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現代のロックシーンに繋がるオルタナティブロックのおすすめ洋楽バンド

1980年代、ロック・ミュージックは多くのリスナーを獲得すると同時に一つの産業としてメインストリームが形づくられました。

一方ではさまざまなジャンルが台頭し、派生していくなかで、メディアが“それまでの型にはまらないロック”という定義で打ち出したジャンルが、オルタナティブ・ロックです。

今回はそんなオルタナティブロックの原点に迫りながらも、後のシーンをけん引するミュージシャンに注目しました。

ぜひチェックしてみてくださいね。

現代のロックシーンに繋がるオルタナティブロックのおすすめ洋楽バンド(21〜40)

Time To GoSupergrass

イギリスのバンド、スーパーグラスの大ヒットデビューアルバム「アイ・シュッド・ココ」のラストを飾るナンバーです。

彼らのデビューアルバムは前半の明るく楽しい部分が注目されがちですが、こういう落ち着いたいわゆる、いい曲で締めくくることができるのが彼らの力、センスを表していたように思えます。

Race For The PrizeThe Flaming Lips

The Flaming Lips – Race For The Prize [Official Music Video]
Race For The PrizeThe Flaming Lips

1983年から活動しているアメリカのロックバンド、ザ・フレーミング・リップスの有名すぎる1曲。

1999年の9thアルバム「ザ・ソフト・ブレティン」からシングルカットもされている曲で、近年はライブで披露される機会が減ってしまったが、人間の良心に訴えるような歌詞とアレンジの凝ったサウンドはいいヘッドフォンで聴いてみたいと思わせる内容です。

Love Will Tear Us ApartJoy Division

Joy Division – Love Will Tear Us Apart [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
Love Will Tear Us ApartJoy Division

言わずと知れた天才イアン・カーティスをフロントマンに持つジョイ・ディヴィジョンの代表曲。

妻と愛人との間で悩む内容の憂うつな歌詞と冷たいシンセサイザーの音が象徴的である。

23歳で自殺によりなくなったイアンの墓には妻の希望によってこの曲のタイトルが掘られています。

Never UnderstandThe Jesus and Mary Chain

The Jesus And Mary Chain – Never Understand (Official Music Video)
Never UnderstandThe Jesus and Mary Chain

1985年発売のデビューアルバム「サイコキャンディ」に収録の1曲です。

金切り音のようなギターのフィードバックノイズから始まるこの曲。

甘いメロディの上にノイジーな音という当時では斬新だった組み合わせは、数年後のいわゆるシューゲイザーと呼ばれるバンドが出てくるムーブメントに多大なる影響を与えました。

Alec EiffelPixies

PIXIES – Alec Eiffel (Official Video)
Alec EiffelPixies

轟音と文学的な歌詞で有名なバンド、ピクシーズの曲です。

タイトルの「アレック・エッフェル」、直訳すると「おばかなエッフェル」です。

おそらく、エッフェル塔を建てたギュスターヴ・エッフェルを題材にした曲です。

曲の後半、シンセサイザーが入った後、同じメロディのコーラスと歌が入る部分がとても神秘的で気持ちがいいです。

おわりに

一口にオルタナティブ・ロックと言っても、それは後付けで定義されたカテゴライズであり、各国のシーンや系譜によりさまざまな音楽が存在します。

しかし、かつてのルネッサンスのように「それまでとは違う音楽」を目指した世界的な動きが、1980年代後半から爆発したように思います。

かつてはオルタナティブと呼ばれたとしても今度はそれが主流となり、また新たなオルタナティブが生まれていく、そうやって音楽も多様化しているのかもしれませんね。