOさんのエモーショナルなボーカルが大きな魅力です。
日本でも人気が高く、2004年と2006年のフジロックフェスティバルに出演しています。
This AddictionAlkaline Trio

シカゴを拠点に1996年に結成されたアルカライン・トリオは、ポップパンクからエモ、オルタナティブロックまでを融合させた独自のサウンドで知られるスリーピースバンドです。
マット・スキーバさんのフロントマンとしての存在感が光る彼らは、1998年のデビューアルバム『Goddamnit』から、ダークでドライビングなエッジの効いた楽曲で注目を集めました。
2001年にリリースしたアルバム『From Here to Infirmary』では初めてBillboard 200にランクインし、商業的な成功も収めています。
独特な歌詞世界と力強いメロディーラインが魅力的な彼らの音楽は、ポップパンクやエモコアファンはもちろん、オルタナティブロック好きの方にもおすすめです。
The WireHaim

2010年代以降にデビューを果たした姉妹バンドの中でも、圧倒的な実力で世界的な人気バンドがアメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス出身の3人組、ハイムです。
幼いころからファミリー・バンドとしてクラシックなロックのカバーをこなして腕を磨き、バンドとしての本格的なデビューの前には、次女でボーカルとリード・ギターを担当するダニエル・ハイムさんはあのザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスさんのソロ・ツアーのバンドに参加、その実力をすでに発揮していたのですね。
そんな彼女たちは毎年イギリスで行われる有望な新人を選出する「BBC Sound of 2013」にて1位となって注目を集め、同年に待望のデビュー・アルバム『Days Are Gone』をリリースして全米チャート6位。
全英チャート1位を獲得しました。
現代的なR&Bやポップスの洗練された音楽性を持ちながら、往年のロックやブルースにカントリーといった渋い要素を兼ね備えた彼女たちはミュージシャンとしてのそもそもの地力が違いますから、2022年の現在までにリリースされた3枚のアルバムはもちろん、辛口なロック通も黙らせるほどの圧倒的なライブ・パフォーマンスをぜひチェックしていただきたいですね!