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【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】

スリーピースのバンドって、ステージに立った見た目がすでにカッコいいですよね。

基本的なギター、ベース、ドラムという編成であれば、真ん中のドラマーがはっきり見えるというのもポイントが高いです。

パンキッシュでストレートなサウンドを鳴らすバンドもいれば、高い演奏技術でトリオとは思えない分厚く複雑なアンサンブルで魅せるバンドもいますし、人気のスリーピース・バンドほど、それぞれのミュージシャンとしての才能や個性を生かした形でトリオ編成の魅力を引き出しているものです。

そこで今回の記事では、洋楽史に残るカッコいいスリーピースのロック・バンドをご紹介。

伝説的なバンドから近年の若手まで、幅広いラインアップでお届けします!

もくじ

【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(21〜40)

The WayFastball

テキサス州オースティン発のロック・トリオとして、1990年代後半から2000年代初頭にかけて一世を風靡したのがFastballです。

当初はMagneto U.S.A.という名で活動していましたが、1992年の結成以降、トニー・スカルツォさん、マイルズ・ズニーガさん、ジョーイ・シャフィールドさんという3人の才能が融合し、オルタナティブ・ロックとパワー・ポップを絶妙に融合させた独自のサウンドを確立しました。

1998年のアルバム『All the Pain Money Can Buy』は発売から半年でプラチナディスクを獲得。

このアルバムに収録された行方不明になった老夫婦の物語を元にした楽曲は、ビルボードのアダルト・オルタナティブ・チャートで7週連続1位を記録し、彼らはグラミー賞2部門のノミネートという快挙も達成しています。

3人だけとは思えない分厚いサウンドと洗練されたメロディセンスが魅力のFastballは、キャッチーでありながらもどこか哀愁を帯びた楽曲が好きな方に特におすすめのバンドです。

Nowhere AgainSecret Machines

テキサスからニューヨークに拠点を移したシークレット・マシーンズは、宇宙的なサウンドスケープと重厚なリズムで独自の世界を作り上げています。

2004年にデビュー・アルバム『Now Here Is Nowhere』をリリースして以来、その圧倒的な存在感で多くのリスナーを魅了してきました。

収録曲の一部はビデオゲーム『Driver: Parallel Lines』に使用され、さらなる知名度向上につながりました。

オルタナティブ・ロックやスペース・ロックを基軸としながら、ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンからの影響を感じさせる彼らの音楽は、2007年に創設メンバーのベンジャミン・カーティスさんが脱退するという試練を乗り越え、2020年には待望の再始動も果たしています。

迫力あるドラムサウンドと広がりのある音像が織りなす彼らの世界は、プログレッシブ・ロックの壮大さと現代的なアプローチを求める方に特におすすめです。

Take On Mea-ha

a-ha – Take On Me (Official Video) [4K]
Take On Mea-ha

85年に世界的に大ヒットした本作で知られるノルウェー出身のトリオ。

アイドル的なプロモーションも奏功し、日本でも人気がありました。

北欧出身のポップグループではABBA以来の成功を収めたユニットと言えるでしょう。

MahalGlass Beams

Glass Beams – ‘Mahal’ (Live)
MahalGlass Beams

オーストラリア・メルボルンを拠点とするスリーピース・バンド、グラス・ビームスは、インド系オーストラリア人のマルチプレイヤー、ラジャン・シルヴァさんを中心に2020年のパンデミック中に結成されました。

サイケデリック・ロック、ファンク、ジャズなどを融合させた独創的なサウンドと、ステージでの仮面着用という神秘的な演出が魅力です。

2021年6月には待望のデビューEP『Mirage』を発表し、続く2024年3月にはNinja Tuneレーベルから『Mahal』をリリース。

このアルバムはBillboardのコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで5位を記録する快挙を達成しました。

WOMADelaideやPrimavera Soundなど国際的なフェスティバルへの出演も増え、2023年6月にはオランダのBest Kept Secretに登場し観客を魅了。

ボーカルをほとんど使わず、インドの伝統音楽と現代的なエレクトロニックサウンドを絶妙に調和させた彼らの音楽は、新たな刺激を求めるリスナーにぴったりです。

The Mind of MinoltaPele

Pele performs ‘The Mind of Minolta’
The Mind of MinoltaPele

ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のトリオ、ペレは1997年に結成された正統派ポストロックバンドです。

ギタリストのクリス・ロゼナウさん、ベーシストのマット・テネセン、ドラマーのジョン・ミューラーという布陣で、多彩なジャンルを融合させた独特のサウンドを鳴らします。

1999年にリリースしたアルバム『Elephant』では、ジャズの要素が色濃く反映された楽曲が並び、2000年春にはPolyvinyl Recordsと契約し、代表作となるアルバム『The Nudes』を発表しました。

同作に収録された「The Mind of Minolta」は彼らの魅力を凝縮した一曲。

2002年には日本ツアーを敢行し、テレビクルーが同行するほどの熱狂的な支持を集めました。

7年間で13枚ものリリースを重ねた後、2004年冬に一度解散。

2014年に再結成し、現在も活動中です。

即興性と繊細さを兼ね備えた演奏が魅力のペレは、ポストロックやインストゥルメンタル音楽に興味のある方に強くお勧めします!

AbrogationUlcerate

ULCERATE – Abrogation (Live in Kraków)
AbrogationUlcerate

ニュージーランドが誇る3ピース・プログレッシブ・デスメタルバンド、アルサレイト。

複雑なリズム構成と不協和音を駆使した独自の音響世界を構築し、エクストリームメタルの最前線で活躍しています。

2000年の結成以来、マイケル・ホガードさんとジェイミー・セイント・メラトさんを中心に、他の追随を許さない音楽性を追求し続けてきました。

2006年にオランダのレーベルからデビュー作『Of Fracture and Failure』をリリース。

その後も精力的に作品を発表し続け、2020年のアルバム『Stare Into Death and Be Still』は、メタル専門メディアから高評価を獲得。

ゴーガッツやニューロシスなどとも比較される彼らのサウンドは、エクストリーム・メタルの枠を超えた芸術性の高さを持ちながらも、奥深い雰囲気を醸し出します。

テクニカルな音楽と実験性を両立させた新しい音楽体験を求める方に、ぜひ一度チェックしていただきたいバンドです!