【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡
今やネットやレコードなど、さまざまな経路によって昭和歌謡が若い世代にも親しまれていますよね。
そんな若い世代に人気の昭和歌謡の名曲を紹介していきます!
昔から歌い継がれている名曲やリバイバルヒットした曲はもちろん、シティポップも含め、TikTokを通じてバズっているような新しい広がり方を見せている楽曲にも注目しました。
踊れる曲も多いですが、ゆったりと浸れるような魅力も昭和歌謡の素敵なところではないでしょうか。
そんな昭和歌謡の魅力にフォーカスしていきます。
【昭和歌謡の名曲】若い世代にも支持される魅力的な昭和歌謡(41〜50)
UFOピンクレディー

昭和を生きた多くの人がダンスをマネした、ピンク・レディーの代表曲の一つ『UFO』。
1977年にリリースされたこの曲は、1999年に同じ名前を持つ日清焼きそばU.F.O.のCMソングに起用されました。
メロディーから不思議な世界が広がるこちらは、宇宙人と人間との恋が描かれた曲全体で非現実的で不思議な1曲です。
簡単にお互いの思いが伝わり、普通の人間にはない魅力が詰まった相手にどんどんとひかれていく様子がつづられています。
特徴的なダンスは、TikTok世代にも人気を集めるのではないでしょうか。
くちびるNetwork岡田有希子

甘く切ない恋心を歌い上げた、松田聖子さん作詞、坂本龍一さん作曲による岡田有希子さんの代表曲。
積極的でありながらも慎重さを併せ持つ女性の心情が、清楚な歌声と相まって胸に迫ります。
1986年1月に資生堂の春のキャンペーンCMソングとして起用された本作は、オリコン週間シングルチャートで初登場1位を獲得。
乙女心とモダンなサウンドが見事に融合した、1980年代を象徴する楽曲に仕上がっています。
恋する気持ちに共感したい人や、昭和のアイドルポップスに興味がある人にオススメです。
君は1000%1986オメガトライブ

日本ではバブル期に流行し、その後下火になったオメガトライブによるキラキラ系シティポップ。
韓国のDJ兼プロデューサーであるナイト・テンポさんがクラブイベントで毎回のようにこの曲をかけたことで、再注目されるようになりました。
生バンドによる上質なグルーヴはデジタル世代にとってむしろ新鮮なのではないでしょうか?
ボーカルをつとめた日系ブラジル人のカルロス・トシキさんが作詞作曲の過程で、原案の歌詞にある「100%」をポルトガル語のcemと発音したことで「1000%」のように聞こえてしまい、これを訂正せず「そのまま1000とした方が面白い」という話になり、この印象的なサビとタイトルが誕生したんですよ。
魅せられてジュディ・オング

印象的なイントロやサビをテレビなどで聴いたことがある人もいるはず。
NHK紅白歌合戦でも歌われた名曲で、ジュディ・オングさんがサビを歌う時にドレスを広げる振り付けが大きな話題となりました。
異国情緒のある曲調はエーゲ海をイメージしたもので、サビにもAegeanという単語が出てきます。
今のJ-POPとも異なりますが、昭和の歌謡曲の中でも非常に個性的な作品です。
2011年に由紀さおりさんの『夜明けのスキャット』がiTtunesのチャートで1位を取り、その流れから欧陽菲菲さんやジュディ・オングさんのバラードが再注目されるようになりました。
神田川かぐや姫

フォークシンガーとして知られる南こうせつさんを中心としたフォークバンド、かぐや姫。
グループ第二期の5作目のシングル曲『神田川』は、160万枚の大ヒットとなったことから、かぐや姫の代表曲として知られていますよね。
作詞を手がけた喜多條忠さんが経験した学生時代の思い出をベースに制作された切ない歌詞のストーリーは、そのリアルな情景描写に胸が締め付けられるのではないでしょうか。
多くのミュージシャンによるカバーも影響し、誰もが一度は聞いたことがあるであろう昭和の名曲です。
かもめが翔んだ日渡辺真知子

昭和53年にリリースされた本作は、渡辺真知子さんの代表曲として今も色あせない輝きを放っています。
海辺の光景を描いた歌詞は、別れた恋人への未練と前を向く勇気を巧みに表現しており、聴く人の心に深く響きます。
46万枚を売り上げる大ヒットとなり、第20回日本レコード大賞最優秀新人賞も受賞。
2007年には千葉ロッテマリーンズの試合で使用されるスタジアム・バージョンも制作され、新たな魅力を見せました。
海を眺めながら静かに聴きたい1曲として、心に余裕が欲しい時におすすめです。
赤いスイートピー松田聖子

昭和を代表するアイドルの1人、松田聖子さんが歌う『赤いスイートピー』。
1982年にリリースされたこの曲は、松任谷由実さんが呉田軽穂名義で作曲をしています。
徳永英明さんや上白石萌音さん、そのほかにも水樹奈々さんが自身が出演するアニメのキャラクターとしてカバーしたりと、幅広い世代に歌いつがれているこの曲。
親が聴いていて好きになったという方も多く、カラオケでも若い世代によく歌われています。
リリースから年月がたっても春を代表する曲の一つであり、好きな人をまっすぐに思うキュートな歌詞が魅力的な1曲です。