【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡
今やネットやレコードなど、さまざまな経路によって昭和歌謡が若い世代にも親しまれていますよね。
そんな若い世代に人気の昭和歌謡の名曲を紹介していきます!
昔から歌い継がれている名曲やリバイバルヒットした曲はもちろん、シティポップも含め、TikTokを通じてバズっているような新しい広がり方を見せている楽曲にも注目しました。
踊れる曲も多いですが、ゆったりと浸れるような魅力も昭和歌謡の素敵なところではないでしょうか。
そんな昭和歌謡の魅力にフォーカスしていきます。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(11〜20)
ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)荻野目洋子

日本高校ダンス部選手権で準優勝した大阪府立登美丘高校の「バブリーダンス」で再び注目を浴びることになったこの曲。
女子高生たちがバブル期のボディコンファッションに身を包んでキレキレのダンスを披露し、平野ノラさんが飛び入りする動画がヒットしたり、2017年のビルボード・ジャパンでも上位に返り咲いたりと、話題になりましたよね。
とにかくノリノリのダンス・サウンドに荻野目洋子さんの豊かな歌唱力が相まって、爽快感あふれる極上ポップスです。
狙いうち山本リンダ

最初のフレーズを聴けばすぐに「あの曲だ」と分かるくらいに、令和の今も愛され続けている昭和の名曲です!
アクション歌謡の先駆けとして知られる山本リンダさんが1973年にリリースしたこの楽曲は、オリコンチャートで最高14位を記録。
冒頭の「ウララ ウララ ウラウラで」というフレーズが非常に印象的で、瞬く間に人気を博しました。
歌とダンスのパフォーマンスにより、老若男女に受け入れられるアイドルとしての地位を確立した山本リンダさん。
本作は野球の応援歌としても使用され、明治大学応援団のチャンステーマや、プロ野球の中日ドラゴンズや阪神タイガースの応援歌としても採用されるなど、スポーツの世界でも親しまれています。
君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。中原めいこ

この曲がヒットしたころに青春時代を過ごした方にとっては、まさに「昭和歌謡の金字塔」ともいえる思い出深い1曲なのではないでしょうか。
私自身も初めてこの曲の名前『君たちキウイ・ハパイア・マンゴーだね』を聞いたときは「何だこの曲名??」と不思議に思ったものでした。
何でもこの名前、広告代理店が指定したものらしいんです。
作詞は歌唱もしている中原めいこさんご本人と作詞界の巨匠、森雪之丞さん。
掲載動画は降幡愛さんの1stカバーミニアルバム『Memories of Romance in Summer』に収録されているカバーバージョンです。
オリジナルと聴き比べても楽しそうですね。
ワインレッドの心安全地帯

大人の恋愛の切なさと情熱を表現した名曲が、バンドのブレイクにつながりました。
理性と本能が交錯する複雑な心情を、井上陽水さんの歌詞と玉置浩二さんの歌声で見事に表現しています。
本作は1983年にリリースされ、サントリー「赤玉パンチ」のCMソングやフジテレビ系ナショナル木曜劇場『間違いだらけの夫選び』のオープニングテーマにも起用されました。
大人の恋愛に悩む方にぜひ聴いていただきたい1曲です。
カラオケでも人気が高く、玉置浩二さんの独特な歌い方に挑戦する人も多いのではないでしょうか?
パープルタウン 〜You Oughta Know By Now八神純子

洗練された都会的サウンドと、八神純子さんの伸びやかな歌声が魅力的な昭和の名曲です!
1980年にリリースされたこの楽曲は、ニューヨークでの生活から得たインスピレーションをもとに制作され、都会の孤独と希望を見事に表現しています。
日本航空の「I♡NYキャンペーン」のイメージソングとしても起用され、オリコンチャートで最高2位を記録する大ヒットとなりました。
都会の喧騒に身を置きながらも、新たな希望を見出そうとする人々の心に寄り添う一曲です。
夜のドライブや、大切な人との再会を待ち望むときにぴったりですね。
渚のシンドバッドピンクレディー

夏の海辺を舞台に、恋に落ちた女性の心情を歌い上げるこの楽曲。
魅力的な男性に心を奪われた主人公の感情が、キャッチーなメロディとともに描かれています。
1977年6月にリリースされたこの曲は、ピンク・レディーさんの初のミリオンセールスを記録。
1993年と1996年には再発も果たしました。
2005年には日本テレビ系ドラマ『おとなの夏休み』の主題歌にも起用され、世代を超えて愛され続けています。
夏の海辺でのデートや、恋に胸をときめかせたい時にぴったりの一曲。
懐かしさと新鮮さを兼ね備えた昭和歌謡の名曲として、今も多くの人々の心に響いています。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(21〜30)
オリビアを聴きながら杏里

1978年の作品であるため、カテゴリーとしては歌謡曲に含まれますが、曲を聴いてみると平成以降のJ-POPにも感じられますね。
フォークソングの名門フォーライフ・レコードからリリースされた杏里さんの曲。
歌詞に登場するオリビアとは、オリビア・ニュートン=ジョンさんのことで、彼女の曲名もさりげなく引用されています。
現代の曲で曲名やアーティスト名が引用されることは珍しいですが、昭和歌謡ではこうした手法は一般的でした。






