【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡
今やネットやレコードなど、さまざまな経路によって昭和歌謡が若い世代にも親しまれていますよね。
そんな若い世代に人気の昭和歌謡の名曲を紹介していきます!
昔から歌い継がれている名曲やリバイバルヒットした曲はもちろん、シティポップも含め、TikTokを通じてバズっているような新しい広がり方を見せている楽曲にも注目しました。
踊れる曲も多いですが、ゆったりと浸れるような魅力も昭和歌謡の素敵なところではないでしょうか。
そんな昭和歌謡の魅力にフォーカスしていきます。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(21〜30)
美しき春加山雄三

甘く優しい恋の情景が目に浮かぶみずみずしい楽曲です。
春の訪れとともに芽生えた恋を描いたこの曲は、加山雄三さんの柔らかな歌声が春の温かさを感じさせます。
1968年4月にリリースされた本作は『君といつまでも』などとともにアルバム『君のために』に収録されています。
爽やかな若者文化を象徴する楽曲として多くのファンに愛され、春が訪れると聴きたくなる珠玉の1曲です。
季節の移ろいと恋の始まりを感じたい方に心からオススメできる作品といえます。
時の流れに身をまかせテレサ・テン

人生をかけて1人の人を愛する思いが歌われた、テレサ・テンさんの『時の流れに身をまかせ』。
1986年にリリースされたこちらは、日本有線大賞と全日本有線放送大賞で3年連続グランプリを獲得した、大ヒットソングです。
CHARAさんやつるの剛士さんなどのほか、香港や韓国のアーティストにもカバーされています。
一緒にいられない現実なんて考えられない、自分の人生をささげるからずっと一緒にいてほしいといった情熱的な愛のメッセージは、きっと若い世代の心にも刺さるのではないでしょうか。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(31〜40)
卒業写真荒井由実

悲しい時にアルバムを開いて写真を眺めたり、街で見かけても声をかけられなかったり……。
誰もが一度は経験したことのある、青春の切なさが詰まった荒井由実さんの名曲です。
1975年2月にハイ・ファイ・セットへの提供曲としてリリースされ、同年6月には荒井由実さん自身が収録したアルバム『COBALT HOUR』に収められました。
その後、映画『Watch with Me』の主題歌や、ドラマ『卒うた』でも使用され、世代を超えて共感を呼んでいます。
懐かしい思い出に浸りたい時や、大切な人との別れを経験した時にそっと寄り添ってくれる、心温まる1曲です。
みずいろの雨八神純子

八神純子さんによる1978年の楽曲。
山下達郎さんや竹内まりやさんの作品と同じく、韓国のDJ兼プロデューサーであるナイト・テンポさんがリミックスし、ネット上で流行しました。
今でもヴェイパーウェイブやフューチャーベース系のクリエイターたちがこぞってリミックスする歌謡曲のひとつです。
とはいえ、原曲がすでにそのままダンスフロアに対応できるほど分厚くダンサブルなリズムと低音を表現していますね。
この時代の作品は大きなスピーカーで真価を発揮するので、可能であればレコード版をクラブでかけたいですね。
恋におちて ~Fall in love~小林明子

恋する女性の切ない思いを描いた珠玉のラブソングです。
湯川れい子さんによる心揺さぶる詞と、小林明子さん自身が手掛けた美しいメロディが見事に調和した本作は、禁断の恋に苦しむ女性の繊細な感情を鮮やかに描き出しています。
1985年8月に公開された作品で、TBS系ドラマ『金曜日の妻たちへ』の主題歌としても使用されました。
オリコン週間シングルチャートで7回の1位を獲得し、1985年の年間ランキングでは第3位を記録する大ヒットとなりました。
心に秘めた恋心や揺れ動く感情を持つ方々の心に寄り添う1曲として、今なお老若男女問わず多くの人々から愛され続けています。
青い瞳ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

哀愁を帯びたメロディーと心揺さぶるバンドサウンドが融合した名曲です。
グループサウンズ黎明期の1966年3月に英語版、7月に日本語版として公開された本作は、北国の風景と旅路の果てに出会った女性との切ない恋を描いています。
ジャッキー吉川とブルー・コメッツは10万枚以上のセールスを記録した英語版に続き、日本語版では50万枚を超える大ヒットを記録。
第17回NHK紅白歌合戦への出場を果たし、GSブームの火付け役となりました。
洗練された演奏とハーモニーが織りなす音世界は、恋心や青春の思い出に浸りたい方にオススメの一曲です。
悲しみがとまらない杏里

昭和後期から平成初期にかけて活躍したシティポップの歌姫、杏里さん。
失恋をテーマにした本作は、1983年11月にリリースされた彼女の14枚目のシングルです。
80年代のポップスらしい明るいピアノメロディーと、悲しみに満ちた歌詞の対比が印象的。
友人に恋人を奪われる切ない展開が、杏里さんの透明感のある歌声で表現されています。
オリコンシングルチャートで10位以内にランクインするなど、大ヒットを記録。
TBS系「ザ・ベストテン」でも9週連続でランクインしました。
失恋の痛みを癒したい時や、切ない気分に浸りたい時におすすめの一曲です。