洋楽リリース曲まとめ【2025年4月】
2025年4月の洋楽シーンは、これまでにない多彩な音楽体験を届けてくれます。
イギリスのアイ・シー・オレンジさんが90年代のグランジスピリッツを現代によみがえらせた渾身の1曲から、アメリカのレオン・トーマスさんとハリー・ベイリーさんによる心に寄り添うR&Bコラボレーション、そしてスコットランドとイギリスの気鋭プロデューサーが織りなす洗練されたハウスサウンドまで。
ジャンルの垣根を越えて響く感動の旋律たちが、あなたの心に新たな扉を開いてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年4月】(111〜120)
AzizamEd Sheeran
世界で最も売れているシンガーソングライターの一人であるエド・シーランさんが、ペルシャ音楽とポップスを融合させた意欲的な作品を2025年4月に公開しました。
洗練されたメロディーラインに、ダフやサントゥールといった伝統的なペルシャ楽器の響きを織り交ぜた本作は、文化の境界線を超えた音楽の普遍性を感じさせます。
イリヤ・サルマンザデーさんとの共同プロデュースによって生まれた楽曲には、イランのポップスターであるアラシュさんやアンディさんもバックボーカルとして参加。
2025年3月15日にはニューオーリンズのフレンチ・クォーターでサプライズのストリートパフォーマンスも行われ、世界中の音楽ファンから熱い視線を集めています。
異文化への敬意と愛情が詰まった心温まる楽曲ですから、新しい音楽との出会いを求める方にぜひ聴いていただきたいですね。
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Lower PurposeFit For An Autopsy
アメリカ・ニュージャージー州で2008年に結成され、現在はデスコアシーンの最前線で活躍を続けているフィット・フォー・アン・オートプシー。
アルバム『The Nothing That Is』からのリード曲は、政治的腐敗や社会不安といった切実なテーマを、激しいブレイクダウンとグルーヴィなリフワークで表現した力作です。
重厚なギターリフと複雑なドラムパターン、そしてジョー・バドラータさんのパワフルなボーカルが絶妙なバランスで融合し、2024年10月のリリース以降、メタルファンの間で大きな注目を集めています。
本作はミュージックビデオも2025年4月に公開され、ライブならではの迫力とエネルギーが見事に収められています。
デスコアを軸としながらもメロディアスな要素も取り入れた楽曲なので、ヘヴィな音楽に興味のある方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
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Exile Is A HabitFox Stevenson
イギリスのリーズを拠点に活動する気鋭のシンガーソングライター兼DJ、フォックス・スティーブンソンさんによる新曲は、力強いドラムンベースのビートに乗せてエモーショナルなメロディが展開する印象的なナンバーです。
ロンドンのライブパフォーマンスでも大きな反響を呼んだ本作は、彼の代表作アルバム『Killjoy』でも見せた、ポップスとベースミュージックを見事に融合させたスタイルがさらに進化を遂げた意欲作となっています。
自己隔離や孤独感をテーマに据えながらも、エネルギッシュなサウンドに乗せて前向きなメッセージを紡ぎ出す展開は、まさに彼の真骨頂。
ダンスミュージックの快感とエモーショナルな歌声を求めるリスナーにぴったりの1曲です。
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Law N OrderGELO
アメリカ・カリフォルニア州出身のプロバスケットボール選手としても知られるジェロさんが、Def Jam Recordingsから新たなヒップホップチューンを2025年4月にリリースしています。
1990年代から2000年代初頭のニューオーリンズ・サウンドを彷彿とさせるピアノの旋律と重厚なベースラインが心地よく、ストリートでの経験を織り込んだリアルなストーリーテリングも印象的な一曲。
2025年3月に開催されたRolling Loud Californiaのステージで初披露され、観客から熱い歓声を集めた本作は、クラブでの再生にうってつけな作品に仕上がっています。
タイトな展開とバウンシーなビートが心地よい一曲を、夜のドライブのお供にいかがでしょうか。
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Everybody’s trying to figure me outHaim
カリフォルニア出身の3姉妹バンドHAIMが、自己探求の旅をテーマにした新作を届けています。
メンバーのダニエル・ハイムさんがツアー後のパニック発作をきっかけに作り上げた、彼女自身にとって思い入れの深い一曲となっています。
ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンさんとのコライトでさらに深みを増した楽曲は、他人の目を気にせず自分らしさを貫くことの大切さをメッセージとして掲げていますね。
フジロック2025での久々の来日にも期待しましょう!
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Swallow ThisHot Milk
イギリス・マンチェスターを拠点に活動するHot Milkが、メディア操作や権力の問題を鋭く告発する楽曲を2025年4月に公開しています。
デビューアルバム『A Call to the Void』で全英40位を記録したこのバンドは、エモやポップパンクの要素を融合させたエネルギッシュなサウンドを展開。
本作は6月発売予定のアルバム『Corporation P.O.P』からの先行曲として、激しいギターリフと力強いビートで聴く者を圧倒します。
マンチェスターで撮影されたミュージックビデオも同時に公開され、バンドのルーツを感じさせる映像美も見もの。
エモーショナルなメロディと社会への強いメッセージが響く本作は、現代社会に疑問を持つ全ての音楽ファンにおすすめの一曲となっていますよ。
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AnthraciteHumanity’s Last Breath
スウェーデンのデスコアシーンを代表するヒューマニティーズ・ラスト・ブレスが、新たな境地を切り拓く意欲作を2025年4月に公開しています。
デスコア、ドゥーム、ジェントといった多彩な要素を独自に融合させた圧倒的な重厚感と、デジタルなサウンドデザインが織りなす世界観は、まさに新たな時代のエクストリームミュージックと呼ぶにふさわしい仕上がりです。
本作はアルバム『Ashen』以来の楽曲で、物理的な世界からの解放というテーマを暗喩的に描き上げています。
そしてCentury Media Recordsと新たに契約を結んで以降、初めての作品となります。
メタルコアファンの皆さんはもちろん、ジェントやプログレッシブメタルを愛する方にもぜひ聴いていただきたい一曲です。
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