【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡
今やネットやレコードなど、さまざまな経路によって昭和歌謡が若い世代にも親しまれていますよね。
そんな若い世代に人気の昭和歌謡の名曲を紹介していきます!
昔から歌い継がれている名曲やリバイバルヒットした曲はもちろん、シティポップも含め、TikTokを通じてバズっているような新しい広がり方を見せている楽曲にも注目しました。
踊れる曲も多いですが、ゆったりと浸れるような魅力も昭和歌謡の素敵なところではないでしょうか。
そんな昭和歌謡の魅力にフォーカスしていきます。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(61〜70)
遥かなる恋人へ西城秀樹

都会に出て、故郷に残した恋人への思いを切なく歌い上げた西城秀樹さんの心温まるミディアムバラード。
1978年11月リリースのこの楽曲はオリコンチャートで8位を記録しました。
力強い歌声で、遠く離れた大切な人への願いと春の訪れを待つ心情を優しく包み込みます。
長い冬を超えて恋人と再会したいという強い意志が美しい旋律とともに響き渡り、聴く人の胸に深く刻まれていきます。
本作は離れていても変わらない愛の尊さを伝える名曲として、恋人と離れて暮らすすべての人の心に寄り添ってくれることでしょう。
タッチ岩崎良美

昭和を代表するアニソンとして多くの人に親しまれているのが『タッチ』です。
こちらは同名野球アニメのオープニングテーマとして書き下ろされた曲。
1985年にリリースされ空前のヒットを記録しました。
その内容はフォークソング風のメロディーにのせて、青春の切ない恋愛を歌うものに仕上がっています。
ちなみに本作は2021年にマクドナルドのCMで、替え歌が披露されたことでも再注目を集めています。
ぜひ聴き比べてみてください。
ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

ムード歌謡という言葉が完璧にピッタリと当てはまる渋い1曲。
舞台設定や展開を理解するために読解力を要する歌詞、深い残響とやや控えめなリズム、そして哀愁漂う弦楽は昭和歌謡のお手本のようなアレンジですね。
昭和から平成へと、多くのアーティストにカバーされてきた歴史ある作品です。
いしだあゆみさんはこの曲をリリースした時点で20歳という若さで、筒美京平さんの書いた大人の歌詞をしっかりと表現できるかどうか不安だったとのこと。
しかし実際に曲を聴いてみると、それはまったくの取り越し苦労であったことがわかります。
大都会クリスタルキング

都会で夢を追う若者の姿を描いた青春賛歌。
熱いメッセージと印象的なメロディーで、多くのリスナーの心をつかんだ楽曲です。
1979年11月にリリースされ、デビューシングルでありながらミリオンセラーを記録する大ヒットとなりました。
本作は、CMソングとしても人気を博し、2018年3月にはキリンビールのCMソングとしても起用されました。
夢を追いかける人や、新しい環境に飛び込む勇気がほしい人におすすめの、勇気をくれる1曲ですよ。
ハイスクールララバイイモ欽トリオ

昭和の青春を鮮やかに描き出した楽曲として、多くのリスナーの心をつかんだイモ欽トリオの楽曲。
高校生活の一コマを切り取ったような歌詞は、甘酸っぱい恋心や初々しい恋の駆け引きを見事に表現していますよね。
1981年8月にリリースされた本作は、オリコン週間1位を7週連続で獲得するなど、爆発的な人気を博しました。
テクノサウンドを取り入れた斬新なアレンジも相まって、当時の若者たちの共感を呼んだのでしょう。
片思いの切なさや恋の予感に胸を躍らせた経験がある方なら、きっと心に響くはず。
青春時代を懐かしむ大人の方はもちろん、今を生きる若者にもおすすめの一曲です。
アコーデオンの春中野忠晴

昭和の名歌手、中野忠晴さんの代表曲。
アコーデオンの音色が春の訪れを優しく奏でる本作は、軽快なメロディーと共に、希望に満ちた季節の到来を感じさせてくれます。
2021年7月にリリースされたアルバム『音故知新 昭和の名歌手 中野忠晴』に収録されており、昭和の雰囲気を今に伝える一曲となっています。
春の陽気に誘われて散歩に出かけたくなる、そんな気分にさせてくれる楽曲です。
新生活をスタートさせる方や、心機一転したい方にぜひ聴いていただきたいですね。
4:00A.M.大貫妙子

昭和53年9月に発表された本作は、大貫妙子さんの代表作の一つとして多くのファンに愛されています。
夜明け前の静寂と内省、そして再出発への願いを描いた歌詞と、シンセサイザーが印象的な音楽が見事に調和しているんです。
特筆すべきは坂本龍一さんが手掛けた繊細な編曲で、大貫さんの透明感のある歌声をより引き立てています。
アルバム『MIGNONNE』に収録されているこの曲は、シティポップの先駆けともいえる都会的な雰囲気を持ち、今なお多くの人々の心に響き続けているんですよ。
深夜のドライブや、一人で静かに物思いにふける時間にぴったりの一曲です。






