RAG Music演歌の名曲
素敵な演歌
search

70年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲

演歌といえば、こぶしを効かせて日本の情緒や恋愛模様を歌う…といったイメージをお持ちの方も多いでしょう。

演歌が大衆音楽として人気を博したのは1960年代からなのですが、実は「演歌」という名称が定着したのは1970年代以降のことなのですね。

こちらの記事ではそんな70年代にヒットした演歌の名曲をリサーチ、まずは聴いてほしい日本人の心に響く演歌をまとめています。

一度は耳にしたことがある大ヒット曲はもちろん、歌謡曲寄りの曲も多くピックアップしていますから、昭和の日本の音楽に興味がある若い音楽ファンの方もぜひチェックしてみてくださいね。

70年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(1〜20)

おもいで酒小林幸子

おもいで酒 小林幸子 ギター弾き語りcover
おもいで酒小林幸子

日本の演歌界を代表する歌姫、小林幸子さんの代表曲となった楽曲。

昭和54年1月にリリースされたシングル曲で、オリコンチャートで初登場77位からスタートしたものの、発売から4ヶ月後にはトップ10入りを果たすという快挙を成し遂げました。

本作は、小林さんにとって長い低迷期を終えるきっかけとなった記念碑的な一曲。

心に染みる哀愁を帯びたメロディと、切ない恋の情景を描き出す歌詞が、聴く人の心を掴んで離しません。

失恋した人物の複雑な心情を、お酒を飲みながら思い出に浸る様子として表現しており、誰もが共感できる普遍的なテーマが魅力です。

心のこり細川たかし

『心のこり』は、札幌を活動の中心にし、数々の音楽新人賞を受賞した細川たかしさんのシングル曲として、1970年代の演歌界に旋風を巻き起こしました。

細川たかしさんのハイトーンボイスと、民謡で鍛え上げられた豊かな肺活量が生み出す圧倒的な歌唱力が魅力です。

女性を一人称にした特徴のある歌詞は今も多くの人々に愛されています。

イントロ部分の泣きのサックスと切なさが溢れる歌詞、その歌声が融合することで、日本人の心を深く揺さぶるナンバーに仕上がっています。

今も大御所として君臨する細川さんのフレッシュな歌声をお楽しみください。

おゆき内藤國雄

プロ棋士 内藤国雄 ミリオンセラー「おゆき」を歌う
おゆき内藤國雄

天は二物を与えずと言われる中で、1970年代に棋士の中で最も歌が上手く、歌手の中で最も将棋が強い人物の内藤國雄さんがいました。

18歳でプロの将棋士となり、カラオケが普及された時代にバーで歌っていた内藤さんに”流し”のボスにスカウトされた程です。

「持って生まれた運命」の内藤さんの才能に脱帽ですね。

なみだの操殿さまキングス

日本の音楽シーンに深い足跡を残した殿様キングスの代表曲と言えば、この曲を挙げる方も多いのではないでしょうか。

1973年にリリースされ、197.3万枚という驚異的なセールスを記録した本作は、女性の一途な愛と切ない心情を歌い上げた名曲です。

男性中心の社会観を反映した歌詞は、当時の時代背景を色濃く映し出しており、その後の演歌のスタイルにも大きな影響を与えました。

近年では「ちびまる子ちゃん」を通じて新たな世代にも愛され、その魅力が再発見されています。

失恋の痛手を癒したい時や、純粋な愛を感じたい時に聴きたい一曲です。

舟唄八代亜紀

こちらの曲はは八代亜紀さんのハスキーボイスと、名曲作りで知られる阿久悠さんと浜圭介さんのコンビが作り上げた楽曲です。

男歌風のリリックが特徴だったため、女性が歌うこの曲は新鮮さと豪快さを表現し、昭和の日本の音楽シーンに深い印象をもたらしました。

この歌の存在感は、2006年にサントリー・ボスのCMにも起用され証明されています。

一聴しただけで忘れられないその力強さと感動を引き立てる曲で、昭和の風景や音楽を感じることができます。

そして、この曲は昭和の名曲に触れたい若い世代にもオススメです。

夢追い酒渥美二郎

演歌の花と呼ぶにふさわしい名曲が、この楽曲です。

深い悲しみと寂しさを酒に託して紛らわす心境を鮮やかに描き出し、聴く人の心に染み入ります。

1978年2月にリリースされた本作は、当初注目されませんでしたが、渥美二郎さんの全国ツアーなどのプロモーション活動により人気が高まり、翌1979年にはオリコンチャートで年間第1位を獲得するほどの大ヒットとなりました。

カラオケの定番としても愛され続けているので、演歌に馴染みのない方も、一度歌ってみる価値は十分にありますよ。

失恋の痛手を癒したい時や、人生に迷った時に聴くと、心に響くこと間違いなしです。