【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】
スリーピースのバンドって、ステージに立った見た目がすでにカッコいいですよね。
基本的なギター、ベース、ドラムという編成であれば、真ん中のドラマーがはっきり見えるというのもポイントが高いです。
パンキッシュでストレートなサウンドを鳴らすバンドもいれば、高い演奏技術でトリオとは思えない分厚く複雑なアンサンブルで魅せるバンドもいますし、人気のスリーピース・バンドほど、それぞれのミュージシャンとしての才能や個性を生かした形でトリオ編成の魅力を引き出しているものです。
そこで今回の記事では、洋楽史に残るカッコいいスリーピースのロック・バンドをご紹介。
伝説的なバンドから近年の若手まで、幅広いラインアップでお届けします!
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【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(51〜60)
We Better Get ReadyPack

ドイツの最初期パンクバンドにして最高峰。
ミュンヘン出身で、デビュー時はメンバー全員30歳を超えていたとか。
石炭倉庫で録音されたということですが、初期衝動もろだしのアグレッシヴな演奏はパンクとしてのパワーも申し分ありません。
Steady As She GoesSHELLAC

シカゴ出身のSHELLAC(シェラック)は、1992年に結成されたインディー・ロックの重要なバンドの1つですね。
スティーブ・アルビニさんをリーダーとする3ピース・バンドで、ミニマルでありながらダイナミックな音楽性が特徴的です。
彼らの1994年のデビュー・アルバム『At Action Park』は、アンダーグラウンド・シーンで大きな話題を呼びました。
SHELLACは商業主義に反対する姿勢を貫き、2007年6月5日にリリースされたアルバム『Excellent Italian Greyhound』でも、その姿勢は変わっていません。
ライブ・パフォーマンスでも高い評価を受けており、エネルギッシュで精度の高い演奏は必見です。
ノイズロックやポストハードコアの要素を取り入れた彼らの音楽は、実験的な音楽を好む方にぜひおすすめしたいですね。
Elbow greaseNiacin

Mr.BIGの活躍で知られる技巧派ベーシスト、ビリー・シーンがサイドプロジェクトとして96年に結成。
ハードロックではなくジャズ、フュージョン調の技巧的なインスト曲を聴かせるトリオで現在もマイペースで活動中です。
BirdTRACE

オランダのキーボーディスト、リック・ヴァン・デル・リンデンが74年結成。
彼の弾くテクニカルなキーボードを核に見事なクラシカルロックを聴かせてくれます。
クラシックアレンジの見事さはキース・エマーソンと双璧でしょう。
リック06年死去。
【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(61〜70)
MapsYeah Yeah Yeahs

ニューヨーク出身の3人の若者が2000年に結成したスリーピースバンド、ヤー・ヤー・ヤーズ。
ザ・ストロークスやザ・ホワイト・ストライプスなどの前座を務めたあと、2003年に1枚目のアルバム『フィーヴァー・トゥ・テル』を発表。
世界中で高い評価を受け、ヒットを記録しました。
パンクロックやガレージロックの影響を受けたサウンドと、カレンOさんのエモーショナルなボーカルが大きな魅力です。
日本でも人気が高く、2004年と2006年のフジロックフェスティバルに出演しています。
Rumors of WarHigh On Fire

アメリカのカリフォルニア州オークランドから登場したハイ・オン・ファイアーは、スラッジとスラッシュの要素も取り入れたヘヴィメタルを鳴らす3ピースバンド。
1998年に結成され、マット・パイクさんの独特なギターワークと力強いボーカルが特徴的ですね。
2000年にファーストアルバム『The Art of Self Defense』をリリース以降、数々の作品を発表。
2019年にはグラミー賞の「ベスト・メタル・パフォーマンス」を受賞するなど、その実力は折り紙つき。
トリオならではのアンサンブルを軸として重厚なリフと高速な演奏で魅せる、ヘヴィメタル好きな方にはたまらない存在です。
Makes No Sense At AllHüsker Dü

ハードコア・パンクとしてデビューを果たしながら、90年代以降のオルタナティブ・ロックやポスト・ハードコアの走りのような音を生み出した異端の存在が、1979年にミネソタ州にて結成されたハスカー・ドゥです。
最初期はキーボーディストも含めた4人組でしたが、すぐにボブ・モールドさん、グレッグ・ノートンさん、グラント・ハートさんという伝説的なラインアップとなった彼らはインディーズ・シーンにおいて絶大な人気と影響力を誇り、ニルヴァーナなど多くの著名なバンドが彼らからの影響を公言しているほどなのですよ。
冒頭で述べたように初期の彼らは荒々しいパンクやハードコアの影響が色濃いサウンドでしたが、哀愁を帯びた渋い歌心などハードコアにとどまらない音楽性はすでに芽生えており、名門SSTよりリリースされた傑作セカンド・アルバム『Zen Arcade』は2枚組の大作となり、あのザ・フーの『四重人格』と比較されるほどの評価を得ました。
残念ながらインディーズ時代はレーベルの満足なサポートを得られなかったこともあり、メジャー・デビュー以降も通算5枚目となる『Candy Apple Gray』など意欲的な作品を発表するも、大きな商業的成功に結び付くことはなかった彼らですが、創造性豊かな3人の演奏によるアンサンブルと素晴らしいメロディ、興味深い歌詞など彼らが生み出した革新的な音楽は今後もますます評価されることでしょう。





