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【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】

スリーピースのバンドって、ステージに立った見た目がすでにカッコいいですよね。

基本的なギター、ベース、ドラムという編成であれば、真ん中のドラマーがはっきり見えるというのもポイントが高いです。

パンキッシュでストレートなサウンドを鳴らすバンドもいれば、高い演奏技術でトリオとは思えない分厚く複雑なアンサンブルで魅せるバンドもいますし、人気のスリーピース・バンドほど、それぞれのミュージシャンとしての才能や個性を生かした形でトリオ編成の魅力を引き出しているものです。

そこで今回の記事では、洋楽史に残るカッコいいスリーピースのロック・バンドをご紹介。

伝説的なバンドから近年の若手まで、幅広いラインアップでお届けします!

【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(11〜20)

There Are GhostsKarate

ジャズの複雑なリズムとインディーロックの生々しさを見事に融合させたトリオ、カラテ(Karate)。

1993年にボストンで結成され、1996年にデビューアルバム『Karate』を発表以降、独自の音楽性を築き上げました。

ジェフ・ファリナさんの繊細なギターワークと印象的なボーカル、ジェフ・ゴダードさんの流麗なベースライン、そしてギャビン・マッカーシーさんの的確なドラミングによる三位一体のアンサンブルは、他のバンドでは決して聴けない特別な体験を提供します。

2005年7月、ファリナさんの聴覚障害により解散を余儀なくされましたが、2022年には約17年ぶりに再結成。

2024年に20年ぶりとなるアルバム『Make It Fit』をリリースし、2025年3月には日本ツアーも予定されています。

ポストロックやエモ、ジャズロックといった垣根を超えた新鮮な音楽を求める方にぴったりの、まさに真のミュージシャン魂が宿る3ピースバンドです。

BuenaMorphine

Morphine – Buena (Official Music Video)
BuenaMorphine

低音の奥深さに魅了される、アメリカが生んだ前衛的なローロック・トリオ、モーフィンです。

1989年にマサチューセッツ州で結成され、一般的なギターを排し、2弦スライドベース、バリトンサックス、ドラムという斬新な編成で従来のロックの概念を覆しました。

1992年のデビュー作『Good』から独自の世界観を確立し、翌年の『Cure for Pain』ではシングル「Thursday」や「Buena」がカレッジラジオで話題に。

1997年にはグラミー賞最優秀短編ミュージックビデオ部門にノミネートという栄誉も手にしています。

残念ながら1999年7月、リーダーのマーク・サンドマンさんがイタリアでのライブ中に急逝し、伝説となりました。

ジャズやブルースの要素を取り入れた、ダークでセクシーな「ローロック」の響きに浸りたい方にぜひおすすめします。

Calling After MeWallows

Wallows – Calling After Me (Official Video)
Calling After MeWallows

ロサンゼルス出身の3人組インディー・ロックバンド、ウォロウズは映画『13の理由』で主演を務めたダイラン・ミネットさんを中心に、幼なじみのブレイデン・レマスターズさん、コール・プレストンさんというメンバー構成。

2005年頃から活動を開始し、2017年のシングル『Pleaser』でシーンに躍り出ました。

2018年のデビュー・アルバム『Nothing Happens』は大きな話題を呼び、収録曲『Are You Bored Yet?』が特にヒット。

アークティック・モンキーズやザ・ストロークスなどの影響を受けつつも、独自のメロディセンスと若者の感情を巧みに描いた歌詞で、インディー・ロックシーンでの地位を確立しています。

俳優業と音楽活動を両立させながら、DIY精神を大切にした音楽制作で、キャッチーながらも深みのあるサウンドを追求する彼ら。

若者の心情に共感したい方や、洗練されたインディー・ロックを求める音楽ファンにぜひ聴いてほしいバンドです。

People EverywhereKhruangbin

Khruangbin – People Everywhere | Live From Austin City Limits TV
People EverywhereKhruangbin

テキサス州ヒューストン出身の魅惑的なトリオ、クルアンビン。

タイ語で「飛行機」を意味するバンド名は、国境を越える彼らの音楽性を象徴しています。

2015年にデビュー・アルバム『The Universe Smiles Upon You』をリリースし、ソウルやサイケデリック、ファンクなど様々なジャンルを融合させた独自のサウンドで注目を集めました。

2013年にBonoboのコンピレーションに収録された楽曲をきっかけに世界的な評価を得た彼らは、その後も着実にキャリアを重ね、2022年にはアリ・ファルカ・トゥーレさんとのコラボレーション・アルバムも発表。

エキゾチックな雰囲気とグルーヴ感溢れる演奏で、新しい音楽体験を求める方におすすめのバンドです。

WarBrutus

Brutus “War” (Live at Rain City)
WarBrutus

メタル、パンク、ポストハードコアを絶妙に融合させたサウンドで聴く者を圧倒するのが、ベルギー出身のスリーピースバンド、ブルータスです。

2013年にルーヴェンで結成された彼らは、ドラム兼ボーカルのステファニー・マナーツさんの驚異的な多才ぶりが大きな特徴となっています。

2017年にデビュー・アルバム『Burst』でその名を轟かせ、2019年のセカンド作『Nest』では代表曲となる力強い楽曲で多くのファンを魅了しました。

2022年には3枚目となるアルバム『Unison Life』を発表し、彼らの音楽的進化を証明しています。

受賞歴は明らかではないものの、ライブパフォーマンスの評価は極めて高く、2020年にはその熱量をそのままに詰め込んだライブ・アルバム『Live in Ghent』をリリース。

ジャンルの垣根を超えた独創的なサウンドと圧巻のステージングを求める方に、ぜひ彼らの音楽体験をお勧めします!

TreasureHotWax

HotWax – Treasure (Official Video)
TreasureHotWax

イギリスのヘイスティングスを拠点に活動する3人組ロックバンド、ホットワックス。

サイケデリックロックやパンクロックを融合させた独自のサウンドで注目を集めています。

2023年3月にファーストEP『A Thousand Times』をリリースし、ロンドンのオール・ポインツ・イーストなど高プロフィールなフェスにも出演。

ザ・ストロークスやイエー・イエー・イエーズと共演を果たすなど、若手ながら着実にキャリアを積み重ねているのですね。

ノヴァ・ツインズやウルフ・アリスからも支持を得ており、グランジのパイオニアたちの魂を受け継ぎつつ、優れたソングライティングで新たなギターミュージックの世界を切り開いています。

力強いライブパフォーマンスにも定評があり、若さと反抗心あふれるサウンドに惹かれる方におすすめです。

【洋楽】カッコいいスリーピースバンド。おすすめのトリオまとめ【2025】(21〜30)

The Loco-MotionGrand Funk Railroad

往年のハードロックがお好きな方であれば、グランド・ファンク・レイルロードの名前は特別なものですよね。

1960年代後半から70年代の前半にかけて多くのヒット曲や名曲を生み出し、彼らの評価の中でも有名な「ツェッペリンをぶっ飛ばしたバンド」というコピーからも分かるように、ツェッペリンの前座を務め、主役を食ってしまうほどのすさまじいライブ・パフォーマンスを見せたことで知られています。

日本でも熱心なファンが多く、雷雨の中で行われた後楽園球場での来日公演は伝説的なライブとして語り草となっているのですね。

そんな彼らは途中から4ピース体制として活動していることもあり、これから彼らの音楽を聴いてみようという方で、特に3ピースとしての魅力を味わいたい方は初期の作品から聴き始めることをオススメします。

湿り気を帯びたブリティッシュ・ハードロックとは違う、アメリカのバンドならではの乾いた音像の中で、うなりを上げる強烈なファズ・ギターと緩急自在のリズム隊、キャッチーなメロディが織り成す楽曲群はまさにアメリカン・ハードロックの王道にしてお手本。

個人的には、バンドの本質的な魅力を味わえる1970年リリースの名盤『Live Album』から手に取るのも良い選択肢と考えます!