【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡
今やネットやレコードなど、さまざまな経路によって昭和歌謡が若い世代にも親しまれていますよね。
そんな若い世代に人気の昭和歌謡の名曲を紹介していきます!
昔から歌い継がれている名曲やリバイバルヒットした曲はもちろん、シティポップも含め、TikTokを通じてバズっているような新しい広がり方を見せている楽曲にも注目しました。
踊れる曲も多いですが、ゆったりと浸れるような魅力も昭和歌謡の素敵なところではないでしょうか。
そんな昭和歌謡の魅力にフォーカスしていきます。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(51〜60)
東京の花売り娘岡晴夫

青い柳の芽吹く東京の辻に咲く、一輪の希望を描いた昭和21年の名曲。
岡晴夫さんの温かみのある歌声で紡がれるメロディは、戦後の混乱期にあった人々の心を優しく包み込みました。
柔らかな物腰で花を売る少女の姿を通じて、焦土から立ち上がろうとする東京の姿が浮かび上がります。
佐々詩生さんの詞と上原げんとさんの曲が見事に調和し、寂しさの中にも確かな希望が感じられる珠玉の一曲となっています。
本作は春の訪れとともに新たな一歩を踏み出そうとする人々の心情を、優美に描き出した珠玉の一曲です。
春の陽気とともに心温まるひとときを過ごしたい方にオススメしたい、心に染み入る名曲です。
2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-郷ひろみ

昭和の香りを漂わせながら、現代にも通用する魅力を放つ一曲です。
日本全土の人々を象徴する「2億4千万の瞳」という印象的なフレーズが、聴く者の心に深く刻まれます。
郷ひろみさんの歌声とパフォーマンスが見事に調和し、日本の美しさや文化を称える歌詞が、私たちに誇りと自信を与えてくれるのです。
1984年11月にリリースされたこの楽曲は、郷ひろみさんのキャリアを象徴する代表作となりました。
ディスコ調のリズムに乗せて、エネルギッシュに歌い上げる姿は圧巻です。
日本の良さを再認識したい時や、元気をもらいたい時にぴったりの一曲。
皆さんもぜひ聴いてみてくださいね。
ルビーの指環寺尾聰

寺尾聰さんの代表曲とも言えるこの楽曲は、失われた恋を切なく歌い上げた名曲です。
去っていった恋人への未練が、寺尾さんの魅力的な低音ボイスで表現されていますね。
1981年2月にリリースされたこの曲は、当初は売れ行きが芳しくなかったものの、徐々に人気に火がつき、オリコンチャートで10週連続1位を記録する大ヒットとなりました。
失恋の痛みを癒やしたい時や、懐かしい恋を思い出したい時におすすめの、不朽の名曲です。
め組のひとラッツ&スター(鈴木雅之)

2022年のフジロック・フェスティバルにも出演し、今なお活動の幅を広げるラッツ&スター。
1975年にシャネルズとしてデビューし、ソウルやドゥーワップといったブラックミュージックをお茶の間に浸透させた立役者で、『め組のひと』は1983年にリリースされました。
2010年に倖田來未さんがカバー、2018年にTikTokで高速バージョンが流行し、若い人たちからも注目を浴びるように。
低音が響く渋いコーラスは時を経てますます熟成され、さらに味わい深い名曲へと進化していくようですね。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(61〜70)
ペッパー警部ピンクレディー

昭和の伝説的アイドルであるピンクレディーのデビュー曲。
作詞をしたのは、昭和歌謡の名教を数えきれないほど残した阿久悠さんです。
TikTokでこの曲とダンスが再燃し、今では若い世代も愛するダンスナンバーになりました。
コミカルな振り付けはアメリカ映画『The Pink Panther』に出てくるクルーゾー警部をイメージしたもの。
アメリカの映画が日本の音楽に影響を与え、中国のソーシャルアプリを通して流行するという、時代と国境を越えた素晴らしいポップソングです。
FRIDAY TO SUNDAY角松敏生

シティポップの代表的な存在の1人、角松敏生さんの『FRIDAY TO SUNDAY』も忘れがたい1曲ですね。
大瀧詠一さん、山下達郎さん、ハッピーエンドらシティポップと呼ばれた、洋楽の影響を受けた都会派のジャパニーズポップは大きな1大ムーブメントとなりました。
このブーム、実際には「リスナーの受け取り方の問題」という人もいてシティポップを言明していないアーティストもたくさんいました。
さてこの曲『FRIDAY TO SUNDAY』、40秒続くイントロから聴きごたえバツグンで古いソウルを感じさせるアレンジも特筆。
未聴の方は時間を割いてでも聴いてもらいたいです。
タッチ岩崎良美

昭和を代表するアニソンとして多くの人に親しまれているのが『タッチ』です。
こちらは同名野球アニメのオープニングテーマとして書き下ろされた曲。
1985年にリリースされ空前のヒットを記録しました。
その内容はフォークソング風のメロディーにのせて、青春の切ない恋愛を歌うものに仕上がっています。
ちなみに本作は2021年にマクドナルドのCMで、替え歌が披露されたことでも再注目を集めています。
ぜひ聴き比べてみてください。