家族をテーマとした洋楽~人気曲・オススメの曲
ロックやポップス、R&Bやヒップホップなどジャンルを問わず、家族について歌われた曲は多く存在しています。
身近なテーマですから、題材として取り上げられやすいのはもちろんですが、一口に家族といっても多種多様な形があるように、家族を歌った楽曲もさまざまなタイプの曲がありますよね。
今回の記事は、ストレートに家族への感謝を歌った曲から、ハートウォーミングとは程遠いシリアスなもの、広い意味での家族を扱ったナンバーにいたるまで、バラエティ豊かな名曲の数々を集めてみました。
結婚式で流す曲を探している方も、ちょっと変わったタイプの家族ソングを聴いてみたいという方も、要チェックです!
家族をテーマとした洋楽~人気曲・オススメの曲(31〜40)
Child Of MineCarole King

親から子へ向けた深い愛情と信頼を優しく歌い上げた名曲は、アメリカのシンガーソングライター、キャロル・キングさんのソロデビューアルバム『Writer』の中に収められています。
1970年5月に公開された本作は、ソフトロックとフォークの要素を織り交ぜた温かみのあるメロディーラインが印象的です。
ピアノを中心としたシンプルな編成と、キングさんの優しい歌声が見事に調和し、子どもの純粋さや未来への期待、そして親としての無条件の愛が伝わってきます。
1971年6月にカーネギーホールで行われた初のソロコンサートでも披露され、会場を感動で包み込んだ本作は、子育て中の方はもちろん、親子の絆について考えを巡らせたい方にぴったりの1曲です。
Forever YoungBob Dylan

親から子へ贈る深い愛情の祈りを込めた楽曲が、アメリカのシンガーソングライター、ボブ・ディランさんによって1974年1月に公開されました。
息子ジェシーのために作られた本作は、アルバム『Planet Waves』に収録され、スローとファストの2つのバージョンで表現されています。
息子の健やかな成長を願う親心が込められた優しい歌詞と、心温まるメロディが見事に調和した作品です。
映画『フリーダム・ライターズ』やドラマ『サンズ・オブ・アナーキー』でも使用され、その感動的なメッセージは世代を超えて多くの人々の心を揺さぶり続けています。
子育ての喜びや不安を感じているすべての親御さんに、そして大切な家族への思いを伝えたいと考えている方におすすめの一曲です。
The MotherBrandi Carlile

親子の絆を美しく描いた傑作が、アメリカ・ワシントン州出身のブランディ・カーライルさんから。
母親となった喜びと葛藤を見事に表現したこの楽曲は、アルバム『By the Way, I Forgive You』から2018年2月に公開された作品です。
フォークロックとアメリカーナを融合させた温かみのある楽曲に、透明感のある歌声が重なり、母としての愛情が優しく伝わってきます。
本作は、2019年のグラミー賞最優秀アメリカーナ・アルバム賞を受賞。
同年5月には、多様な母親たちの姿を映し出したミュージックビデオも公開され、大きな反響を呼びました。
育児に奮闘する全ての方、そして親子の絆について考えたい方におすすめの一曲です。
Family PortraitP!nk

高い表現力とハスキーな声質で人気を集めるR&Bシンガー、ピンクさん。
R&Bシンガーというとグルーヴを重視した音楽性のように思えますが、彼女の作品はどれも練り込まれたリリックで知られています。
そんな彼女の家族をテーマにした名曲が、こちらの『family portrait』。
バラバラになりそうな家族をなんとかつなぎ止めようとする娘の姿が描かれたリリックで、ピンクさんの高い表現力も相まって、非常に切ない雰囲気に仕上げられています。
Oh MotherChristina Aguilera

パワフルなボーカルで世界的な人気を集めるシンガー、クリスティーナ・アギレラさん。
1990年代から現在にいたるまで、トップシーンで活躍し続けているアーティストで、長いキャリアのなかでさまざまな名曲を残している彼女。
今回、その中でも特にオススメしたい作品が、こちらの『oh mother』。
フィクションかノンフィクションかは定かではありませんが、DVを受けた母親の悲痛な人生を、第三者目線で歌われています。
リリックを見ながら聴くと、壮大なボーカルも相まって、より一層、切なさが引き立つでしょう。