邦楽の最新リリース曲【2025年5月】
2025年5月、音楽シーンに新たな風が吹き抜けています。
ホロライブ発のエレクトロポップから心温まるシティポップ、そして魂に響くメッセージソングまで、驚くほど多彩な楽曲が誕生しました。
恋の不具合をポップに歌った中毒性のあるナンバーや、青春への思いをつづった温かな楽曲など、それぞれが独自の魅力を放っています。
この記事では、そんな個性豊かなアーティストたちの作品をじっくりとご紹介します。
きっとあなたの心に刺さる1曲が見つかるはずです!
邦楽の最新リリース曲【2025年5月】(111〜120)
BLACK DOLLЯu-a

ダンス、ハイパーポップ、R&Bといった多彩なジャンルを融合させたサウンドと、リスナーの心を掴む魅力的な歌声が織り成す独自の世界観。
若手女性アーティストЯu-aさんが2025年5月にリリースした本作は、洗練されたトラックメイキングと、キャッチーなメロディラインが見事に調和した楽曲です。
プロデューサーTaydexさんが手掛けた楽曲は、ファンキーなビートと印象的なフックが絶妙なバランスで絡み合い、日本のkawaii文化と洋楽の要素を巧みにブレンド。
MVには久しぶりに本人が出演し、イメージカラーのピンクを基調とした世界観が存分に詰め込まれています。
リズミカルなサウンドと繊細な感情表現が魅力の本作は、現代的なポップミュージックを好む音楽ファンにおすすめです。
空腹つきみ

福島のギャルロックバンドつきみが2025年5月に放った楽曲は、心の空虚さを満たされない気持ちと向き合いながらも、その想いから目を背けて夢想の世界に逃げ込むという心情を、力強いロックサウンドと繊細なメロディラインで表現しています。
2023年9月の前作『ガールズバンド』では女性の友情を歌い、2022年のEP『オトコ一瞬ダチ一生』がタワーレコード渋谷店の「タワクル」で9週連続1位を獲得するなど着実に実績を積み重ねてきた彼女たち。
本作は心の中の寂しさに共感できる人、自分の素直な気持ちと向き合いたい人にぴったりの一曲となっています。
春ブランデー戦記

サビのメロディはキャッチーかつエモーショナルで、切なさと希望が交錯する印象的な楽曲です。
大阪発の3人組バンド、ブランデー戦記が2025年5月に発表したアルバム『BRANDY SENKI』に収録されており、ahamoの新生活キャンペーン「今、動けない君へ」のタイアップ曲として話題になりました。
季節の移ろいとともに感じる心情の変化を、ザラついたギターサウンドと80年代の歌謡曲を彷彿とさせるリズミカルなベースラインで表現しています。
春の訪れを感じながら新たな一歩を踏み出そうとしている人にぜひ聴いてほしい一曲で、オーストラリア人ディレクターNathalie Scarletteさんが手掛けたMVも必見ですよ。
火星人ヨルシカ

文学的なメッセージと透明感のある歌声が織りなす、青春の儚さと理想への憧れを描いた珠玉の一曲。
TVアニメ『小市民シリーズ』第2期のオープニングテーマとして2025年5月にヨルシカが贈る本作は、n-bunaさんによる繊細な楽曲とsuisさんの表現力豊かなボーカルが見事に調和しています。
アルバム『だから僕は音楽を辞めた』や『盗作』などで知られる彼らの真骨頂である文学的な歌詞と、ポップでありながらも哲学的な世界観は健在。
ギターを中心としたアレンジとsuisさんの歌声が生み出す情感豊かな音の世界は、理想と現実の狭間で揺れ動く心情に共感を覚える方や、繊細な音楽表現を好む方にぴったりの一曲です。
メモリー吉澤嘉代子

故郷への想いを丁寧に紡いだ楽曲が吉澤嘉代子さんから届きました。
埼玉県で開催される「第75回全国植樹祭」の大会テーマソングに採用され、故郷の自然やそこに生きる生き物たちへの眼差しを温かみのある歌声で表現しています。
ノスタルジックかつ壮大なアレンジを手がけたのは、過去に『涙の国』や『オートバイ』の編曲を担当した小西遼さん。
吉澤さんの幼少期のホームビデオを使用したミュージックビデオも、本作の世界観を一層深めています。
デビュー11周年を記念する意味深い楽曲として2025年5月にリリースされ、2025年4月の日比谷野外音楽堂での単独公演で初披露されました。
幼い頃の思い出と共に故郷を見つめ直したい方に、心からおすすめしたい一曲です。
キケンな魔法宮本佳林

アニメソング風の爽やかな雰囲気が魅力的なポップチューンで、宮本佳林さんの透明感のある歌声が印象的なナンバー。
作詞を西野蒟蒻さん、作曲を渡辺和紀さん、編曲を戸嶋友祐さんが手がけた本作は、ファンタジックな世界観と軽快なサウンドが見事に調和した楽曲となっています。
2025年6月に4枚目のシングルとしてリリースされ、両A面の形でお届けされました。
2025年5月にはM-line Specialで初披露され、ファンからの反響も上々だったようですね。
宮本さんのソロアーティストとしての新境地を感じさせるポップチューンは、明るい気分になりたいときやドライブのお供にぴったり。
アイドル時代のイメージを大きく覆す新たな音楽性にも注目が集まっています。
またね、ヒーロー川崎鷹也

誰かを励ます時に口にする「頑張れ」という言葉の重みと、その言葉を受け取る側の複雑な感情を見事に表現したミドルバラードを、川崎鷹也さんが2018年7月にシングルとしてリリースしました。
アコースティックギターを基調とした温かみのあるサウンドと、心に染み入る歌声が、新しい環境に飛び込む勇気と不安を抱えた人々の気持ちに寄り添います。
インディーズ時代の名曲なのですが、こちらの楽曲が2025年5月にリリースされる4枚目のアルバム『曖昧Blue』に改めて収録され、新たにMVも制作されているのですね。
当時からのファンの方も、ぜひチェックしてみてください。