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【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】

スリーピースのバンドって、ステージに立った見た目がすでにカッコいいですよね。

基本的なギター、ベース、ドラムという編成であれば、真ん中のドラマーがはっきり見えるというのもポイントが高いです。

パンキッシュでストレートなサウンドを鳴らすバンドもいれば、高い演奏技術でトリオとは思えない分厚く複雑なアンサンブルで魅せるバンドもいますし、人気のスリーピース・バンドほど、それぞれのミュージシャンとしての才能や個性を生かした形でトリオ編成の魅力を引き出しているものです。

そこで今回の記事では、洋楽史に残るカッコいいスリーピースのロック・バンドをご紹介。

伝説的なバンドから近年の若手まで、幅広いラインアップでお届けします!

もくじ

【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(61〜80)

MapsYeah Yeah Yeahs

Yeah Yeah Yeahs – Maps (Official Music Video)
MapsYeah Yeah Yeahs

ニューヨーク出身の3人の若者が2000年に結成したスリーピースバンド、ヤー・ヤー・ヤーズ。

ザ・ストロークスやザ・ホワイト・ストライプスなどの前座を務めたあと、2003年に1枚目のアルバム『フィーヴァー・トゥ・テル』を発表。

世界中で高い評価を受け、ヒットを記録しました。

パンクロックやガレージロックの影響を受けたサウンドと、カレンOさんのエモーショナルなボーカルが大きな魅力です。

日本でも人気が高く、2004年と2006年のフジロックフェスティバルに出演しています。

Elbow greaseNiacin

Mr.BIGの活躍で知られる技巧派ベーシスト、ビリー・シーンがサイドプロジェクトとして96年に結成。

ハードロックではなくジャズ、フュージョン調の技巧的なインスト曲を聴かせるトリオで現在もマイペースで活動中です。

We Better Get ReadyPack

Pack – We Better Get Ready – 1978
We Better Get ReadyPack

ドイツの最初期パンクバンドにして最高峰。

ミュンヘン出身で、デビュー時はメンバー全員30歳を超えていたとか。

石炭倉庫で録音されたということですが、初期衝動もろだしのアグレッシヴな演奏はパンクとしてのパワーも申し分ありません。

Freak SceneDinosaur Jr.

2022年の3月に日本でも公開されたドキュメンタリー映画『フリークシーン』で若い音楽ファンの間でも注目を集めている、USオルタナティブロックの生き字引であるダイナソーJr.。

変わった性格とやるせない歌声で「無気力大魔王」とも言われたJ・マスシスさんを中心として、後にセバドーやといったプロジェクトで人気を集めるベーシストのルー・バーロウさん、そしてドラマーのマーフさんがオリジナル・メンバーとして知られている彼らは1980年代のハードコア・シーンから登場し、インディーズ・シーンのカリスマ的存在のソニック・ユースに認められて名門SSTレコード名門と契約を果たして『You’re Living All Over Me』と『Bug』という2枚の名盤をリリースします。

その後ルーさんが脱退、その後はメジャー・デビューを果たして商業的な成功を収めるも、マーフさんも脱退して以降はマスシスさんの実質的なソロ・プロジェクトとして活動、1997年には解散してしまいます。

数年後に2005年にはオリジナル・メンバーが集結して再結成、マイペースながら現代もバリバリの現役として活動中です。

そんな彼らのトレードマークともいえる、マスシスさんの耳をつんざく轟音ギターの中に漂う切ないメロディは本当に唯一無二の魅力を放ち、90年代オルタナティブロックの形成において重要な役割を果たしていることも見逃せません。

そんな彼らのポップな魅力を味わいたいのであれば1991年の『Green Mind』辺りを、オリジナル・メンバー3人による強力なバンド・アンサンブルの魅力も味わいたい方は前述したインディーズ時代の2枚をオススメします!

Master HeartacheSir Lord Baltimore

69年ニューヨークで結成された轟音(ごうおん)トリオ。

マイナーながら70年代アメリカンハードロックを語るうえでは絶対外せない伝説的存在。

2枚の傑作アルバムを残しましたが、日本ではレコードがリリースされませんでした。

おわりに

3ピースという編成には音数的な制限がある分、シンプルなサウンドになりがち……と考えていらっしゃった方も、今回の記事でそのイメージとは違うバンドに出会えたのではないでしょうか。

もちろん、ストレートなロックを鳴らす3ピース・バンドも、制約があるからこそトリオ編成の可能性を追求し続けるバンドも、どちらもカッコいいということが伝われば幸いです!