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【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】

スリーピースのバンドって、ステージに立った見た目がすでにカッコいいですよね。

基本的なギター、ベース、ドラムという編成であれば、真ん中のドラマーがはっきり見えるというのもポイントが高いです。

パンキッシュでストレートなサウンドを鳴らすバンドもいれば、高い演奏技術でトリオとは思えない分厚く複雑なアンサンブルで魅せるバンドもいますし、人気のスリーピース・バンドほど、それぞれのミュージシャンとしての才能や個性を生かした形でトリオ編成の魅力を引き出しているものです。

そこで今回の記事では、洋楽史に残るカッコいいスリーピースのロック・バンドをご紹介。

伝説的なバンドから近年の若手まで、幅広いラインアップでお届けします!

【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(41〜50)

BEEP BEEPJuan De La Cruz

70年代フィリピンを代表するハードロックバンド。

リーダ兼ギターのウォーリー・ゴンザレスはフィリピンロック界のドン的存在。

正統派のハードロッキンなギターリフにタガログ語のボーカルのミスマッチ度が実にカッコいいです。

【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(51〜60)

Ta ett steg i sagans landNovember

スウェーデン初のハードロックトリオと言われるバンド。

70年代に3枚のアルバムを発表し、どれもスウェーデン語のボーカルにもかかわらず、英国ではかなり売れたそうです。

イケメンギタリスト、リチャード・ロルフはギターヒーローの先駆け的存在でした。

RealizeCodeine

Codeine – Realize (1992, Sub Pop)
RealizeCodeine

ゆったりとした静謐なメロディと内省的な歌詞で、スロウコアというジャンルを確立したアメリカのトリオ、コディーンです。

1990年にニューヨークで結成され、その独特の音楽性はインディーロックシーンに深い足跡を残しました。

デビューアルバム『Frigid Stars LP』(1990年)から、より洗練された2作目『The White Birch』(1994年)まで、彼らのミニマルでドラマチックなサウンドは多くの音楽ファンを魅了しています。

商業的な華々しさはなくとも、その革新的なアプローチは後のポストロックやスロウコアの発展に多大な影響を与え、2012年の再結成時には新たな世代のファンも獲得。

静寂の中に深い感情を詰め込んだ彼らの音楽は、じっくりと音に向き合いたい方におすすめです。

The WayFastball

テキサス州オースティン発のロック・トリオとして、1990年代後半から2000年代初頭にかけて一世を風靡したのがFastballです。

当初はMagneto U.S.A.という名で活動していましたが、1992年の結成以降、トニー・スカルツォさん、マイルズ・ズニーガさん、ジョーイ・シャフィールドさんという3人の才能が融合し、オルタナティブ・ロックとパワー・ポップを絶妙に融合させた独自のサウンドを確立しました。

1998年のアルバム『All the Pain Money Can Buy』は発売から半年でプラチナディスクを獲得。

このアルバムに収録された行方不明になった老夫婦の物語を元にした楽曲は、ビルボードのアダルト・オルタナティブ・チャートで7週連続1位を記録し、彼らはグラミー賞2部門のノミネートという快挙も達成しています。

3人だけとは思えない分厚いサウンドと洗練されたメロディセンスが魅力のFastballは、キャッチーでありながらもどこか哀愁を帯びた楽曲が好きな方に特におすすめのバンドです。

AbrogationUlcerate

ULCERATE – Abrogation (Live in Kraków)
AbrogationUlcerate

ニュージーランドが誇る3ピース・プログレッシブ・デスメタルバンド、アルサレイト。

複雑なリズム構成と不協和音を駆使した独自の音響世界を構築し、エクストリームメタルの最前線で活躍しています。

2000年の結成以来、マイケル・ホガードさんとジェイミー・セイント・メラトさんを中心に、他の追随を許さない音楽性を追求し続けてきました。

2006年にオランダのレーベルからデビュー作『Of Fracture and Failure』をリリース。

その後も精力的に作品を発表し続け、2020年のアルバム『Stare Into Death and Be Still』は、メタル専門メディアから高評価を獲得。

ゴーガッツやニューロシスなどとも比較される彼らのサウンドは、エクストリーム・メタルの枠を超えた芸術性の高さを持ちながらも、奥深い雰囲気を醸し出します。

テクニカルな音楽と実験性を両立させた新しい音楽体験を求める方に、ぜひ一度チェックしていただきたいバンドです!

This AddictionAlkaline Trio

シカゴを拠点に1996年に結成されたアルカライン・トリオは、ポップパンクからエモ、オルタナティブロックまでを融合させた独自のサウンドで知られるスリーピースバンドです。

マット・スキーバさんのフロントマンとしての存在感が光る彼らは、1998年のデビューアルバム『Goddamnit』から、ダークでドライビングなエッジの効いた楽曲で注目を集めました。

2001年にリリースしたアルバム『From Here to Infirmary』では初めてBillboard 200にランクインし、商業的な成功も収めています。

独特な歌詞世界と力強いメロディーラインが魅力的な彼らの音楽は、ポップパンクやエモコアファンはもちろん、オルタナティブロック好きの方にもおすすめです。

The WireHaim

HAIM – The Wire (Live @ Red Bull Sound Space by KROQ)
The WireHaim

2010年代以降にデビューを果たした姉妹バンドの中でも、圧倒的な実力で世界的な人気バンドがアメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス出身の3人組、ハイムです。

幼いころからファミリー・バンドとしてクラシックなロックのカバーをこなして腕を磨き、バンドとしての本格的なデビューの前には、次女でボーカルとリード・ギターを担当するダニエル・ハイムさんはあのザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスさんのソロ・ツアーのバンドに参加、その実力をすでに発揮していたのですね。

そんな彼女たちは毎年イギリスで行われる有望な新人を選出する「BBC Sound of 2013」にて1位となって注目を集め、同年に待望のデビュー・アルバム『Days Are Gone』をリリースして全米チャート6位。

全英チャート1位を獲得しました。

現代的なR&Bやポップスの洗練された音楽性を持ちながら、往年のロックやブルースにカントリーといった渋い要素を兼ね備えた彼女たちはミュージシャンとしてのそもそもの地力が違いますから、2022年の現在までにリリースされた3枚のアルバムはもちろん、辛口なロック通も黙らせるほどの圧倒的なライブ・パフォーマンスをぜひチェックしていただきたいですね!