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洋楽リリース曲まとめ【2025年4月】

2025年4月の洋楽シーンは、これまでにない多彩な音楽体験を届けてくれます。

イギリスのアイ・シー・オレンジさんが90年代のグランジスピリッツを現代によみがえらせた渾身の1曲から、アメリカのレオン・トーマスさんとハリー・ベイリーさんによる心に寄り添うR&Bコラボレーション、そしてスコットランドとイギリスの気鋭プロデューサーが織りなす洗練されたハウスサウンドまで。

ジャンルの垣根を越えて響く感動の旋律たちが、あなたの心に新たな扉を開いてくれることでしょう。

洋楽リリース曲まとめ【2025年4月】(111〜120)

LilacKatatonia

KATATONIA – Lilac (Official Video) | Napalm Records
LilacKatatonia

スウェーデンが誇るメランコリック・メタルバンド、KATATONIAが2025年4月に力強い新曲を公開しました。

創設メンバーのアンダース・ニーストロムさんが脱退し、新ギタリストとしてニコ・エルグストランドさん、セバスチャン・スヴァランドさんを迎えた新体制での楽曲です。

ヨナス・レンクセさんの透明感のある歌声と、催眠的なリズム、重厚なリフ、プログレッシブな要素が絡み合う見事な楽曲に仕上がっています。

本作は、同年6月発売予定のアルバム『Nightmares as Extensions of the Waking State』の先行曲となっており、哀愁漂うメロディとともに新しい音楽性の予感を感じさせます。

メタルミュージックに限らず、物憂げなメロディと心地よいグルーヴを求める音楽ファンにもおすすめできる一曲です。

洋楽リリース曲まとめ【2025年4月】(121〜130)

Going, Going, GoneKnox

Knox – Going, Going, Gone (Official Video)
Going, Going, GoneKnox

アメリカ・オハイオ州出身のシンガーソングライター、ノックスさんが満を持してファーストアルバムを2025年4月に発表。

エド・シーランさんやジェームズ・アーサーさんの影響を受けつつも、Fall Out BoyやGreen Dayから着想を得たポップパンクテイストを独自の解釈で表現しています。

力強いベースラインと手拍子から始まり、予測不可能なギターリフと共に心地よく展開。

個人的な経験や感情を率直に歌い上げる彼の魅力が存分に詰まった作品に仕上がっていますよ。

4月12日のワシントンD.C.を皮切りに全米ツアーも予定されており、刻々と人気を集めているノックスさんの音楽性が存分に味わえる一枚です。

Free Mr. BanksLUCKI

LUCKI – Free Mr. Banks (Official Video)
Free Mr. BanksLUCKI

アメリカ・シカゴを拠点とするラッキー・キャメル・ジュニアさんは、ラップネームのLUCKIさんとして活動するトラップミュージックのアーティストです。

メンタルヘルスや人間関係をテーマにした内省的な作風で知られ、2013年のデビュー以来、着実にファンを増やしてきました。

2025年4月にリリースした本作は、シンセサイザーの旋律と重厚なキックドラムが織りなすメロウな音世界に、彼の感情豊かなフローが乗る一曲。

アルバム『DR*GS R BAD』に先駆けて公開された楽曲で、マルコ・レンツとブレント・ランボがプロデュースを手掛けています。

自由や解放をテーマに据え、夜のドライブや一人の時間に聴きたい雰囲気を持った楽曲です。

Silver LiningLaufey

Laufey – Silver Lining (Official Music Video)
Silver LiningLaufey

憂いを帯びた歌声とジャズ・ポップスの上品なメロディが交差する美しい名曲です。

アイスランド出身のラウフェイさんが心の扉を開くような恋愛の瞬間を描いた楽曲で、アルバム『Bewitched』でグラミー賞を受賞した彼女の新たな一歩となる作品。

クラシックとジャズの素養を持ちながら、現代的なポップセンスを巧みに組み込んでいくのが彼女の真骨頂。

母親が中国人のバイオリニストというバックグラウンドを持つ彼女は、エラ・フィッツジェラルドやチェット・ベイカーからも強い影響を受けており、本作でもそんな彼女ならではの洗練された音楽性が存分に発揮されていますよ。

Can’t Be Crete BoyLil Yachty & Veeze

Lil Yachty & Veeze – CAN’T BE CRETE BOY (Official Music Video)
Can't Be Crete BoyLil Yachty & Veeze

アメリカのヒップホップシーンを代表するリル・ヨッティさんとヴィーズさんによる待望のコラボ作は、マムブルラップを超えた音楽性の広がりを見せています。

アルバム『Let’s Start Here』でサイケデリックロックに挑戦したリル・ヨッティさんと、デトロイトの新世代を代表するヴィーズさんの化学反応が生み出す独特な世界観は見事なまでの一体感。

本作はソウルフルなサンプリングからアップテンポなビートへと展開する2部構成で、両者の魅力を余すところなく引き出しています。

2024年夏のコラボ作『Sorry Not Sorry』に続く今作は、Tyler, the Creatorのヨーロッパツアーでも披露され、観客を魅了しました。

現代ヒップホップの新境地を開拓したい方に強くお勧めの一曲です。

BØNESCRAPERMachine Head

MACHINE HEAD – BØNESCRAPER (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
BØNESCRAPERMachine Head

激しく重厚なギターリフとメロディアスな要素を融合させた一曲を、アメリカのヘヴィメタルバンドMachine Headが2025年4月に公開しました。

本作では、心の闇や失われた愛を普遍的なテーマとして描きつつ、バンドならではの攻撃的なサウンドが炸裂します。

11枚目のスタジオアルバム『UNATØNED』からの先行シングルで、アルバム全体の方向性を示唆する内容となっています。

6月17日には1000枚限定のレコードも発売予定。

Machine Headは「アルバム『The Blackening』(2007年)でグラミー賞にノミネートされたことも」というエピソードがあり、メタルシーンで確固たる地位を築いてきました。

音楽的な深みとメッセージ性を兼ね備えた本作は、ヘヴィメタルファンはもちろん、メロディックなサウンドを好む人にもおすすめの一曲です。

BRAND NEW SQ8OKI

ポーランド出身で現代的なアーバンサウンドとラグジュアリーラップを融合させたスタイルで知られるオーキーさん。

2025年4月にアルバム『I MISS YOU ON TOUR, Vol. 1』からリカットされた本作は、プロデューサーのブディ47さんを迎えて制作。

豪華なライフスタイルの中で見え隠れする人間関係の脆さを繊細かつ鋭敏に描き出す一曲です。

bambiさんをフィーチャーした印象的なイントロと、ドラマティックに展開するビートに乗せて、成功と依存の狭間で揺れ動く心情を赤裸々に表現しています。

ドライブシーンでのヘビーローテーションはもちろん、深夜の自室で内省的な気分に浸りたい時にぴったりな楽曲ですね。